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エラーコインを見分ける方法とは?高値が付く硬貨の見分け方を解説

投稿者:ライター 吉田梨紗 (よしだりさ)

鉛筆アイコン 2023年6月19日

エラーコインを探すなら、見分ける方法を知っておく必要がある。高値が付くケースもあるので、種類をチェックしておこう。この記事では、エラーコインの見分け方を解説する。買取価格などの基礎知識や、希少価値の高いエラーコインの条件、高く買い取ってもらうコツとあわせてまとめた。

  

1. エラーコインとは?

硬貨
エラーコインとは、製造工程のミスにより正しく製造されなかった硬貨のことだ。通常は流通前に取り除かれるが、稀に出回ることがある。
近年は技術の進歩により出回る機会が減っていて、希少価値が高いものが多い。種類によっては高値がつくこともあるので、見分ける方法をチェックして探してみよう。

エラーコインの買取相場

  • 穴なし :20万円
  • 穴ずれ :5~10万円
  • 刻印ずれ:数千円~数万円
  • 角度ずれ:数千円~5万円
  • 傾打ずれ:5~10万円
  • 影打ちエラー:20万円
  • 裏写りエラー:2万円
  • ヘゲエラー:数千円
上記の買取価格はあくまで目安だ。同じ種類のエラーコインでも、製造年や状態によって買取価格が異なることがある。より価値の高いエラーコインを見逃さないために、見分け方を覚えておくことが大事だ。

2. エラーコインを見分ける方法

硬貨
エラーコインを見分ける方法を8つ紹介する。種類別の特徴を一覧で紹介するので、ぜひ役立ててほしい。

エラーコインの種類

【穴なし】
5円玉や50円玉に穴が開いていないタイプのエラーコインだ。一目で穴が空いていないのがわかるため、簡単に見分けることができる。ただし、昭和24年以前の5円玉や昭和33年以前の50円玉には、もともと穴が空いていない。エラーコインではないので注意しよう。
【穴ずれ】
5円玉や50円玉の穴がズレている。数が多く希少価値は低めだが、中央からズレていればズレているだけ価値が高い。
【刻印ずれ】
硬貨のデザインが中央からズレているのが特徴だ。よく確認しないとわからないため、見つけるのが難しいだろう。他のエラーコインと比較して買取相場は低いが、刻印のズレが大きいほど価値が高くなる。
【角度ずれ 】
表と裏のデザインの角度が違う硬貨を角度ズレという。両面をよく確認しないとわからないので、見分けるのが難しい。一方で気づきにくいことで、まだ多く流通しているとも考えられる。昭和40年代までの10円玉でよく見つかるので、ぜひチェックしてほしい。
【傾打ずれ】
裏と表のデザインの角度がズレている硬貨だ。角度ずれはデザインの一部が、傾打ずれは全てのデザインがズレているといった違いがある。見分けるのが非常に難しいので、道具を使用するのがおすすめだ。比較的価値が高く、ズレが大きいほど買取価格は高くなる傾向がある。
【影打ちエラー】
表と裏のデザインが同じになっている。刻印された硬貨に重なって、プレスされたのが原因だ。希少価値が高いため高値がつくが、意外と見落としやすいので注意しよう。
【裏写りエラー】
裏と表のデザインが重なった状態で刻印されているエラーコインだ。薄く透けるのが確認できるので、簡単に見分けることができる。10円玉に多いため、それ以外の硬貨で見つかると買取価格がさらに高い。
【ヘゲエラー】
金属が剥がれて、一部がめくれていたり金属の塊がついていたりする。見た目が良くないため買取価格は低い。一方で平成年号は希少なので高値がつく傾向がある。

3. 高値が付くエラーコインを見分ける方法

コイン
同じ種類でも条件によってエラーコインの買取相場は異なるため、見分ける方法を確認しておきたい。高値がつくエラーコインの特徴をまとめた。

希少価値の高いエラーコインの条件

【年号が新しい】
硬貨の製造技術が進歩した現在では、エラーコインの発生は減少している。製造年が新しいエラーコインほど希少とされる。とくに昭和40年以降は流通量が少ないため、見つけられれば高値がつく可能性が高い。
【硬貨が製造されなかった年のエラーコイン】
一般用の硬貨が製造されなかった年のエラーコインは高値がつく。貨幣セット用でしか製造されなかったため、希少性が高いわけだ。たとえば昭和62年の50円玉、昭和61年後期の10円玉があげられる。

4. エラーコインを高く買取してもらうコツ

お金
エラーコインを高く売るためには工夫が必要だ。見分ける方法とあわせて、より高く買い取りしてもらうコツをチェックしておこう。

オークションや複数の買取店を利用する

高価だとしても、希少価値の高いエラーコインを手に入れたいという方は多い。オークションに出すことで、買取店より高く売れる可能性がある。一方で個人間での取引だとトラブルが発生しやすいので、注意が必要だ。
また、買取店によって買取価格が異なるケースがある。複数の買取店で査定してもらい、より高値で買い取ってもらえるところを選んでほしい。

手入れをしない

エラーコインはそのままの状態で保管しよう。製造当時の状態に近いものが望ましいため、洗ったり磨いたりすると表面が削れて価値が下がることがある。素手で触るのも避けたほうがよい。

正しく保管する

エラーコインを保管するときは、直射日光や湿気を避ける。直射日光による変色や、湿気によるサビを防ぐことが大事だ。コイン専用のケースを用意すれば、売却するまでよりよい状態で保管できる。

結論

知識がない状態だと、エラーコインを見分けるのは難しい。種類別の特徴と見分け方をチェックしておくことが重要だ。年号が新しかったり硬貨が製造されない年のものだったりすると、より高値での買取が期待できる。エラーコインを高く買い取ってもらうコツも紹介したので、あわせてチェックしておこう
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  • 更新日:

    2023年6月19日

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