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カルーアミルクの度数は高い?カルーアの基礎知識やレシピも紹介!

カルーアミルクの度数は高い?カルーアの基礎知識やレシピも紹介!

投稿者:ライター:渡辺恵司(わたなべけいじ)

鉛筆アイコン 2021年10月12日

「カルーア」や「カルーアミルク」のアルコール度数を解説するとともに、カルーアをベースとした度数の高いカクテル、低いカクテルなども紹介する。カクテルのベースとして世界中で高い人気を誇るカルーアだが、アルコール度数は意外と高い。この機会にぜひカルーアについて詳しくなっておこう。

  

1. カルーアとは?度数はどのくらい?

まずはカルーアミルクなどに使われる「カルーア」というお酒について解説しよう。

コーヒーリキュールのひとつ

カルーアとは、コーヒーリキュールを代表する銘柄である。日本ではサントリーが販売しており、簡単に手に入れることができる。ベースはサトウキビのリキュールで、深みのあるまろやかなコクや、ほんのりとした優しい甘さが特徴のお酒だ。

カルーアの語源

カルーアは英語で書くと「Kahlua」である。これは「Kahua」という、アラビア語でコーヒーを指す俗語が語源とされている。

カルーアの歴史

カルーアのルーツは1930年代に遡る。メキシコにある「ベラクルーズ」で、コーヒー農家の兄弟がレシピを発明したといわれている。その後、1936年頃に現在のレシピが定着したというのが通説だ。

カルーアの度数はどれくらい?

カルーアのアルコール度数は20度である。飲みやすいが一般的な焼酎とさほど変わらない度数であることは覚えておこう。なおカルーアには抹茶をブレンドした銘柄もあるが、アルコール度数は同じく20度である。

カルーアのカロリーはどれくらい?

分量によって変わるためあくまで目安だが、1杯あたり180kcal前後と考えるとよいだろう。ただし生クリームで割る場合はもう少し高くなる。アルコール度数もカロリーも「やや高め」といったところだろう。

カルーア以外のコーヒーリキュールの度数

  • ボルス・コーヒー(アサヒ):24度
  • パトロン・XO・カフェ(バカルディ・ジャパン):35度
  • 泡盛珈琲(久米仙酒造):12度 など
一例だがカルーア以外のコーヒーリキュールのアルコール度数は、このように銘柄によってさまざまだ。アサヒ「ボルス・コーヒー」はラムベースのリキュールで、アルコール度数は24度とカルーアより少し高い。バカルディ・ジャパン「パトロン・XO・カフェ」はテキーラベースのリキュールで、アルコール度数はラムやウォッカ、テキーラなどと変わらない35度である。珍しい銘柄では久米仙酒造「泡盛珈琲」がある。泡盛ベースで、アルコール度数は12度とやや低めである。

2. カルーアミルクの度数は高い?

カルーアを使用した定番カクテル「カルーアミルク」の度数はどの程度なのだろうか?

カルーアミルクとは

カルーアを牛乳で割るというシンプルなカクテルだ。ほんのりとした甘みとまろやかな飲み口から、お酒が得意でない方や女性の方などに人気がある。カルーアと牛乳の分量でアルコール度数を調整しやすいのも特徴である。

カルーアミルクの度数

作り方(分量)によって異なるが、基本的には8度以下、一般的には5〜6度程度と思ってよいだろう。カルーアが20度なのでだいぶ低く感じるかもしれないが、ビールのアルコール度数よりもやや高めであることから飲み過ぎには気をつけよう。

3. カルーアミルクの作り方

カルーアミルクはご家庭でも簡単に作れるカクテルのひとつだ。

カルーアミルクの材料

  • カルーア:30ml
  • 牛乳:90ml

カルーアミルクのレシピ

  • グラスに氷を入れる
  • カルーアを入れる
  • 牛乳を加えて軽くステアすれば完成
カルーアと牛乳の割合は1対3が基本だが分量は調整可能だ。お酒が苦手な方はカルーアを減らすか牛乳を増やしてアルコール度数を下げよう。

4. カルーアを使ったアルコール度数が高めのカクテル

カルーアをベースとしたカクテルの中にはほかのお酒を使用するものもある。代表的なのがウォッカだ。ウォッカの度数は平均40度程度のため、カルーアと混ざると甘さの中に強いアルコールのパンチが効いた味わいになる。

ブラック・ルシアン(25度〜)

氷を入れたグラスにウォッカを40ml、さらにカルーアを20ml加えて軽くステアすれば完成する簡単なカクテルだ。ブラックアイスコーヒーのような見た目と、ウォッカの本場がロシアであることからこう名づけられたといわれている。アルコール度数は25度を超えるストロングなカクテルだが、味わいは甘めで飲み口もよい。食後などにゆっくり楽しみたいカクテルだ。

ホワイト・ルシアン(25度〜)

ブラック・ルシアンに生クリームを浮かべたもので、アメリカでも大人気のカクテルのひとつだ。甘い味わいで飲みやすく見た目が美しいことから女性に人気があり「レディ・キラー」の異名も持つカクテルとしても知られている。ただし飲みやすさに反してアルコール度数は高く25度を超える。もちろん飲み過ぎは厳禁だ。

B-52(30度〜)

ショットグラスで楽しむカルーアベースのカクテルの代表格「B-52」は、シューターカクテルである。シューターカクテルとはグラスに何種類かのお酒を入れて楽しく飲み干すといったスタイルのカクテルを指す。B-52はウォッカこそ使用しないが、カルーア、クリームリキュール、オレンジリキュールの3層からなる見た目に美しいカクテルだ。ただしアルコール度数は30度を超えるほど高い。一気に飲み干すのが主流のシューターカクテルだが、飲み過ぎないようほどよく楽しむことが大切だ。

5. カルーアを使ったアルコール度数が低めのカクテル

逆に、カルーアを使ったアルコール度数が低めのカクテルもあるので紹介しよう。意外と相性のよい組み合わせもあるのでぜひ覚えておこう。

カルーア・アイスコーヒー

基本レシピのアルコール度数は8度あたりだが、度数を低く抑えるアレンジがある。ガムシロップ代わりにカルーアを使用するイメージで、アイスコーヒーに少量のカルーアを加えればOKだ。仕上げにミントを添えるのも風味があってよい。大人のアイスコーヒーをじっくりと楽しもう。

カルーア・コーラ

コーヒーリキュールとコーラを混ぜると味がぶつかり合うようなイメージがあるが、意外なことに相性がよい。甘さと清涼感のある、さっぱりした味わいの新感覚のカクテルである。基本レシピのアルコール度数は8度あたりだが、カルーアとコーラの分量を調節すれば度数を低くすることが可能だ。

6. カルーアの度数は意外と高め!飲みすぎにはご注意を

カルーアのアルコール度数は20度、カルーアミルクにした場合は5〜6度程度まで抑えられるが、そうはいってもビールの5度と同程度か作り方によっては高めになる。濃厚なためグビグビ飲むということはそれほどないかもしれないが、飲みやすいためお酒が苦手な方もすんなり飲めてしまうことが多い。くれぐれも飲み過ぎにだけは気をつけよう。

結論

カルーアをベースとしたカクテルはさまざまあるが、中でもカルーアミルクは飲みやすく人気のカクテルだ。ご家庭でも作りやすいため、ぜひカルーアの原液を入手して作ってみてはいかがだろうか?アルコール度数はカルーアと牛乳の分量で調整できるので、ご自身のアルコールの強さなどに合わせて作ってみてほしい。
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  • 公開日:

    2020年6月27日

  • 更新日:

    2021年10月12日

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