1. こんなシャツインはダサい
シャツインの正しい着こなし方を知る前に、シャツインがダサくなるパターンから理解しておこう。事前にシャツインのNGポイントを知っておけば、失敗を防げるはずだ。
シャツインのNGポイント
シャツの裾にたるみがない
オシャレなシャツインの基本は、裾にある程度のたるみを持たせることである。裾にたるみのないシャツインではビジネススタイルに見えてしまうので、カジュアルな着こなし方としてはダサく見えやすいのだ。
小さめのシャツをインする
小さめのシャツでは裾にたるみを出しにくく、窮屈な印象を与えてしまう。シャツインを前提でシャツを選ぶなら、丈に余裕のある種類を選ぶことをおすすめしたい。
細めのパンツにインする
細めのパンツはシャツインには不向きである。無理やり感が出てしまうと、ダサい着こなしに見られやすいため、シャツインはゆったり履けるボトムスを選ぶのが着こなし方の基本である。
2. シャツインのオシャレな着こなし方
続いて、シャツインのオシャレな着こなし方も紹介していこう。これらのポイントを参考に、ワンランク上のオシャレを楽しんでもらいたい。
裾に余裕をもたせる
シャツインでは、裾にある程度のたるみを持たせることが基本と述べたが、裾にできるふんわり感こそ、シャツインの仕上がりを決める重要なポイントなのだ。裾のたるみを自然に作るコツは、裾をシャツインした後に大きく背伸びをすること。するとゆとりが生まれ、シルエットのバランスが整う。着こなし方の基本として、シャツのサイズ感は少し大きめを選ぶことも忘れずに。
ジャケットのインナーだけをインする
アウターにジャケットを着るなら、インナーのみシャツインするのも着こなし方のテクニックである。コーデに簡単にメリハリをつけられることに加え、都会的な印象もプラス。ジャケットを着る季節にはぜひ試してみよう。
太めのパンツにインする
近年のトレンドアイテムとして注目を浴びるワイドパンツは、シャツインコーデとの相性がバツグン。見え方によってはだらしない印象を与えるワイドパンツが、シャツインによって大人っぽい雰囲気を演出できる。流行も意識した、おすすめの着こなし方である。
3. シャツインの着こなしコーデ術
最後に、シャツインの着こなしコーデ術を春夏・秋冬に分けて紹介する。季節ごとのシャツインの着こなし方に悩んだら、参考にしてみよう。
春夏のシャツインコーデ
春はスウェットシャツとワイドパンツのシャツインコーデがおすすめ。パンツに合わせてスウェットシャツもゆったりしたサイズのものを選べば、バランスがまとまりこなれ感も演出できる。また、カーディガンも春のシャツインコーデにぴったりである。上下はオーバーサイズでまとめ、インナーのみシャツインすれば、ほどよい抜け感のある着こなしに仕上がるだろう。
夏のシャツインの定番といえば、Tシャツを使ったコーデである。モノトーンでまとめたり、ポップな色味を入れたりと、アレンジの幅が広がるのが魅力。袖丈が長いTシャツを選ぶと、シルエットがよりオシャレになるのでおすすめだ。
秋冬のシャツインコーデ
秋のシャツインスタイルには、バンドカラーシャツやチェックシャツを使いたい。単体でもオシャレだが、アウターにカーディガンなどを羽織ればこなれ感がアップする。
冬はアウターが活躍する季節なので、インナーでシャツインスタイルを楽しもう。ダウンジャケットとニットシャツの組み合わせは相性がよく、インナーのニットシャツで差し色を入れるなと、コーデの幅が広がるのがポイント。ただし、あまり厚手のニットシャツではシャツインしづらいため注意しよう。
結論
シャツインは、近年若者から支持されるトレンドの着こなし方として注目されている。着こなし方のポイントを押さえれば、誰でもオシャレにシャツインスタイルを楽しめるので、日頃のファッションのバリエーションとして、ぜひトライしてみてほしい。