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マスク

マスク荒れを予防するための対策 | 肌トラブルを起こさないマスクの正しい選び方!

投稿者:ライター 森本泰斗 (もりもとたいと)

鉛筆アイコン 2023年2月27日

屋内外を問わず、人と接触する際にマスクを着用する機会が多くなり、マスク荒れに頭を悩ませる方は少なくないだろう。マスク荒れを予防するための対策法は多く紹介されており、どれも難しい方法ではないため、実践しやすいのがポイントだ。マスク荒れによる肌トラブルが気になる方は、チェックしてみてほしい。

  

1. マスク荒れしてしまう原因とは?

クエスチョンマーク
まず、マスク荒れしてしまうことには原因があることを知っておきたい。予防するための対策を知る前に、マスク荒れの基本としてしっかり押さえておこう。

高温多湿による肌荒れ

マスク着用時は内側の皮膚温度が上がり、皮脂や汗の分泌が促進され、高温多湿の状態になりやすい。皮脂や汗がマスクの内側に留まると雑菌が繁殖しやすく、結果的に肌荒れやニキビの原因となってしまうのだ。とくに夏場のマスク着用時は気をつけておきたいポイントである。

マスクによる肌への刺激

とくに痛みなどを伴わないので油断しやすいが、マスクの着脱だけでも、肌荒れを引き起こす原因になる。マスクの着脱を繰り返すことで肌へ摩擦による刺激を与え、皮膚のバリア機能を低下させてしまうのだ。こうなると肌は外部刺激に過敏な状態になり、敏感肌による肌荒れが起こりやすくなるのである。

マスク着用後の乾燥

マスク着用時は内側の湿度が高く保たれているが、マスクを外すことで急激な温度変化が生まれ、一気に湿気が蒸発する。この際、肌の水分も同時に蒸発してしまうため、乾燥肌の原因になるケースも見られるのだ。マスクは肌を外部刺激から守る役割があるものの、蒸れた状態から外す際もまた注意が必要と覚えておこう。

2. マスク荒れを予防するための対策 | スキンケア

スキンケア用品
本項からは、マスク荒れを予防するための対策として、スキンケア・生活習慣のふたつのポイントに分け、それぞれ詳しく解説していこう。ここではまず、スキンケアによるマスク荒れの予防法を紹介する。

正しい方法でクレンジングと洗顔をする

マスクを外した後は、正しい方法でクレンジングと洗顔をして、皮膚のバリア機能を高めることが重要だ。クレンジング剤は保湿性が高く低刺激の、洗い流せるタイプを選ぶのがポイントである。クレンジング剤に含まれる油分が肌に残ると、肌荒れを起こす原因になる。洗顔の際も同じく、肌にやさしい低刺激の洗顔料を選び、こすらず泡で洗うイメージで行うのが正しい方法だ。洗顔後は、36~38℃ほどのぬるま湯で洗い流そう。

洗顔後は保湿する

洗顔後にすぐ保湿をすれば、さらに皮膚のバリア機能を向上させる効果に期待できる。肌の潤いの蒸発を予防するためにも、洗顔後は速やかに化粧水で保湿することを心がけよう。その後にクリームや乳液を重ね塗りすれば、より効率的に潤いをキープできるので、実践してみてほしい。

紫外線対策を行う

マスクをしていても肌への紫外線の影響はあるため、しっかり対策しておくことが大切だ。マスク荒れを起こしている方や敏感肌の方は、肌荒れの悪化を予防するためにも、なるべく低刺激の日焼け止めを使って紫外線をケアしたい。

汗をかいたらこまめに拭く

マスクの内側の汗を放置していたら、雑菌が繫殖しやすい環境を作ってしまい、マスク荒れが起こりやすくなる。汗をかいたらこまめに拭き取り、皮脂の分泌を抑制することを忘れないようにする。また、汗を拭き取る際は、ごしごしこすらず軽く押さえるようにしよう。

3. マスク荒れを予防するための対策 | 生活習慣

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続いて本項では、生活習慣をもとにしたマスク荒れの予防法を紹介する。マスクを正しく使えていないことも、マスク荒れの原因になることがある。あてはまる場合は、しっかり対策したい。

マスクの素材選びに注意する

マスク荒れ予防におすすめの素材は、シルクや綿など、肌にやさしく通気性のよいものだ。硬い素材やちくちくするような素材は、肌への刺激が強いため避けたほうがよいだろう。日常的に不織布マスクを着用することが多いなら、マスクと肌の間にコットンやガーゼを挟むと、肌への刺激を抑制できる。しかし、サイズが合わないとずれてしまうので、なるべくマスクと同じくらいの大きさに切ってから使うようにしたい。

自分に合ったサイズのマスクをする

自分に合ったサイズのマスクを選ぶことは、マスク荒れ予防の基本といえる。マスクは大きすぎても小さすぎてもNGだ。肌に負担をかけないために、適したマスクのサイズは理解しておこう。マスクのサイズの計測方法は以下の通りである。
  • 親指と人差し指でLの形を作る。
  • こめかみの下から耳のつけ根部分に親指を置き、眉間の約1cm下あたりに人差し指の先をあてる。
  • 親指と人差し指の先を結び、この直線距離を目安に適したマスクを選ぶ。
直線距離は、9~11cmが子ども用、10.5~12.5cmが小さめ、12~14.5cmが普通、14cm以上が大きめとなる。マスクのサイズ選びに悩む方は、この方法をヒントにしてみよう。

同じマスクを連続で着用しない

まだキレイで使えそうだからと、同じマスクを連続で着用するのはおすすめできない。見た目にはまだ使えそうでも、実際はマスクの内側は雑菌が繁殖しており、外側にもウイルスやほこり、花粉が付着している可能性がある。衛生面だけでなく、マスク荒れの原因にもなりやすいので、マスクは毎日新しいものを使うことを忘れないようにしよう。

規則正しい生活を送る

不規則な生活は、肌トラブルの主な原因のひとつである。普段から正しい生活習慣を意識することは、マスク荒れ予防にもつながるのだ。バランスのよい食事や適度な運動、十分な睡眠時間の確保など、正しい生活習慣の基本はしっかり守りたい。

結論

マスク荒れの予防法には、スキンケアと生活習慣のふたつをベースに、さまざまな方法があることを知ってもらった。気になるマスク荒れを改善したい方は、実践できていなかったポイントをしっかり理解したうえ、適切な方法で予防してもらいたい。
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  • 更新日:

    2023年2月27日

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