2023年6月 4日目次
- 1. 蚊よけ効果が期待できるおすすめの植物1｜蚊連草
- 2. 蚊よけ効果が期待できるおすすめの植物2｜レモングラス
- 3. 蚊よけ効果が期待できるおすすめの植物3｜ローズマリー
- 4. 蚊よけ効果が期待できるおすすめの植物4｜ラベンダー
- 5. 蚊よけ効果が期待できるおすすめの植物5｜レモンバーム
- 6. 蚊よけ効果が期待できるおすすめの植物6｜バジル
- 7. 蚊よけ効果のある植物を上手に取り入れよう
1. 蚊よけ効果が期待できるおすすめの植物1｜蚊連草
蚊連草（かれんそう）は、その名に「蚊」の一文字があるくらい、蚊よけ効果が期待できる植物だ。
蚊連草
もともと蚊よけに効果のあると言われていた「ゼラニウム」と「シトロネラ」を交配して、より蚊よけ効果に特化させた植物だ。葉を肌に擦りつけて香り成分を付着させれば、蚊よけとして効果が期待できる。
初夏にはかわいらしい花も楽しめるので、ガーデニングにも向いている。「生きた芳香剤」などと呼ばれるくらいで、入浴剤やニオイ消しにも効果を発揮する。
冬は苦手なので、屋内の日の当たる場所に置いて育てよう。
2. 蚊よけ効果が期待できるおすすめの植物2｜レモングラス
レモングラスはインド原産の植物で、暑い地域に生息する。
レモングラス
レモングラスに含まれる「シトラール」「シトロネラール」という成分が蚊よけに効果を発揮する。昔から蚊帳にレモングラスを編みこんで、蚊よけに活用されてきた。
その名が示す通り、レモンのような香りが特徴で、爽やかな気分にさせてくれる。蚊よけだけでなく、ゴキブリやダニなどにも効果が期待できる。
暑さには強いが、寒さには弱い植物だ。冬は室内に必ず取り込むようにして、日当たりの良い場所に置こう。
3. 蚊よけ効果が期待できるおすすめの植物3｜ローズマリー
ローズマリーは肉料理によく使われるハーブ。「カンファー」という成分が含まれており、蚊よけにも効果が期待できる。
ローズマリー
カンファーとは「樟脳（しょうのう）」のこと。樟脳は、タンスの中に入れて服に害虫が付くのを防ぐ働きがある。蚊よけだけでなく、ダニやノミよけの効果も期待できる。
ローズマリーは料理にもよく使われるので、プランターで育てておけば何かと役に立つ。しかも害虫が付きにくく、暑さや湿気にも強いので初心者でも育てやすい植物だ。
4. 蚊よけ効果が期待できるおすすめの植物4｜ラベンダー
人にとってはとても香りのいいラベンダーだが、蚊にとっては苦手な植物のようだ。
ラベンダー
ラベンダーの蚊よけ効果は、花ではなく葉の方にある。防虫効果のある「リナロール」を多く含み、ハエや蛾を寄せにくいという効果もあるといわれている。
ラベンダーの香りは、人にとっては鎮静効果があり、アロマテラピーでもおなじみだ。ベッドサイドに置いておけば、蚊よけとともに心地よい眠りに誘ってくれるだろう。
ラベンダーは高温多湿が苦手だ。雨に当たらないよう屋根のあるところに移動させ、風通しの良いところに置こう。
5. 蚊よけ効果が期待できるおすすめの植物5｜レモンバーム
レモンバームは、蚊が苦手とする柑橘系の香りが特徴の植物だ。
レモンバーム
市販の虫よけスプレーには、レモンバームの精油が使われていることが多い。レモンバームには、蚊が苦手とする成分である「シトロネラ」が多く含まれている。
適度な湿気を好み、ガーデニングでも育てやすいハーブだ。丈夫で繁殖力も旺盛なので、初心者でも育てやすい。
6. 蚊よけ効果が期待できるおすすめの植物6｜バジル
バジルは、イタリア料理には欠かせないハーブ。料理だけでなく蚊よけにも使える植物だ。
バジル
バジルの香りには、蚊が嫌う「シネオール」という成分が含まれている。窓辺や玄関に置いておけば、蚊だけでなくハエの侵入も防ぐ効果が期待できる。
バジルは太陽が大好きだ。室内で育てる場合には、日当たりの良いキッチンなどに置くといいだろう。フレッシュなバジルで料理もおいしくなり、蚊よけにもなる。一石二鳥だ。
7. 蚊よけ効果が期待できる植物を上手に取り入れよう
蚊よけ効果が期待できる植物を見ていくと、人が好きな香りを蚊やそのほかの害虫が嫌うことがわかる。バジルやローズマリーなど、料理に使えるハーブも蚊よけになるので、ぜひプランターなどで育ててもらいたい。また、蚊よけ効果が期待できる植物をドライフラワーにしてポプリなどを作れば、一年中、虫よけ効果が期待できる。
結論
植物には、香り成分に蚊よけ効果が示されるものが意外と多い。植物をプランターや庭に植えておくだけで、蚊が寄り付きにくくなるのもうれしい。蚊よけスプレーが苦手という方や蚊に刺されやすいという方は、身近にこうした植物を置いて、蚊対策をしてみてはいかがだろう。
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