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布団

布団のダニの駆除方法とは?正しい除去法や効果的な予防法を解説

投稿者:ライター 吉田梨紗 (よしだりさ)

鉛筆アイコン 2023年6月25日

布団を清潔に保つためには、正しい駆除方法を確認しておきたい。ダニによる健康被害を防ぐためにも、効果的な方法をチェックしておこう。この記事では、布団のダニの駆除方法を5つ紹介する。布団にダニが発生する原因や、予防する方法とあわせて解説しよう。

  

1. 布団にダニが発生する原因とは?

布団
温度が20~30度、湿度は60~80%の環境だとダニは繁殖しやすい。体温で温められ、さらに汗を吸い込む布団はダニにとって理想の環境だ。
布団に付着する髪の毛やフケ、皮脂はダニのエサになる。何十万から何百万ものダニが潜んでいるともされているので、対策のために正しい駆除方法をチェックしておこう。

布団のダニによる健康被害

ダニがいる布団を使用すると、睡眠中に死骸やフンを吸い込むことになる。ダニアレルギーの原因になるので、注意が必要だ。アレルギー性鼻炎や気管支ぜんそく、アトピー性皮膚炎といった病気を引き起こす恐れがある。定期的にダニを駆除して布団を清潔に保つことが重要だ。

2. 布団のダニの駆除方法

アイロン
布団で繁殖したダニの駆除方法を5つ紹介する。ダニを駆除したあとに必要な、死骸とフンの除去方法とあわせて解説しよう。

ダニを退治する

【コインランドリーの乾燥機を使う】
コインランドリーの大型乾燥機の熱で、ダニを駆除する方法だ。ダニは高温に弱く、50度なら20~30分、60度ならすぐに死滅する。
丸洗いしたあと乾燥機に入れればダニが駆除でき、エサとなる汚れも除去できるだろう。駆除のために乾燥機だけ使用してもOKだ。ただし、洗濯機や乾燥機を使用できない布団は多いので、洗濯表示で確認してほしい。

【布団乾燥機を使う】
布団乾燥機の熱でダニを駆除する。ダニ退治用のモードがある布団乾燥機を使用するのがおすすめだ。あらかじめエアコンで部屋の湿度を下げておくと、ダニの駆除に適した条件になる。
熱が逃げないように、敷布団と掛け布団の間に隙間を作らないようにするのがポイントだ。念入りにダニ駆除をしたいなら、布団を裏返しにして再度布団乾燥機をかけよう。

【スチームアイロンを使う】
スチームアイロンの熱を使った布団のダニ駆除方法だ。まずは洗濯表示を確認して、アイロンが使用できるかチェックしよう。事前に1時間ほど前から部屋を暗くしておけば、ダニが表面に出てくる。
ぬれたタオルを固くしぼってあて布にしよう。あとは温度を最高にしてスチームを噴射すればOKだ。1平方メートルにつき20秒くらいの時間をかける。終わったら天日干しで乾かしてほしい。

【駆除スプレーを使う】
駆除スプレーなら、布団に吹きかけるだけでダニを駆除できる。布団に対応した商品を選ぶのがポイントだ。駆除と同時に予防ができる駆除スプレーもある。
肌に触れる布団に使用するので、安全性を十分に確認しておきたい。子どもやペットがいるご家庭なら、安心して使用できる低刺激の駆除スプレーを選ぼう。

【天日干しする】
天日干しではダニの駆除はできない。ダニは明るい場所を嫌うため、日光が当たると奥に逃げてしまうからだ。一方で乾燥させることでダニの活動を抑える効果が期待できる。
日光を吸収する黒い不織布の布団袋をかぶせて天日干しすれば、天日干しの効果を高めることが可能だ。真夏の晴れた日なら、ダニ駆除に効果がある60度以上になる可能性があるだろう。

掃除機をかけて死骸を除去する

ダニ駆除方法を行っただけだと、ダニの死骸やフンが残っている。掃除機をかけてしっかりと除去することが重要だ。サッとかけただけだと死骸やフンが残るので、1平方メートルにつき20秒かけてゆっくりと動かす。布団用のノズルや布団クリーナーがあると便利だ。

3. 布団のダニ発生を予防する方法

シーツを敷く
布団を清潔に保つためには日頃からの対策をしておきたい。3つのダニ予防方法を紹介するので、駆除方法とあわせてチェックしておこう。

家をキレイにしておく

ダニはソファやカーペット、クッション、カーテンなどでも繁殖する。布団に移らないように、家全体をキレイに保つことが重要だ。クッションカバーやカーテンは定期的に洗濯して、洗濯できないソファやカーペット、マットレスは掃除機をかけてほしい。

定期的にシーツやカバーを洗濯する

シーツやカバーを洗濯して、ダニのエサとなる汚れを除去しよう。季節によっても異なるが、週に1回を目安に洗濯すれば清潔に保てる。洗い替えを複数枚用意して、こまめに洗うことが大事だ。

湿気を避けて乾燥させる

ダニは湿気が多い環境を好むので、布をしっかりと乾燥させる。起床後は布団を広げて湿気をとってから押し入れに収納しよう。換気やエアコンのドライ機能で、部屋の湿度を下げるのも効果的だ。
天日干しや布団乾燥機で定期的に布団を乾燥させよう。天日干しをする際は、裏と表の両方に日光を当てる。干すのが難しいなら、布団用の除湿シートを活用するとよい。

結論

布団のダニを放置するとアレルギーの原因になる。正しい駆除方法を実践して、対策をすることが重要だ。布団乾燥機やスチームアイロン、駆除スプレーを使った駆除方法を試してみてほしい。シーツやカバーを洗濯する、湿気を避けて乾燥させるなど、ダニ予防法もあわせてチェックしておこう。
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  • 更新日:

    2023年6月25日

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