このサイトは、画面を 
縦にしてご覧ください。
ベルトの切り方!必要な道具や長さ調節に失敗しないためのコツも解説

ベルトの切り方!必要な道具や長さ調節に失敗しないためのコツも解説

投稿者:ライター:渡辺恵司(わたなべけいじ)

鉛筆アイコン 2021年10月18日

ベルトを自分で切るために必要な道具と切り方、長さ調節で失敗しないためのコツを解説する。普段使っているベルトのサイズが合わなくなったり、新しく購入したベルトのサイズ感がイマイチだったりしたときなどにぜひ参考にしていただきたい。

  

1. 長さ調節できるベルトの種類

ベルトとウエストのサイズが合わなければ切って長さを調節すればよい。だがどんなベルトでも切れるというわけではないため覚えておこう。切って長さ調節することを前提にベルトを購入するのであれば、事前に長さ調節できるベルトかどうか確かめておくことが大切だ。

長さ調節が可能かどうかはバックルの構造でわかる

長さ調節できるベルト

バックルと帯革のつなぎ目に金具の部品が使われており、帯革を挟んでつないでいるベルトは長さ調節できる。つなぎ目の金具を開いて帯革を外し、切って調節したあと再び金具に挟めば元のように使うことができる。

長さ調節できないベルト

つなぎ目部分に帯革をはさむ部品がなく、帯革をピンなどで留めているものは長さ調節できないベルトだ。そのままでも使えるサイズかどうか、よく確認してから購入しよう。

2. ベルトを切るのに必要な道具は4つ

長さ調節できるベルトであれば、自分で切ってサイズを変えることができる。そのために必要な道具をまとめた。どのご家庭にもありそうなものばかりだが、念のため確認し不足していれば事前にそろえておこう。

メジャー

試着して切る長さを計測するために使う。実際に使うときと同じ状態で試着し、不要な部分の長さを測る。定規やコンベックスでも計測できるが、裁縫などで使うやわらかいタイプのメジャーのほうが測りやすく便利だろう。

マイナスドライバー

バックルを外す際、つなぎ目の金具を開くために使う。すき間に入るほどの平たくて硬いものなら作業できるので、たとえマイナスドライバーがなくてもハサミの刃先などで開けることは可能だ。だが金具などが傷つくおそれがあるため、できればマイナスドライバーを使おう。

ペン

帯革に印を付けるために使う。印のところで切るうえ切り口は金具で隠れるので、基本的にはどんなペンをでどんな印を付けてもOKだ。自分さえわかれば、ペン先で刺して跡を付けるだけでもよい。

ハサミ

帯革を切るために使う。ごく普通のハサミでも切ることは十分可能だ。ただし厚みがある帯革や硬めの帯革はそれなりに力が必要になるため、持ちやすく切れ味がよいハサミを使おう。

3. ベルトの切り方と失敗しないためのコツ

続いてベルトの切り方を解説していこう。

ベルトの切り方

1.試着する

普段身に着けるときと同じ状態でベルトを試着する。微妙な誤差が出ないよう普段から穿いているパンツに合わせてベルトループにも通し、より正確な位置で測ることが大切だ。

2.ベルトを切る長さを測る

試着した状態で余るベルトの長さを測る。本来のベルト穴の位置(バックルの位置)と、実際のベルト穴の位置の差が「切る長さ」である。メジャーを使って測ろう。複数ある穴のうち中央にあるものを基準にすると、体型の変化にも対応しやすい。

3.バックルを外す

ベルトのつなぎ目の金具を開いてバックルを外す。金具のすき間にマイナスドライバーを入れたらテコの原理で金具を開き、帯革を引き抜くことでバックルを(バックルから)外せる。金具の帯革を留めている部分は鋭いギザギザになっていることが多いため、ケガをしないように注意しよう。

4.切る位置に印を付ける

バックル側の端からメジャーを当て、試着して決めた長さの位置にペンで印を付ける。失敗しないためにも、ハサミで切りやすいようにしっかり印を付けておくこと、また線を引く場合はまっすぐ丁寧に描くことが大切だ。

5.切る

帯革に付けた印部分をハサミで切る。まっすぐ丁寧に切ることを心がけよう。ちょうどよい長さのところに印を付けられたかどうか不安なときは、印よりも短めに切って合うかどうか確かめながら微調節していくとよいだろう。

6.バックルを取り付ける

切った帯革にバックルを取り付ける。つなぎ目の金具に帯革を差し込み、金具を閉じればOKだ。金具が固いときはしっかり力を入れて閉じよう。また金具に帯革をどれくらい差し込めばよいかは、切り落としたベルトのギザギザ跡を参考にするとよい。

4. 切らずに長さ調節できる穴なしベルトもある

ベルトの切り方は難しいものではないが、より手間を減らしたければ穴なしベルトを使うという手もある。

穴なしベルトの魅力

数段階のオートロックシステムを採用したベルトで、自分で切るよりも手軽にサイズ調節できる。切る手間がかからないため失敗することもないのはもちろん、長く使い続けることによって穴が劣化するといったトラブルも皆無な点が魅力だ。

5. ベルトの切り方で失敗しないためにも「試着」をしっかりしよう

ベルトの切り方でもっとも大切なポイントは「試着」の時点でいかに普段に近い状態で装着できるかだ。これによって切る長さが変わってしまうことがあるため、ベルトループにきちんと通した状態で計測しよう。長すぎた場合は微調整が利くが、短く切りすぎてしまった場合は戻すことが困難だ。試着の段階でしっかり計測することを心がけよう。

結論

ベルトの切り方は思った以上に簡単である。必要な道具をそろえたら、あとは手順に沿っておこなえば容易に長さ調節できる。ポイントといえば、試着の段階でしっかり計測する、まっすぐ印を付ける、金具の開け閉めにちょっとしたパワーとコツが要るといった程度だ。サイズに違和感がある方はぜひ自分でベルトの長さ調節し、ジャストフィットさせよう。
インフォメーションマークアイコンオリひとを楽しむための注意事項はこちら
  • 公開日:

    2020年3月 5日

  • 更新日:

    2021年10月18日

この記事をシェアする      
  • Facebook
  • Twitter
  • Hatebu
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

人気記事一覧

急上昇
週間

新着記事一覧新着記事一覧