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焦げ付いたフライパン

鍋の焦げの落とし方!素材別におすすめの方法と注意点を解説!

投稿者:ライター 風間さと美 (かざまさとみ)

鉛筆アイコン 2023年6月26日

ちょっと目を離したすきに鍋を焦がしてしまった、という経験はないだろうか。一度焦がすと、力任せにこすったことで鍋そのものを傷つける可能性もあり、きれいに落とすのは難しくなる。しかし、鍋の焦げ落としは意外と簡単で、中には、食品を使った驚きの裏技もあるのだ。この記事では、鍋を焦がしてしまったときの対処法を素材別にピックアップして解説する。

  

1. 重曹を使った鍋の焦げの落とし方

フライパン
鍋の焦げを取る方法の1つに重曹を使ったやり方がある。
重曹は、主に土鍋、セラミック鍋、ステンレス鍋、耐熱ガラス鍋、テフロン鍋、ホーロー鍋に使用でき、ひどい焦げ付きの鍋であっても簡単に落とすことができるのだ。重曹は、熱を加えると、炭酸ソーダとなり二酸化炭素を発生させる。その二酸化炭素が、鍋の焦げや汚れを浮かせてくれるのである。

焦げの落とし方

まず、鍋の焦げた部分が浸るくらいまで水を入れる。重層の量は、水コップ1杯(200cc)に対し、大さじ1杯の割合で溶かす。次に、鍋を火にかけ弱火で沸騰させ、そのまま10分程度煮続ける。最後に、火を止め半日ほど放置したのち中身を捨て、柔らかいスポンジなどで水洗いすればOKだ。
なお、アルミ鍋や銅鍋、鉄鍋は、アルカリ性の性質を持つ重曹との相性が悪いので焦げ落としは控えよう。

2. 酢(クエン酸)を使った鍋の焦げの落とし方

プライパンの掃除
鍋の焦げを取る方法には、酢を使ったやり方もある。主に、アルミ鍋のひどい焦げ付きに効果的だ。アルミ鍋は、熱伝導率が高く使い勝手のいい鍋であるが、変色しやすいのが難点である。もし、焦がしてしまった場合は、速やかに酢を使って焦げを落とすようにしてほしい。酢の成分に含まれている酢酸には、タンパク質を分解する性質があり、糖質とタンパク質が加熱されることでできる焦げにはとても有効なのだ。

焦げの落とし方

まず、鍋の焦げた部分が浸るくらいまで水をはり、水コップ1杯(200cc)に対し、大さじ1杯の割合で酢を入れる。次に、鍋を火にかけ弱火で沸騰させ、10分程度ぐつぐつと煮る。10分後に火を止め、中身を捨てたのち、柔らかいスポンジなどで水洗いすれば焦げがきれいに落ちるだろう。落としきれない頑固な焦げの場合は、酢と同量の中性洗剤を一緒に混ぜて沸騰させると効果的だ。

3. 水だけでできる鍋の焦げの落とし方

鍋
水だけで鍋の焦げを落とす方法もあるので、ご紹介しよう。主に、テフロン鍋や銅鍋のひどい焦げ付きを落とすときに活用してほしい。テフロン鍋は、表面にフッ素樹脂の加工がされているので、焦げ付きにくく、基本的には水のみで対応できるのだ。

焦げの落とし方

まず、鍋の焦げた部分が浸るくらいまで水を入れ、火にかけ中火で沸騰させよう。強火は厳禁なので注意してほしい。次に、そのまま10分ほど煮続けたのち火を止め、一晩漬け置きする。翌日、柔らかいスポンジでこするときれいに焦げが落ちるだろう。

4. 空焚きだけでできる鍋の焦げの落とし方

鍋
空焚きだけで、鍋の焦げを簡単に落とす方法もある。主に、鉄鍋のひどい焦げ付きに効果的なのでおすすめだ。鉄鍋は、揚げ物や煮物、焼き物などを調理するときに熱への耐久性が強く重宝する一方で、とても焦げ付きやすい。ぜひ、この方法を活用して、こまめな掃除を心がけてほしい。

焦げの落とし方

まず、何も入れない状態の鍋を火にかける。次第に、熱であぶられることで表面から煙が出て、カラカラになった汚れが浮き上がってくるので、ヘラなどで削り落とせば完了だ。その後、しっかりと水とたわしでこすり洗いするのも忘れないようにしよう。

結論

鍋を焦がしてしまったときの対処法について解説した。鍋の焦げ落としは意外と簡単で、水や身近な食品を使用した裏技ともいえる方法がある。しかも、どれも実践しやすいものばかり。ただし、鍋の素材によって使い分けが必要なので注意が必要だ。もし鍋を焦がしてしまったときは、この記事を参考に、ぜひ一度試してみてはいかがだろうか。
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  • 更新日:

    2023年6月26日

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