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段ボール

ダンボールの捨て方のコツ | 正しい処分方法やまとめ方を解説

投稿者:ライター 吉田梨紗 (よしだりさ)

鉛筆アイコン 2022年12月13日

ダンボールを処分するなら、捨て方のコツをチェックしておくことが大事だ。縛り方などの基礎知識を確認しておけば、正しい方法で処分できる。この記事ではダンボールの正しい捨て方や、縛り方のコツを紹介する。ダンボールを処分するまでの保管方法とあわせて解説するので、ぜひ参考にしてほしい。

  

1. ダンボールの正しい捨て方

段ボール
ダンボールは正しい捨て方で処分する必要がある。捨て方のコツとあわせて、基本的なルールを確認しておこう。

ダンボールは資源ゴミとして処分

ダンボールは「資源ゴミ」として分類するのが一般的だ。ひもで縛ってから、資源ゴミの日に指定の回収場所に持っていく。配達伝票などのカーボン紙や粘着テープは剥がし、金属やプラスチックは取り除いておくのが捨て方のコツだ。
一方で強いにおいがついたり、汚れたりしたダンボールは資源ゴミとして処分できない。小さくちぎったうえで指定のゴミ袋にいれて、燃えるゴミとして処分しよう。
なお、自治体によって捨て方のルールは異なる。「古紙」や「紙類」として分類するケースもあるだろう。細かいルールを定めている自治体もあるので、公式サイトで調べておくのが捨て方のコツだ。

自治体以外での処分方法

【不用品回収業者に依頼する 】
ダンボールを大量に処分する場合は、不用品回収業者や古紙回収業者への依頼を検討しよう。電話1本で家まで回収してもらえるため、運ぶ必要がない。不用品回収業者なら、そのほかの不用品を一緒に引き取ってもらうことが可能だ。
ただし、不用品回収業者の場合は無許可のケースがある。不法投棄や高額な処分料金の請求といったリスクがあるため、「一般廃棄物処理業許可(※)」があるか確認してから利用してほしい。
【引越し業者に引き取ってもらう】
ダンボールの回収サービスを実施している引越し業者は多い。引越し後に不要になった大量のダンボールを、まとめて処分できる。
ただし、引越し業者によって回収のルールは異なるので注意。処分費用がかかったり、期間や枚数に制限があったりするケースもある。見積もりのときに確認しておくのが、捨て方のコツだ。

2. ダンボールの捨て方のコツ | 縛り方

紐
ダンボールはバラけないように、縛ってから処分しよう。捨て方のコツとして、基本の縛り方を紹介する。

紙ひもを使ってまとめる

複数のダンボールを処分する際は、縛ってまとめておくのが捨て方のルールだ。ビニールひもが使える自治体もあるが、基本的には紙ひもがよい。粘着テープやガムテープで縛るのはNGだ。適当にまとめると収集場所に持っていくまでにバラけるので、縛り方のコツを確認しておこう。

ひもの縛り方の種類

【十字縛り】
  • 前面から後面に向かって横方向にひもを回す
  • 後面でひもを交差させたら縦方向に前面へひもをまわす
  • ひもの両端を横向きのひもの下にくぐらせる
  • ひもの両端を引っ張って十字に整えたらダンボールの端で固結びをする
ひもが十の字になるように縛るのが縛り方のコツだ。十の字が中央になるよう、ひもを交差させる位置を調整してほしい。
【キの字縛り】
  • 下から3分の1の部分で後面から前面に横向きでひもを回す
  • 縦の中央でひもを交差させて上下に引っ張る
  • 上のひもの端を上から3分の1の部分で後面から前面へと横向きに回す
  • 上から3分の1の部分で交差させる
  • ひもを上に引っ張りキの字になるように形を整える
  • ダンボールを裏返す
  • 横向きになっている2本のひもの下に縦のひもを通してキの字にする
  • ダンボールの下端で固結びをする
キの字になるようにまとめることで、大きさの異なるダンボールがバラけにくくなる。交差させるとき、ひもが緩まないように強く引っ張るのが縛り方のコツだ。
【四の字縛り】
  • ひもで「4の字」を作って床に置く
  • 4のひもが交わっている箇所の上にダンボールを置く
  • 右から出ているひもを4の穴に通す
  • 通したひもを下から出るひもと結んで固結びにする
4の字はやや大きめに作っておこう。小さすぎても縛りにくいので、ダンボールの大きさにあわせて調整してほしい。

3. ダンボールの捨て方のコツ | 保管方法

段ボール
ダンボールを処分するまで、適切な方法で保管することが大事だ。捨て方のコツとして、2つのポイントをまとめた。

水にぬれないようにする

ダンボールは水に弱いので、ぬらさないように注意しよう。ぬれると形が崩れてしまい、資源ゴミとして処分できなくなる。業者への引き取りを断られる恐れもあるので、屋外での保管は避けたほうがよい。
湿気が多い場所でも同様のことがいえる。処分するまで長期間保管する場合は、乾燥した場所に置いておくのが捨て方のコツだ。

個人情報が分からないようにしておく

通信販売などで送られてきたダンボールには、氏名や住所、電話番号などが記載されている。個人情報の漏えいがないように、伝票やシールを剥がしておくことが重要だ。剥がせないときやダンボール本体に個人情報が書かれている場合は、油性ペンで念入りに塗りつぶしておこう。

結論

ダンボールは資源ゴミに分類するのが一般的だ。自治体の公式サイトで捨て方のルールを確認して、正しい方法で処分しよう。ダンボールを正しい方法で縛るのが、捨て方のコツだ。基本的な3つの縛り方をぜひマスターしてほしい。そのほかに保管方法のコツも解説したので、あわせてチェックしておこう。
(参考文献)
※1:環境省「いらなくなった家電製品は正しくリユース・リサイクル!」
インフォメーションマークアイコンオリひとを楽しむための注意事項はこちら
  • 更新日:

    2022年12月13日

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