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電気毛布

電気毛布の電気代は?節電につながる使い方のコツや注意点も解説!

投稿者:ライター 松岡由佳里 (まつおかゆかり)

鉛筆アイコン 2022年12月31日

冬は、暖房器具の使用で一気に電気代がアップするという家庭も多いだろう。暖房器具によって、電気代はかなり異なってくる。少しでも節電するためには、暖房器具の性質を理解して選ぶことが大切だ。そして、電気代が安くて暖かさも得られるのが電気毛布だ。電気毛布を上手に取り入れることで、節電につながる。ここでは、電気毛布にかかる電気代、節電のコツ、注意点などを紹介しよう。

  

1. 電気毛布の電気代はいくら?

電気料金
電気毛布は、毛布の中に通っている電熱線に電気が流れることで毛布を温める仕組みになっている。電気毛布の電気代はどれくらいなのだろう。

電気毛布の電気代の目安

【電気代の計算方法】
電気代の計算方法は次の式に当てはめて計算できる。なお、電気料金の単価は電力会社やエネルギー需要などで変動するが、ここでは料金単価を27円/kWhとしている。
「消費電力×時間×27円/kWh=電気代」

【電気毛布1時間あたりの電気代の目安】
電気毛布の消費電力は、弱で15W、強で50Wを1時間使用した場合を想定した。

【電気毛布を弱で1時間使ったときの電気代】
0.015kW×1時間×27円/kWh=0.4円

【電気毛布を強で1時間使ったときの電気代】
0.050kW×1時間×27円/kWh=1.35円

電気毛布は、大きさやメーカーによっても消費電力が違ってくるので、購入前に消費電力を確認しよう。

エアコン・電気ストーブ・こたつの電気代と比較すると?

電気毛布の電気代とほかの暖房器具との電気代を比較してみよう。

【エアコンの電気代】
6畳用のエアコンの消費電力を450Wと想定し、1時間稼働したものとして計算すると
0.45kW×1時間×27円=12.15円

【電気ストーブの電気代】
電気ストーブには熱源によっていろいろな種類があるが、セラミックヒーターで電気代を計算してみよう。
標準モードで消費電力を1000Wと想定し、1時間稼働したものとして計算すると
1kW×1時間×27円=27円

【こたつの電気代】
4人用のこたつで消費電力を180Wと想定し、1時間稼働したものとして計算すると
0.18kW×1時間×27円=4.86円

2. 節電したいときの電気毛布の使い方とコツ

電気毛布
前述の計算結果から、電気毛布はほかの暖房器具よりも消費電力が少なく、節電できることがわかった。使い方によってはもっと節電できる可能性があるので紹介しよう。

電気毛布の電気代を節約する4つのコツ

【温度設定を見直す】
温度設定を高くすれば、それだけ消費電力は多くなる。電気毛布を布団内で使う場合は、最初は強にしておき、温まったところで弱にするなどの調整をすることで節電できる。

【タイマー機能を活用する】
タイマー機能が付いた電気毛布の場合、タイマーをフル活用することで節電できる。たとえば就寝時にタイマーをセットし、寝付いたころにタイマーオフにしておけば、節電になる。
タイマーの活用目的は節電だけではない。長時間電気毛布を使っていると、場合によっては低温やけどをする危険性もある。安全面からもタイマーを活用しよう。

【サイズはきちんと選ぶ】
電気毛布は、使う目的に合わせて適切なサイズを選ぶことで節電につながる。電気毛布は、大きければ大きいほど電熱線も長くなり、消費電力も大きくなる。ムダに広範囲を温めることがないように、適正サイズを見極めることが大切だ。

【電力会社の契約プランを変更する】
電力会社の契約プランを見直すと、電気毛布だけでなく全体的な電気の節約にもなる。
電力小売の自由化により選択肢が広がり、自分のライフスタイルによって最適なプランを選ぶことができる。長期にわたって同じ電力会社を使っている方は、一度見直してみるのも手だ。

3. 電気毛布のメリットと使う際の注意点

電気毛布
電気毛布を暖房器具として選ぶ場合、どのようなメリットがあるのだろう。電気毛布を使うときの注意点についても紹介しよう。

電気毛布の3つのメリット

【電気代が安い】
電気毛布の最大のメリットは、電気代が安いという点だ。電気毛布を弱で24時間、1ヶ月使ったとしても300円弱の電気代だ。節電のためには、心強い暖房器具といえるだろう。

【価格がお手頃】
電気毛布は3,000円程度と手軽な価格でも購入できる。さまざまな機能が付いた上位機種でも1万円ほどだ。

【持ち運びしやすい】
電気毛布は持ち運びもしやすい。掛け毛布・敷き毛布として使うだけでなく、ひざに掛けたり、羽織ったりできる。

長時間使用による脱水症状や低温やけどにご注意

電気毛布の使用には、注意しなければならない点がある。

【脱水症状】
電気毛布は、寝ているときに使うことが多い。そのため、設定温度が高かったり長時間使用したりすることで、脱水症状になる危険性がある。就寝中はのどの渇きなどに気づきにくくなるからだ。

【低温やけど】
長時間同じ場所に暖房器具が接触することで起こるのが低温やけどだ。電気毛布は、温度は低くても身体に密着することが多いので注意が必要だ。子どもやお年寄りは短時間で低温やけどになる危険性があるので、十分注意しよう。

4. 電気毛布の電気代は安い!上手に使って節電につなげよう

電気料金
電気毛布は、暖房器具の中でもダントツに電気代が安い。寝るときだけではなく、ひざ掛けや羽織ものとしても使って節電しよう。他の暖房器具と組み合わせることで節電効果も生まれる。たとえば、エアコンの設定温度を低めにしておいても、電気毛布で足元を温めておけば快適に過ごせる。

結論

電気毛布は、暖房器具の中でも電気代が安く、上手に使えば節電対策にもなる。使い方のコツは、温度設定を見直し、タイマー機能を上手に使うことだ。サイズもムダに大きいものは避けたほうが節電になる。電気毛布を使うときは、長時間使用での脱水症状や低温やけどに注意しよう。
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  • 更新日:

    2022年12月31日

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