1. 甘酒パウンドケーキの作り方
パウンドケーキは材料をさっくりと混ぜるだけでできるので、卵を泡立てるケーキよりも簡単に作れる。お菓子作り初心者にもおすすめのケーキだ。
甘酒パウンドケーキに使う材料
パウンドケーキの主な材料は小麦粉、ベーキングパウダー、卵、砂糖、バターだ。これに、甘酒をプラスしよう。甘酒をパウンドケーキに使うときは、卵の量を少なめにしてその分甘酒をプラスする。液体の量が増えてしまうと、生地が緩くなってしまうためだ。
甘酒を使ったパウンドケーキの作り方
作り方はまずバターと砂糖を混ぜて卵と甘酒を加え、小麦粉やベーキングパウダーなどの粉類を合わせる。生地を型に流し込んで、オーブンで焼けば完成だ。混ぜて焼くだけでOKのパウンドケーキは、子どもと一緒に作るのにも適している。ふわっとした甘酒のよい風味が、パウンドケーキをより上品に仕上げてくれるのだ。
2. ケーキ作りに甘酒を使うメリット
近年では飲む美容液とたとえられる米麹の甘酒がとくに人気である。米麹で作られる甘酒はアルコール分が含まれていないので、子ども向けのおやつにも使用されることもある。ケーキ作りに甘酒を使うメリットを見ていこう。
砂糖代わりに使える
ケーキ作りに甘酒を使うと、自然な優しい甘みをつけられるので、砂糖の量を減らすことも可能だ。砂糖を使わないおやつは、甘みへの依存を防ぐ効果があるといわれている。「子どもにはなるべく砂糖の入ったおやつを与えたくない」という親にも、甘酒を使ったおやつは注目されているのだ。
カロリーを抑えられる
甘酒を使い、砂糖や卵の量を減らせばカロリーを落とすことも可能だ。甘酒を使ったおやつは、小さい子どもだけではなく、ダイエット中や健康に気を遣っている大人にも積極的にとり入れてみてほしい。
3. 甘酒パウンドケーキの保存方法
パウンドケーキの型は大きいので、甘酒パウンドケーキは一度に大量に作ることになる。パーティーの場に提供するならともかく、自宅のおやつとして一度ですべて食べきるのは難しいだろう。適切に保存をして、ゆっくりと味わう食べ方がおすすめだ。ここではパウンドケーキの保存のコツを見ていこう。
冷蔵保存のコツ
パウンドケーキはクッキーとは違い水分を多く含むので、保存は常温よりも冷蔵庫の中が望ましい。冷蔵庫の中は乾燥しているので、できるだけ1つずつラップに包み、さらに保存袋などに入れて密閉しておくとよい。
家庭の冷蔵庫で保管した場合、正確な賞味期限を決められない。しかし、見ためがパサつきすぎていたり、食感が変わっていたりすれば時間が経ちすぎた目印となる。冬場は1週間、夏場は3日程度を目安に食べきろう。なお、食べる前に電子レンジで温めれば、焼き立ての美味しさが堪能できる。
冷凍保存のコツ
パウンドケーキをまとめて作っておき、毎日のおやつの時間にゆっくりと食べたいという人は、冷凍保存をして好きなタイミングで食べよう。冷蔵して時間が経ちすぎてダメにするのはもったいない。あらかじめ日が開くことがわかっているのなら、始めから冷凍保存をしておいたほうが最後まで美味しく食べられるだろう。
家庭用の冷凍庫は開け閉めが多く、庫内の温度があがりやすくなってしまう。そうなると冷凍庫の食材が解凍されて品質低下につながるので、十分に注意をしよう。冷凍しているとはいっても品質は徐々に低下していく。冷凍したパウンドケーキは1ヶ月ほど持つが、美味しく食べたい場合はなるべく早く食べきるようにしよう。
結論
パウンドケーキを作るときに甘酒を使うと、砂糖や卵の量を減らせるのでカロリーダウンにつながる。さらに甘酒のふわりとした独特の風味が、よりいっそうの美味しさを引き出してくれるのだ。「いつものレシピに飽きてしまった」というときは、ぜひ甘酒を使って新たな美味しさを感じてほしい。
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