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空き巣

空き巣に狙われやすい家に共通する「特徴」は?侵入対策も解説

投稿者:ライター 松岡由佳里 (まつおかゆかり)

鉛筆アイコン 2023年6月17日

治安のいいとされる日本でも、空き巣被害は後を絶たない。空き巣に狙われやすい家には、共通する特徴があるという。空き巣被害に遭わないためには、どのような対策をしておけばいいのだろうか。ここでは、空き巣に狙われやすい家と狙われにくい家の特徴を紹介しよう。空き巣対策にぜひ参考にしてもらいたい。

  

1. 空き巣被害には「前兆」がある?

アパート
空き巣の犯人は、衝動的に犯行に及ぶことはほとんどない。入念な下見をしたうえで、ターゲットを定める。ターゲットにされた家には、何らかの前兆があるといわれている。

事前に下見やマーキングなどをしている場合がある

空き巣の犯人は事前に下見をしたうえで、マーキングと呼ばれている「目印」を残すことがある。これは、犯人のメモのような役割をする。例えば、家族構成、留守の時間帯といった情報を外部から見やすい場所に暗号化して書き付けておくのだ。
たとえば9時から18時に不在が多い場合には、「0918」といった具合だ。そのほかにも、入りやすい家、侵入予定の窓に印を残しておくなどという手口が使われている場合もある。もし、見慣れない数字や絵のようなものを発見したら、放置したままではいけない。無頓着で警戒心の薄い家だと思われて、ターゲットにされてしまう危険性があるので注意してほしい。

2. 空き巣に「狙われやすい」家に共通する特徴とは

空き巣
空き巣は自らの安全のため、下見を念入りにするとされている。どのような家が狙われやすいのだろうか。

空き巣被害に遭いやすい家の特徴

・人通りが少ない
空き巣は、道具を使って家に侵入することが多いといわれており、侵入するまでにある程度時間を要する。そのタイミングで人に見られると騒がれたり、注目されたりする可能性があるため、できるだけ人通りがない立地の家を狙う可能性が高い。

・死角が多く、防犯カメラが設置されていない家
空き巣に入りやすいのは死角が多く、さらに防犯カメラが設置されていない家だ。窓や玄関が背の高い木などで囲まれていると、犯人が隠れて犯行を行いやすい死角となるため注意したい。一戸建てや3階建以下の低層住宅に住んでいる場合には、防犯カメラの設置をしておくと犯罪の抑止力になるだろう。

3. 空き巣に「狙われにくい」家に共通する特徴とは?

窓
空き巣に狙われやすい家がある一方で、狙われにくい家がある。狙われにくい家の特徴を紹介しよう。

空き巣被害に遭いにくい家の特徴

・周りの目がある家
家の人が留守であっても周囲に第三者の目がある家は、犯行に気づかれる危険性が高くなるため、空き巣犯としては狙いにくいだろう。また、防犯カメラやセンサーで警備会社に連絡が入るセキュリティ対策されている家は、空き巣犯は本能的に避ける。リスクは最小限に抑えたいのが空き巣犯の心理といえるだろう。

・侵入時間がかかる家
空き巣犯は、当然人に見られることを嫌う。侵入するのに時間がかかる家は、犯行中に誰かに見られるリスクが高まる。犯行が見つかれば、通報される危険性も高まるので、狙うことを諦めることになる。統計では、侵入に5分以上かかると諦めるといわれている。ピッキングなどに時間がかかるように、二重に鍵をかけておくと安心だ。

4. 空き巣が嫌がる家にするには?侵入対策を紹介!

防犯カメラ
空き巣の被害から家を守るためには、空き巣が嫌がる家にすることが大切だ。具体的な侵入対策を紹介しよう。

施錠の徹底とワンドア・ツーロックを導入する

空き巣犯は、侵入に時間がかかる家は避ける傾向がある。空き巣が嫌がる家にするには、施錠の徹底とワンドア・ツーロック、すなわち二重に鍵をかけることだ。主鍵に加えて補助鍵を取り付けておくことが侵入対策になる。

防犯カメラやホームセキュリティを導入する

空き巣犯が嫌がる家は、防犯カメラやホームセキュリティがある家だ。とくにご近所との関係が希薄な低層マンションに住んでいる方には、効果が期待できるだろう。また、防犯意識の高い家だということもアピールできる。ほかにも、人の動きを感知するセンサーでライトが付くタイプの防犯アイテムを導入すれば、夜間などの空き巣対策になるだろう。

不在であることをわかりづらくする工夫も

留守であることがわからないようにする工夫も必要だ。とくに一人暮らしの方は、家族がいるように演出するといい。具体的には、部屋の電気やラジオをつけておくと不在であることがわかりにくくなるだろう。

結論

空き巣に狙われやすい家に共通する特徴は、人通りが少ない、死角が多い、防犯カメラが設置されていない家だ。逆に空き巣に狙われにくい家は、周りに目があり、侵入時間がかかるなどの特徴がある。空き巣犯に嫌われる家にするためには、施錠の徹底やワンドア・ツーロック、防犯カメラやホームセキュリティを導入するなどして、侵入対策を徹底しよう。
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  • 更新日:

    2023年6月17日

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