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ドアノブ

静電気が発生しやすい人の特徴とは?帯電体質向けの対策を解説

投稿者:ライター 吉田梨紗 (よしだりさ)

鉛筆アイコン 2023年1月10日

静電気が発生しやすい人には共通の特徴がある。体質を改善することで静電気は発生しにくくなるので、日頃から対策をすることが重要だ。この記事では、静電気が発生しやすい人の特徴を紹介する。静電気の発生を防ぐ対策や、帯電した静電気を逃がす方法とあわせて解説しよう。

  

1. 静電気が発生しやすい人の特徴

ドアノブ
静電気とは、物質にたまった電気のことだ。プラスとマイナスの2種類があり、このバランスが崩れることで発生する。静電気は空気中の水分を通して放電されるが、空気が乾燥しているとたまりやすいという特徴がある。
湿度が低く電気を通す水分が少ない冬は、静電気が発生しやすい。また、静電気がたまりやすい帯電体質の人もいる。バチッとした痛みを避けるためにも、静電気が発生しやすい人の特徴をチェックしておこう。

肌が乾燥している

静電気は肌の水分を通して少しずつ放電されている。肌が乾燥している人は、静電気を通す水分が少ない。静電気が発生しやすいため、金属のドアノブなどを触ったときにバチッと痛みを感じる方も多いだろう。
乾燥肌は静電気が発生しやすい人の特徴の一つだ。皮脂膜が薄いため肌の水分が蒸発しやすくなり、肌が乾燥した状態になる。乾燥肌に静電気が発生すると、かゆみなどの症状が悪化するので注意しよう。

生活習慣が乱れている

生活習慣の乱れは帯電体質の原因になる。不規則な生活や食生活の乱れ、睡眠不足により、マイナスの電気が減少してバランスが崩れてしまうためだ。ストレスをためこんでいるのも、静電気が発生しやすい人の特徴だ。
また、帯電しやすい衣服を着用してたりゴム製など底の厚い靴を履いたりする場合も、静電気は発生しやすい。生活習慣の改善とあわせて、衣服や靴の見直しが必要になるだろう。

2. 静電気の発生を防ぐための対策

ハンドクリーム
帯電体質の特徴をもつ人でも、対策をすれば静電気は予防できる。3つの効果的な対策をまとめたのでみていこう。

部屋を加湿する

部屋を加湿して空気中の水分を増やせば、静電気は放電されやすい。湿度をあげることで、静電気が発生しにくくなるだろう。加湿器を使用する以外では、水の入ったコップや室内干しが効果的だ。ただし、湿度が高いとカビや結露が発生しやすいので、40~60%を保ってほしい。

肌の乾燥を防ぐ

【身体を洗いすぎない】
皮膚を守る皮脂膜まで落としてしまうため、身体をゴシゴシと強く擦るのはNGだ。ナイロンタオルは肌への負担になるので、手を使って優しく洗おう。汚れやすい部分以外は、毎日石鹸を使用しなくてもあまり問題ない。シャワーで洗い流すだけでも十分だ。
【熱いお湯に浸からない】
肌が乾燥しやすい人の特徴として、熱いお湯を好むことがあげられる。皮膚を守る皮脂膜やセラミドが溶けるため、乾燥肌になりやすい。お湯の温度は38~40℃を目安にしよう。
【こまめに保湿する】
こまめに保湿をして肌の水分を補うことが大事だ。ハンドクリームや保湿クリームを使用して、手や身体をしっかりとケアしてほしい。冬はとくに乾燥しやすいので、念入りに保湿をしよう。ヘアオイルで髪の乾燥を防ぐのも効果的だ。なお、保湿とあわせてこまめな水分補給も心がけてほしい。

静電気が起きにくい衣類を着る

静電気が発生しやすい人の特徴として、化学繊維の衣服を着ていることがあげられる。麻や綿、絹などの帯電しにくい天然素材を取り入れることが、静電気対策になるだろう。静電気が逃げにくくなるので、靴底がゴム製の靴も避けてほしい。
アクリルやポリエステルのようなマイナスの素材と、ナイロンやウールなどのプラスの素材を組み合わせるのもNGだ。静電気が発生しやすくなるので、同じ性質の電気を帯電する素材で統一するとよいだろう。

3. 帯電した静電気を逃がすには?

ドアノブ
たまった静電気を逃がせば、バチッとした痛みは発生しない。帯電しやすい特徴をもった人におすすめな、静電気の除去方法を紹介しよう。

静電気を放電して逃がす方法

コンクリートやレンガ、木材、土には静電気をゆっくり通す特徴がある。壁や地面、木製の扉を手のひら全体で触って、静電気を逃がしてほしい。金属のドアノブに革製品で触れたり、布や革の手袋を着用して触ったりしてもOKだ。静電気対策グッズを活用するのも効果がある。
なお、静電気は一箇所から放電されると痛みを感じやすい。手のひら全体で金属に触れることで電流を分散し、バチッとした痛みを軽減することが可能だ。

結論

静電気が発生しやすい人には特徴がある。肌が乾燥していたり、生活習慣が乱れていたりする人は、帯電体質になりやすいので注意しよう。静電気が発生しやすい特徴にあてはまるなら、体質改善や対策が必要だ。部屋を加湿する、静電気が起きにくい衣服を着るなど、効果的な対策をチェックしておこう。帯電した静電気は壁や地面に触れば逃がせるので、あわせて実践してほしい。
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  • 更新日:

    2023年1月10日

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