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ダニの簡単な退治方法は?布団やソファなどアイテム別に予防策も解説

投稿者:ライター 松岡由佳里 (まつおかゆかり)

鉛筆アイコン 2023年6月16日

冬でも、気密性の高い住居ではダニが発生するという。もはやダニは、季節性の害虫ではなくなっていると言っても過言ではない。ダニは布団やソファなど、簡単に洗濯ができないアイテムに繁殖することが多いので厄介だ。ここでは、ダニの簡単な退治方法や予防策などを紹介しよう。

  

1. ダニを簡単に退治する方法

コインランドリー
ダニを簡単に退治するには、アイテムに合った退治方法を選ぶと効果的だ。

布団やカーペットなどのダニ退治方法

【布団やカバー類のダニには乾燥機】
ダニが最も繁殖しやすいのが布団やカバー類だ。布団には適度な温度と湿度、そしてダニのエサとなるホコリや人間の角質などがあるためだ。ダニは50℃の温度で20分間熱を加えると死滅してしまうため、布団やカバー類のダニを簡単に退治するには乾燥機が効果的といえる。
カバー類であれば、家庭用の洗濯乾燥機を活用してほしい。布団や洗濯乾燥機がない場合は、コインランドリーの乾燥機で30分ほど乾燥させれば、ダニは完全に死滅するだろう。また、移動させにくいものなどは布団乾燥機のダニ退治モードなども有効だ。乾燥が終わったら、ダニの死骸やフンを取り除くために掃除機をかけておこう。

【部屋のダニには燻煙タイプの殺虫剤】
広範囲のダニ退治では、燻煙タイプの殺虫剤が効果的だ。普段、掃除機が届かない場所でも効率的にダニ退治をすることができる。燻煙タイプの殺虫剤を使うときには、引き出しやクローゼット、押し入れなどの扉はすべて開放しておこう。部屋は閉め切って、薬剤が部屋全体に行き渡るようにするとよい。決められた時間が過ぎたら窓を開けて部屋の換気をし、掃除機をかけよう。

【カーペットやソファのダニにはスプレータイプの殺虫剤】
カーペットや布張りのソファにもダニは繁殖しやすい。カーペットもソファも洗濯機の丸洗いや乾燥機に入れることは難しいため、ダニ退治にはスプレータイプの殺虫剤がおすすめだ。定期的にスプレーすることで、ダニの繁殖を抑えてくれるだろう。

ダニのフンや死骸を掃除機で吸い取ることも忘れずに

ダニを退治したあとは、必ず掃除機でフンや死骸を吸い取ることを忘れてはいけない。ダニのフンや死骸は、アレルゲンとなる危険性があるからだ。小さな子どもやお年寄りなど、ぜんそくなどの呼吸器系の疾患の原因となる可能性もある。最後に掃除機で吸い取るまでがダニ退治だと考えよう。

2. ダニを退治したあとの予防策

布団を干す
せっかくダニ退治をしたのだから、ダニを寄せ付けたくはないものだ。ダニを退治したあとの予防策をしっかりしておこう。

こまめな洗濯や掃除が基本

ダニは、ホコリや皮脂成分などをエサとして繁殖している。ダニを繁殖させないためには、ダニが好むエサを極力減らすことだ。それには、こまめな洗濯や掃除が基本となる。

部屋の湿度を上げすぎない

ダニは湿気のある場所を好むため、湿度を管理し、50%以下になるようにしよう。ときどき窓を開けて換気を行い、布団の下には除湿シートを敷いておくのがおすすめだ。ジメジメしやすい梅雨や夏は、エアコンのドライ機能や除湿機を使って湿度を調節しよう。

寝具は定期的に干して湿気を飛ばす

寝具のダニを対策するには、定期的に天日干しをしてダニの好む湿気を飛ばすことだ。天日干しだけではダニの死滅は期待できないが、頻繁に天日干しをすることで繁殖を抑えることはできる。天日干しができない場合には、布団乾燥機を活用しよう。

3. 効果が持続するダニの駆除&予防剤もおすすめ

スプレー
ダニ退治をこまめにやらなければ、ダニはあっという間に繁殖してしまう。そこでおすすめなのが、駆除後も効果が持続するダニ駆除&予防剤だ。スプレーしてダニを駆除し、掃除機をかけたあと、もう一度スプレーをかけることで、約1ヶ月はダニの増殖抑制効果が期待できる。

結論

ダニを簡単に退治するには、ダニを退治したいアイテム別に適切な方法をとることだ。布団には乾燥機、部屋全体には燻煙タイプ、カーペットやソファにはスプレータイプが効果的だ。ダニ退治をしたら必ず掃除機をかけて、アレルゲンになる可能性があるダニのフンや死骸を取り除こう。
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  • 更新日:

    2023年6月16日

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