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窓に周囲に発生するカビの原因を解説!効果的な除去と予防方法も紹介

窓に周囲に発生するカビの原因を解説!効果的な除去と予防方法も紹介

投稿者:ライター ブルーナ明子 (ぶるーなあきこ)

鉛筆アイコン 2021年2月23日

カーテンを開けたり、窓を開けて換気する際に窓周辺にカビを見つけて驚いた経験をもつ方もいることだろう。カビはしっかりと対策しなければ、健康を害する原因にもなりかねない。そこで今回は、窓周辺にカビが発生する原因とカビの除去方法、予防グッズなどについて詳しく解説しよう。

  

1. 窓に発生したカビの原因は結露だった!?

窓周辺は、通気性のよい場所である印象が強いが、結露とともにカビを見つけて驚いた経験をもつ方もいるはずだ。こちらでは、なぜ窓周辺であってもカビが発生するのかについて原因を解説しよう。

カビの胞子は、肉眼では確認できないが室内の空気中のどこにでも浮遊しており、水分や栄養、気温など増殖するための環境が整えばどこにでも発生する。寒い季節に窓や扉周囲に生じやすい結露は、カビにとって増殖の条件が整った場所となることがカビ発生の大きな原因である。窓周囲のカビを予防したい場合には、同時に結露対策をとることが重要だ。

2. 結露で発生したカビを取り除く方法とは?

こちらでは、結露で発生したカビを効果的に取り除く方法について解説しよう。

窓に発生したカビ

窓ガラスは、結露で発生したカビの根が侵食しにくい構造であるため、水拭きでも十分に取り除くことができる。汚れが気になる場合には、台所用洗剤などの中性洗剤を数滴含ませた霧吹きをかけてふき取ったり、雑巾に含ませてふき取るとよい。

窓のサッシに発生したカビ

サッシの結露に発生したカビは、サッシブラシ、歯ブラシ、爪楊枝、綿棒などを用いて隅々まで汚れをふき取った後にエタノールやスチーマーを使用して除菌する方法が効果的だ。砂埃などは、手軽に掃除機で吸い取る方法をとりがちだが、砂埃などにカビが含まれていると部屋中にカビの胞子をばらまくことになるため避けてほしい。

深く侵食したカビ

上記の方法でもカビを取り除くことができない場合には、塩素系のカビ取り剤を使用する方法もある。それぞれのカビ取り剤の取扱説明書に従った量をキッチンペーパーなどに含ませて、カビが発生している部分に浸して取り除く方法だ。キッチンペーパーを浸す間にカビ取り剤が蒸発しないようにラップで覆うとより効果的である。20分ほどを目安に浸した後に拭き取るとよい。

3. カビの発生を抑える結露対策と予防グッズ

こちらでは、カビの発生を抑える結露対策と予防グッズ、取扱うときの注意点について解説しよう。

カビの除去や洗剤使用時は暴露から身体を十分に保護する

カビを取り除いたり、発生を防止する洗剤には、肌に付着したり身体に入ると有害な成分が含まれている場合もある。また、カビを取り除く場合には、胞子が気道から体内に入り込む危険性もある。そのため、カビを取り除いたり、防止対策を実践するときには、ゴム手袋、マスク、ゴーグルなど身体を十分に保護できるグッズを身に着けてから実践してほしい。

結露防止スプレー

手軽に窓周囲の結露を防止するグッズの1つとして、結露防止スプレーがあげられる。これは、界面活性剤を含む成分で窓やサッシなどをコーティングすることで結露を防止する仕組みであるが、定期的にコーティング作業が必要になることに注意してほしい。

エタノール

エタノールは、薬局でも手軽に購入することができるアルコールであり、濃度が70%から80%のものが最もカビの除菌効果があるといわれている。エタノールは、医療施設においても創部の消毒に用いられる成分であり、安全性も高く、建材なども傷めにくいのが大きな特徴だ。
しかし、塩素系の洗剤と混合すると有毒なガスを発生するため、絶対に同時に使用しないでほしい。また、引火性があることに加えて揮発性が高いため、使用時は火気厳禁とし、換気を十分に行うよう注意が必要だ。さらに、合成樹脂やニスなどを変色させることがあるため、使用前に目立たぬ場所でテストしてから、使用いただきたい。日ごろの掃除の際にエタノールを用いて、窓周囲を拭き取ったり、カーテンなどにスプレーすることでカビの発生を防ぐことができる。

湿度管理も重要

どんなに結露防止グッズを使用やカビ予防対策を実践しても、室内の湿度が高ければ結露やそれによるカビの発生を防ぐことはできない。カビは、湿度が60%以上に達すると徐々に活動を開始し、湿度の上昇とともに増殖速度も高まるといわれている。そのため、カビが発生しやすい場所に湿度計を設置し、こまめな換気や除湿器の使用などで湿度管理していくことも重要だ。

結論

今回は、窓周辺にカビが発生する原因、カビの除去方法、予防グッズ、結露の防止方法などについて詳しく解説した。ぜひこちらの内容を参考に効果的に結露を防止し、カビの発生を予防し、快適に生活できるように工夫いただきたい。
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  • 更新日:

    2021年2月23日

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