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同じでもいいんです!10年作り続けられるレシピを作る方法

同じでもいいんです!10年作り続けられるレシピを作る方法

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 黒沼祐美(くろぬまゆみ)

鉛筆アイコン 2021年1月11日

料理本と格闘し、毎日異なるメニューを作り続けることが、料理上手への道に繋がるとは必ずしもいえない。どちらかといえば、代わり映えのしないメニューであってもレシピ本なしで作る能力のほうが、毎日の食卓には求められている。今回お届けするのは、そんな何度も作りたくなるレシピについて。これから先長く愛せる10年レシピを作る方法を学んでいこう。

  

1. 10年レシピとは

10年レシピとは、その名の通り、10年作り続けられるレシピのこと。繰り返し作り続けることで、いつしかレシピを見ずに作れるようになるレシピといい換えることもできる。
目新しいレシピに挑戦するモチベーションはもちろん大切だが、日々異なるレシピに挑戦するのは至難のワザ。忙しいオリひと世代にとっては、現実的ではない。ある程度の定番レシピを保ちながら、レシピを更新していく必要がある。その基礎となるのが、10年レシピである。

2. 10年レシピの作り方

セットで覚える

10年レシピの作り方、ひとつ目のアイデアは主菜、副菜、汁物をワンセットにして、覚える方法。家族が好きな献立でも、自分的にお気に入りの献立でもOK。焼き魚・青菜の和え物・キノコの味噌汁、ハンバーグ・ほうれん草のバターソテー・野菜スープなど、奇をてらわないものを選ぶといい。

定番を極める

10年レシピふたつ目のアイデアは唐揚げ、生姜焼き、野菜炒め、餃子など、家庭料理の定番といえるレシピを極めること。繰り返し作るうちに参照しているレシピとは工程や素材に違いが出てくることもある。その場合は、レシピに追記したり、新たにレシピを書いたりするといい。年齢や環境によっても美味しいという感覚は変わるものである。自分の舌を信じてアレンジを加えていこう。

素材で覚える

最後のアイデアは、よく購入する食材を中心にレシピを覚える方法。豚ひき肉や鮭など、家計に優しいリーズナブルな食材は、レシピがいくつかあると便利なものである。それぞれ、煮る、揚げる、焼くなど調理法別に覚えるとより展開しやすい。

3. 実録!うちの10年レシピ

セットで覚える

我が家の10年レシピ、セット編は牛丼と青菜の梅和え、季節野菜の味噌汁という組み合わせ。牛肉400g、玉ねぎ1個、生姜ひとかけ。酒と砂糖、みりんが大さじ2、醤油が大さじ3、水1と1/2カップ、スライスした玉ねぎと生姜をフライパンに入れて火にかけ、一煮立ちさせる。一口大に切った牛肉を入れて、20分ほど中火で煮込めば完成だ。青菜の梅和えは、ほうれん草、小松菜、チンゲンサイ、水菜、ブロッコリーなど、緑黄色野菜ならなんでもOK。味噌汁も定番具材にこだわらず、トウモロコシやベーコンと里芋など、旬に合わせてアレンジしたい。

定番を極める

家庭料理の定番と呼ばれるメニューは、多くの人に愛されるからこそ、背負うことのできるネーミング。その意味では10年レシピにふさわしいといえる。例えば唐揚げ。一般的には生姜の絞り汁を入れることが多いが、我が家は試行錯誤の末、酒、塩、たまり醤油、ごま油に漬け込むだけ。好みの味を研究した結果、ここに行き着いた。基本からの脱却を測ることでレシピは自ずと定着する。これが10年レシピに昇格する秘訣だ。

素材で覚える

リーズナブルな豚ひき肉は、家庭料理に欠かせない存在だ。我が家ではカレー、ミートボール、塩そぼろにアレンジするのが定番。多いときは、1週間ですべて登場するほどのヘビロテメニューである。それぞれそのままではもちろんアレンジできるメニューなので、お弁当の具材としても活躍してくれる。作り続ける理由があるということも10年レシピ昇格の鍵だ。

結論

レシピを見ずに料理が作れるということは、次の工程が予測できているということ。これぞ、料理上手への近道である。10年レシピを少しずつでも着実に増やしていくと気がついた頃には、多くのレシピが身についているはずである。10年レシピの作り方は、ひとそれぞれ。アイデアを参考に取り組んでみよう。
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  • 更新日:

    2021年1月11日

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