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レモン

レモンの効能とは?美容だけでなく肝臓や腎臓・高血圧対策にも!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 黒沼祐美(くろぬまゆみ)

鉛筆アイコン 2022年5月 5日

今回紹介するのはレモンの効果効能だ。はちみつ漬けやレモンスカッシュ、ゼリーなど、いろいろな料理で楽しめるレモンだが、どのような栄養が含まれていているのかを皆さんは意識して食べているだろうか。レモンを食べることによって期待できる効能とは?

  

1. レモンの効果効能とは

レモン
レモンの特徴は品種によって生産地が違うため、味や香りが少しずつ異なるところだ。最初にレモンを食べることで期待できる効能を紹介しよう。

肝臓の働きをサポート

レモン果汁は身体に不要な物質と毒素を体外へ排出する働きがある。また肝臓内の胆汁の分泌を促進し、生成された胆汁酸が消化酵素の働きを助けるため、胸焼けやゲップのような消化不良のリスクを軽減する(※1)。

腎臓結石の予防

尿路結石症の原因は、食生活と代謝が大きく関係している。レモンに含まれるクエン酸はシュウ酸やカルシウムが尿中で結合するのを予防してくれる(※2)。

高血圧の予防

レモンに含まれるカリウムは腎臓でナトリウムの再吸収を抑制し、尿中への排泄を促すため、血圧を下げる効果が期待できる(※3、4)。

免疫力の強化

レモンには抗酸化作用のあるビタミンCが含まれており、免疫力をアップする効果が期待できる(※3、5)。

ストレス緩和

レモンに含まれるビタミンCは、ストレスが多いときに分泌されるアドレナリンの合成に関わる(※3、6)

疲労回復

レモンには疲労回復効果が期待できるクエン酸が多く含まれている(※5)

抗酸化作用

レモンに含まれるビタミンCは紫外線からのメラニン合成を抑える働きや、抗酸化作用により肌の老化予防効果が期待できる(※3、7)。

2. レモン入りドリンクの効能

レモンガーデン
次にレモン入りドリンクの効能について紹介しよう。

ホットレモンの効能

ホットレモンは熱湯にレモン果汁とはちみつを加えて混ぜるドリンクだ。広島にある県立安芸津病院は転倒防止に力を入れており、中高年の女性ボランティアを対象に、レモン果汁飲料を毎日1本摂取してもらったという。試験開始前と開始してから1・3・6ヶ月後に検査を行ったところ、前腕骨密度と骨の生成に関連する指標、生活習慣病(血圧)の変化が確認できた。結果はレモン果汁飲料を継続して摂取することで、前腕骨密度が維持できるうえ、日々代謝される骨吸収指標が低下していることが認められたという。さらに血圧が低下していることも認められた(※8)。

はちみつレモンの効能

豆乳にレモン果汁とはちみつを加えたドリンクは、ヨーグルトのようにさわやかで美味しい。飲むことで期待できる効能は、豆乳の良質な大豆たんぱくを摂取できるうえ、女性ホルモンに似ている働きをするイソフラボン、レモンのビタミンCが加わるので美肌効果や疲労回復効果が期待できる。また、はちみつは吸収のよい糖分で、即効性のあるスタミナアップを期待できる。とくに時間のない朝の栄養補給をはじめ、疲れたときのエネルギー補給、更年期障害の症状を緩和したい女性におすすめだ(※9)。

3. レモンの効能を引き出す摂取方法

新鮮なレモン
最後にレモンの効能を引き出す摂取方法を紹介しよう。レモンのような食品に含まれているビタミンCの量は、長期保存や調理により減少することがある。しかし、蒸し加熱や電子レンジを使用すれば、ビタミンCの損失を軽減できることがある。野菜や果物のようにビタミンCを含む食物の多くは、基本的に生で食べられるものが多い。レモンの効能を引き出すには、なるべく蒸すかレンジ加熱、生で食べるべきだろう(※10)。ちなみにビタミンCは一日に必要とされる量の野菜や果実、芋類などを摂取し、3食バランスのよい食事を心がけていれば不足する心配はまずない(※11)。

結論

レモンを摂取することで期待できる効能を紹介した。先述したようにレモンを食べると肝臓の働きをサポートできたり、腎臓結石を予防したり、免疫力を強化するなど、さまざまな効能が期待できる。今後の食生活にレモンを積極的に取り入れてみてはいかがだろうか。
(参考文献)
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  • 更新日:

    2022年5月 5日

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