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モヒートとは?キューバ生まれの人気のカクテルレシピを紹介

モヒートとは?キューバ生まれの人気のカクテルレシピを紹介

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2020年6月24日

カクテルにはさまざまなレシピがあり、手軽に作れる種類も多いので、自宅でカクテル作りを楽しんでいる人も多くいるだろう。本記事では手軽に作れるカクテルの中でもさっぱりとした味わいで人気があるモヒートについて、味わいや作り方などを紹介する。

  

1. モヒートとはミントとラムの酒

モヒートとは現在、ベースに焼酎やウイスキーを使ったものなど、数多くのアレンジレシピが紹介されるほどの人気カクテル。しかし本来はベースにラムを使用するのが正しいレシピだ。かつてはアメリカ出身の文豪ヘミングウェイも愛したといわれるカクテル、モヒートについて解説していく。

モヒートの発祥地

モヒートの発祥地はキューバの首都ハバナであるとされ、その歴史は古く、1890年代から飲まれていたと伝えられている。モヒート誕生のきっかけとは1862年にキューバのバカルディ社によって発売されたラム、「バカルディ」であり、これはカクテル業界に革新をもたらした銘柄ともいわれている。その後、モヒートはキューバのみならず世界中でも人気が広まり、誰もが知る定番のカクテルとなったのだ。

モヒートの材料

モヒートに使用する材料は、ベースとなるラム、ミントの葉、砂糖かシロップ、ライムをひと切れと、ソーダがあればOKだ。たっぷりの氷を入れたグラスで楽しもう。また、使用する氷はクラッシュアイスがおすすめだ。

モヒートのアルコール度数

モヒートのベースになるラムのアルコール度数は、平均して40%から50%ほどと高いことが特徴だ。ラムは好みの分量に合わせればよいが、モヒートとはアルコール感をあまり感じないほどさっぱりと飲みやすいカクテルなので、飲み過ぎには注意したい。

2. モヒートの作り方とは

モヒートとは自宅でも手軽に作れる人気のカクテルだ。しかしただ材料を混ぜるだけでは美味しいモヒートは完成しない。ここではモヒートを作る上での美味しいひと手間を紹介するので、ぜひ実践してみてほしい。

モヒートを作る前に

モヒートを作る前に用意しておきたいアイテムがある。そのアイテムとは、モヒート作りには欠かせないともいわれるペストルというアイテムだ。ペストルとはすりこぎ棒のようなもので、先端が樹脂で加工されていたり、ステンレス製のものなど種類も豊富にあり、主にフルーツやミントの葉をつぶす用途で使用される。モヒート以外のカクテル作りでも活躍するアイテムなので、1本持っておくと便利だろう。

美味しいモヒート作りのコツ

まずグラスにミントの葉、ライム、砂糖かシロップを入れたら、先ほど紹介したペストルを使用して潰していく。これらを潰すことによってさわやかな風味がさらに増すので、美味しいモヒートを作る上で必ず実践したいポイントだ。材料を潰したら、そこへクラッシュアイスを入れ、上からラムを注ぐ。全体的に混ざるように軽くステアしたら、ソーダを注いでさらにひと混ぜして完成。仕上げにミントの葉を添えれば見た目も美しく楽しめるのでおすすめだ。

使用するラムによっても味が変わる

モヒートのベースに使用するラムも種類によって味わいが変わるので、いろいろ試してみるのもおもしろいだろう。ラムの定番、バカルディ社の「バカルディ・スペリオール」はフルーティな香りとほのかな甘みが特徴で、ジャマイカの老舗ラムメーカー、アプルトン社の「アプルトン・ホワイト」はクリアでキレのある味わいがある。自分好みのラムを使用して、オリジナルのモヒートを楽しもう。

3. ノンアルコールのモヒートとは

モヒートにはノンアルコールのレシピもあり、お酒が苦手という人にもおすすめだ。ここではふたつのレシピを紹介する。好みのアレンジでノンアルコールモヒートを楽しんでみよう。

ヴァージン・モヒート

ヴァージン・モヒートとは、モヒート本来の風味をラム抜きでも楽しめるノンアルコールモヒートだ。その味の決め手はミントシロップだろう。ミントシロップとは、ミントの風味がついたガムシロップのことである。作り方は簡単で、グラニュー糖と水を合わせたものを沸騰させ、火を止めてミントを加え、5分ほど蒸らしたあとで冷ませばOK。氷を入れたグラスにミントシロップ、ライムジュース、ソーダを注ぎ、全体的に混ざるように軽くステア。仕上げにミントの葉とライムをひと切れ添えたら、さわやかな味わいのヴァージン・モヒートの完成だ。

ソルト・モヒート

ソルト・モヒートとは、いろいろな味の変化を楽しめるノンアルコールモヒートだ。まずグラスの縁にライムの果汁を軽くつけ、そこに塩をのせておく。グラスの中ではちみつ、ミントの葉、ライムを潰しておき、そこにレモン系のソーダを注いだら完成。塩分補給もできるため、夏場のブレイクタイムにもおすすめだ。

4. モヒートのボトルとは?バカルディのリキュールにも注目!

モヒートとは手軽に作れるレシピであるとはいえ、ミントやライムを揃えるのがちょっと面倒と思う人もいるだろう。そこでおすすめしたいのが、モヒート・ボトルである。グラスに注いで、ソーダで割るだけでモヒートが完成するという、便利なリキュールだ。定番のバカルディも含め、いくつか紹介する。

バカルディ・モヒート

モヒートの定番ラム、「バカルティ・スペリオール」をベースに、ミントとライムのフレーバーで仕上げたのが「バカルディ・モヒート」だ。ソーダを加えるだけで本格モヒートが楽しめる。これからモヒートを飲み始める人にもおすすめだ。

ボルス・モヒート

「ボルス・モヒート」とは、プロバーテンダー御用達のリキュールである。ミントの爽快感と柑橘系の酸味がしっかりと効いており、ソーダ割りはもちろん、ロックでも美味しく楽しめることが特徴だ。

ニッカ・モヒート

「ニッカ・モヒート」とは、その名の通り、国産ウイスキーメーカーであるニッカウヰスキーが製造するモヒート・ボトルだ。正式名称は「ザ・バーテンダー・モヒート」で、主に業務用ボトルで販売されている。ほどよい甘さとさっぱりとした飲み口で、手軽にモヒートを楽しめる。

結論

モヒートはミントのさわやかな風味とライムのすっきりとした酸味が特徴なので、暑い夏にもおすすめしたいカクテルだ。シーンも選ばないので、みんなでホームパーティで楽しむもよし、ひとりでじっくりと楽しむもよし、それぞれのスタイルで自由にモヒートを楽しんでほしい。
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  • 更新日:

    2020年6月24日

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