1. 「カップ麺」の食べてはいけない特徴
・フタが膨張している
フタが膨らんでいるカップ麺には、2つの理由が考えられます。
1つ目は気温の変化によるもので、賞味期限内であれば大抵の場合、食べることができます。
2つ目は油の酸化やガス発生によるもので、これは賞味期限切れや不適切な保存状態を示す特徴の1つです。
どちらの理由であるかは外見だけでは判断が難しいため、他の特徴も合わせてチェックしましょう。
・見た目や臭いの変化
カップ麺のフタを開けたとき、中身に以下のような変化が見られたら注意が必要です。
・具材の色が変わっている
・カビや虫の発生
・酸っぱい臭いや油の臭いがする
これらの変化は賞味期限を大幅に過ぎたときや、湿気の多い場所で長期保存したときにより発生しやすくなります。
見た目や臭いに異変がある場合は、食べずに廃棄しましょう。
2. カップ麺の賞味期限について
賞味期限はその食品を最も美味しく食べられる期間を示しています。
カップ麺の場合、多くが製造日から6ヵ月と設定されています。(※1)
この期限は食品ロス削減のために設けられたもので、実際にはこの期間を少し過ぎても食べられることが多いです。
しかし、安全に食べるためには開封後すぐに食べきるようにしましょう。(※2)
(参考文献)
※1出典:一般社団法人 日本即席食品工業協会「即席めんの賞味期限について」
https://www.instantramen.or.jp/news/%E5%8D%B3%E5%B8%AD%E3%82%81%E3%82%93%E3%81%AE%E8%B3%9E%E5%91%B3%E6%9C%9F%E9%99%90%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6/
※2出典:農林水産省「消費期限と賞味期限」
https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/kodomo_navi/featured/abc2.html
結論
カップ麺にフタの膨張、色や臭いの変化があった場合は傷んでいる証拠かもしれません。
長期間保存できるからと言って安心せず、しっかりと見極めることが重要です。
長期間保存できるからと言って安心せず、しっかりと見極めることが重要です。