このサイトは、画面を 
縦にしてご覧ください。
ロングブレス

ロングブレスのやり方とは?正しい呼吸法のコツや驚くべき効果を解説

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2022年6月 6日

昨年モーニングショーで紹介され、再び話題になったロングブレス。ダイエット法のイメージが強いが、実はロングブレスにはダイエット効果に加えてさまざまな健康効果がある。本記事では、ロングブレスについて詳しく解説するほか、さまざまな健康効果を紹介するので、日々の健康維持のために役立ててほしい。

  

1. ロングブレスとは?

ロングブレス
ロングブレスとは、その名の通り息を深く吸って長く吐く呼吸法のことである。深呼吸とは違い、やり方のポイントは呼吸の強さと長さだ。強く深い呼吸で筋肉量を増やして基礎代謝を上げ、脂肪を燃焼しやすい身体を作る。それによってダイエット効果と健康効果が期待できるというものだ。

2. ロングブレスで得られる効果

深呼吸
ここでは、ロングブレスを実践するとどのような効果があるのか、詳しく説明しよう。

インナーマッスルを強化できる

インナーマッスルとは身体の奥深くにあるお腹周りの筋肉のこと。この筋肉は身体を支える筋肉で、内臓や関節の安定をサポートする役割を担っている。インナーマッスルが衰えると内臓の位置が下がり、内臓機能の低下や体型崩れを引き起こして太りやすい体質へと変化してしまうのだ。
ロングブレスのやり方は、このインナーマッスルを刺激して効率よく鍛えられるうえに、内臓の位置が元に戻るため身体のさまざまな不調の改善が期待できる。

お腹が痩せる

インナーマッスルの中で、背中からお腹にかけて横に覆っているのが「腹横筋」。この筋肉は呼吸をするときの主力筋であり、内臓を包み込んでコルセットのような役割を果たしている筋肉だ。ロングブレスは強く長い呼吸によって腹横筋を鍛えて温度を上げることにより、中の内臓脂肪を燃やす。また腹横筋を強化すると、正しい姿勢をキープできるようになり内臓の位置が元に戻るため、ぽっこりお腹を防ぐこともできるのだ。

代謝が向上する

ロングブレスのやり方では、深い呼吸により体内へ取り入れる酸素の量を増やすため、基礎代謝が向上する。すると痩せやすい体質へ変化するのだ。また、血流もアップするため体温が上がり、免疫力の向上も期待できる。

腰痛が改善する

コルセットのような役割である腹横筋を鍛えることで腰をしっかり支えられるため、腰痛が改善する。また、ロングブレスは寝ながら実践できるやり方なので腰痛に悩んでいる方でも挑戦できるのだ。その際、腰を反らさないようにお腹にしっかり力を入れることがポイントだ。

ストレスや不安を解消する

ロングブレスのような深く長い呼吸は脳に新鮮な酸素が行き渡るため、神経のバランスが整い精神的にも安定する。とくに息を吐き出すことで副交感神経が優位になり、ストレスや不安を取り除く効果を得られるだろう。

3. ロングブレスの正しいやり方

ロングブレス
では、ロングブレスの正しいやり方を解説しよう。2分間のトレーニングなので、ぜひ挑戦してほしい。

ロングブレスの正しいフォーム

  • つま先で立ち、お尻に力を入れて引き締める
  • 左右どちらかの足を前に出し、体重の90%を後ろの足にかける
  • 両足のつま先を外側に向ける
コツは上半身を反り過ぎないよう常にお腹に力を入れること。上半身が反ったままだと腰に負担がかかり、腰痛の原因になるので注意が必要だ。また、肛門を締めるように力を入れ、横から見たときに前の足から上半身が斜めまっすぐになることを意識するとよいだろう。
両手を伸ばすときも、腹横筋を意識することで正しいフォームをキープできる。

ロングブレスの正しい呼吸法

正しいフォームを意識したら、次は呼吸法だ。やり方は以下の通り。
  • 両手を上に上げて手のひらを重ね、3秒かけて鼻から息を吸い込む
  • 頬を膨らませて口をすぼめた状態で「フー」と声を出す。このとき手のひらを上に向けたまま、両手で円を描くように横に広げる
  • 7秒かけて息を強く吐ききる
  • 1~3を6セット繰り返す
コツは、両手を横に広げるときに肩甲骨を意識することだ。また、手のひらをお腹の下に置いて息を吐くと、さらにインナーマッスルが鍛えられる。
正しいフォームを意識して呼吸することで、ロングブレスの効果をより実感できるだろう。このやり方をおろそかにすると効果が半減し、ケガの原因にもなるので注意してほしい。血糖値の低い朝食前に行うとさらに効果的である。

4. ロングブレスは寝ながらや座って行っても効果ある?

健康
ロングブレスは寝ながら、または座ってもできるため、正しいやり方をキープすることが難しいシニアの方にも取り入れやすいトレーニング法である。どの体勢でも常にお腹を引っ込めておくことが大切だ。

コツは「丹田」を意識すること

おへそから指3、4本分下がったところを「丹田」と呼ぶ。ここを意識すると、インナーマッスルの強化に繋がり、内臓脂肪が落ちやすくなる。また、血行がよくなるため体温が上がり、さまざまな病気の予防に効果的である。ロングブレスのやり方を実践するときは、丹田を意識することで効果をより実感できるだろう。

結論

ロングブレスはたった2分のトレーニングで体温が上昇し、免疫力が向上する。このご時世、免疫力を上げることはなによりも大切なことではないだろうか。紹介したロングブレスのやり方を参考にして、健康な身体と心を手に入れよう。
インフォメーションマークアイコンオリひとを楽しむための注意事項はこちら
  • 更新日:

    2022年6月 6日

この記事をシェアする      
  • Facebook
  • Twitter
  • Hatebu
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

人気記事一覧

急上昇
週間

新着記事一覧新着記事一覧