1. ステンレスシンクで塩素系漂白剤のつけおきはNG&そのほかの塩素系漂白剤が使えないモノ
シンクに水をはり、洗剤を入れてつけおきすると簡単に部品やふきんを除菌することができますが、その際は使用する薬剤とシンクの素材に注意してください。
『塩素系漂白剤』を使って『ステンレス』のシンクでつけおきをするのは、実はNGなんです。
塩素系漂白剤の作用で、シンク全体が錆びてしまうことがあります。
同じ理由で、ステンレス製のボウルやステンレス製の水筒を塩素系漂白剤でつけおきするのも避けましょう。
さらに塩素系漂白剤は、金属製品以外にも使えない素材があります。
色柄物のふきんやおしぼりは色が抜けてしまう恐れがあるため使わないほうがいいでしょう。
また、子ども用のプラスチックの食器には使えますが、メラミン食器には使えません。
塩素系漂白剤でつけおきをするときには、素材のチェックを忘れないようにしましょう。
2. 塩素系漂白剤の便利な使い方:洗濯槽の掃除
・掃除方法
①洗濯槽の一番上までぬるま湯を溜める
②水5Lに対しキャップ1杯分の分量の塩素系漂白剤を入れる
③約2~3分間洗濯機をから回しする
④そのまま数時間放置して汚れを浮かせる
⑤標準モードで洗い、すすぎ、脱水をする
プラスチック製の洗濯槽はこの方法で掃除することができます。
ステンレス製の洗濯槽の場合は塩素系漂白剤でつけおきすると傷んでしまうことがあるので、ステンレスの洗濯槽に対応しているクリーナーを使いましょう。
洗濯槽の掃除をする際は、塩素系漂白剤が使用可能かどうかお使いの洗濯機の取扱説明書を確認してください。
3. 塩素系漂白剤の便利な使い方:お風呂の掃除
・掃除方法
①塩素系漂白剤と片栗粉を1:1の割合で混ぜてペースト状にする
②カビの気になる場所にペーストを塗り込む
③約5分放置する
④お湯で洗い流す
片栗粉を加えてペースト状にすることで、薬剤が液垂れすることなくカビの上に留まってくれて効果を十分に発揮してくれます。
ただし片栗粉ペーストは排水口に詰まりやすいので、最後に水を使って洗い流すのを忘れないようにしましょう。
結論
塩素系漂白剤の扱い方について「逆効果だったの!?」「知らなかった...」と言う人もいたと思います。
掃除に便利なアイテムですが、使い方をよく確認した上で正しく利用しましょう。
掃除に便利なアイテムですが、使い方をよく確認した上で正しく利用しましょう。