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タオルの臭いにおいは雑菌が原因!簡単な対処法や予防法を徹底解説!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2022年12月16日

バスタオルやフェイスタオルから嫌なにおいがする場合、雑菌が原因の可能性が高い。そのためタオルのにおいを予防するには、雑菌が繁殖しない環境を整えることが大切だ。この記事ではタオルのにおいの予防法や、タオルが臭い場合の対処法を解説する。嫌なにおいをスッキリ落とし、タオルを気持ちよく使おう。

  

1. タオルの臭いにおいの原因は?

タオル
タオルを洗ったはずなのに汗臭い、生乾き臭がする、濡れると臭くなるなどでお悩みの人も多いのではないだろうか。タオルが臭い原因は、落としきれなかった皮脂などの汚れに雑菌が繁殖しているためだ。ここでは、においの特徴ごとに、どんな雑菌が原因なのか紹介する。タオルのにおいをキレイに落とすためにも、しっかり押さえておこう。

主に雑菌の繁殖によるもの

【生乾きのようなにおいがする場合】
タオルから生乾きのようなにおいがするなら、「モラクセラ菌」が原因の可能性が高い。モラクセラ菌は人の口や鼻にもいる常在菌の一種だ。部屋干し臭の原因でもある雑菌で、皮脂汚れや石鹸カスなどを養分にし、水分があるところで繁殖する。
【汗臭さやアンモニア臭がする場合】
タオルが汗臭い、アンモニア臭を感じるなどの場合は「マイクロコッカス菌」が繁殖している疑いが強い。マイクロコッカス菌はモラクセラ菌と同様、人の体にいる常在菌の一種を指す。皮脂などの油汚れを分解し、汗臭いにおいを出すのが特徴だ。

2. タオルが臭いときの対処法

沸騰
タオルが臭いときの対処法には、主に煮沸、漂白、乾燥の3種類がある。においのもととなる雑菌は熱で死滅させるか、除菌・消臭作用のある漂白剤を使ってスッキリ落とすのがよい。

煮沸

雑菌は熱に弱いので、タオルを煮沸することでにおいを消すことができる。まずは大きめの鍋に熱湯をたっぷり沸かし、洗濯石鹸を少々溶かす。軽く沸騰した状態でタオルを10分ほど煮てから、洗濯機で通常通り洗おう。ただし、煮沸によって色落ちしたり生地が傷んだりする場合もあるので、大切なタオルにはあまりおすすめできない方法だ。

酸素系漂白剤でつけ置き

漂白剤には除菌・消臭効果があるので、臭いタオルのにおい取りに向いている。塩素系漂白剤を使うと色落ちのおそれがあるので、色柄もののタオルには酸素系漂白剤を使おう。洗面器などに50℃ほどのお湯を張り、規定量の酸素系漂白剤を入れてつけ置きするのが有効な対処法だ。

コインランドリーの乾燥機

高温の温風で雑菌を死滅させる対処法も適している。家庭用の乾燥機でもよいが、できればコインランドリーの乾燥機を使ったほうが臭いタオルに効きやすい。家庭用の乾燥機の温度が60℃程度なのに対し、コインランドリーでは80~120℃の温度で乾燥させられるためだ。

電子レンジで加熱するのは危険?

熱に弱い雑菌を消すために、タオルを電子レンジで加熱させようと思う人もいるかもしれない。しかし電子レンジでタオルを温めるのは避けたほうがよい。タオルを電子レンジで10分ほど加熱して、火災が発生したケースもあるためだ。電子レンジを使う対処法は一見簡単に思えるが、このように事故のおそれがあるためやめよう。(※1)

3. タオルが臭くなるのを防ぐ方法

タオル
タオルの臭いにおいは予防するに越したことはない。ここではタオルが臭くならない対処法として、3つの方法を紹介する。日頃から意識して、習慣づけるようにしよう。

今日からできるタオルのにおい対策

【濡れたまま放置しない/洗濯物を溜め込まない】
濡れたままのタオルを放置すると雑菌が繁殖し、臭いにおいの原因になりやすいため、濡れたタオルはこまめに洗濯しよう。また、濡れたタオルをほかの洗濯物とまとめておくとにおいが悪化しやすいので、洗濯物は溜め込まないようにしてほしい。
【洗剤は適量を心がけ速やかに乾燥させる】
洗剤をたくさん入れると効果が増すような気がするが、洗剤カスが汚れやにおいの原因になることもある。洗剤が多すぎると洗剤カスが残りやすいので、洗剤は適量を心がけよう。さらに洗濯物は速やかに乾燥させ、濡れた状態が長く続かないように注意したい。
【定期的に洗濯槽を掃除することも大切】
洗濯槽のカビや汚れがにおいを生んでいるおそれもある。洗濯槽は定期的に掃除し、内部の汚れを取り除こう。2ヶ月に1回程度を目安に掃除するのがおすすめだ。

4. 臭いにおいが取れないタオルは買い替えも検討しよう

タオル
タオルの嫌なにおいはなかなか取れにくい。臭いにおいが取れない場合は、思い切ってタオルの買い替えも検討しよう。タオルは消耗品なので、毎日気持ちよく使うためにも適宜買い替えていくのが望ましい。洗濯や干し方に気をつけて使えば3~5年使えるものもあるが、洗濯回数30回、7~8ヶ月ごとに交換が目安のようだ。

結論

タオルが臭い場合は雑菌の繁殖が原因だ。雑菌は熱や漂白剤に弱いので、煮沸・乾燥や漂白剤でのつけ置きを試そう。においがつかないようにするためには、濡れたまま放置しない、洗濯後は短時間で乾かすなどの予防法を意識してほしい。
(参考文献)
※1出典:日本リネンサプライ協会「消防署からのお知らせ」
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  • 更新日:

    2022年12月16日

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