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歴史から人気茶葉まで。めくるめく紅茶の世界

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ)

2018年9月21日

皆さんは紅茶がお好きだろうか?実は、紅茶は奥が深い飲み物。歴史も驚くほどに古い。世界の茶の70%は紅茶と言われるほど、世界では馴染み深い飲み物のひとつだ。今回は、紅茶の基礎知識を学びつつ、その代表的な種類をお届けしていく。

1. 紅茶の歴史

緑茶と同じ茶葉

紅茶と緑茶、烏龍茶は、同じツバキ科の茶の樹からできていることをご存知だろうか?茶の樹の葉を乾燥、発酵させて作るのだが、この発酵度合いによって、紅茶、緑茶、烏龍茶の区別が生まれるのだ。ちなみに不発酵であるのが緑茶、半発酵であるのが烏龍茶、完全発酵であるのが紅茶である。

イギリスと紅茶

紅茶といえば、アフタヌーンティーでも有名なイギリスを思い浮かべる人が多いだろう。イギリスに茶が伝わったのは、1600年ごろ。そもそもは万病に効く東洋の秘薬として販売されたようで、その頃はまだ紅茶ではなく緑茶であった。その後、宮廷で喫茶の風習が大流行し、イギリスでお茶は上流階級の嗜みとして広まっていった。当初は中国や日本の茶が主流であったが、1800年代頃になると植民地化したインドやスリランカで茶の生産に着手。ダージリンやアッサムなど、現代に通ずる紅茶が取引されるようになっていった。

上手な淹れ方

紅茶を上手に淹れるのに必要とされるのが、新鮮な軟水と陶器か銀製、ガラスのポット。これは、鉄分を含むポットで入れると紅茶のタンニンが鉄と化合して、香りや味、色を損なうからである。まず茶器を温め、ポットに人数分の茶葉(ティースプーン1杯が1人分)を入れ、沸騰したてのお湯を注ぎ、すぐ蓋を閉める。蒸らして、さっとスプーンでひと混ぜし、茶漉しで茶殻を漉しながら、均一になるように回しいれる。最後の一滴まですべて注ぐのが流儀である。

2. 世界三大紅茶

アッサムやダージリンなど、聞き馴染みのある茶葉、実は産地を表しているということをご存知だろうか?紅茶も他の食材同様、旬が最も美味しいとされているが、その旬はわずか数週間ということもあるんだとか。ここでは世界三大紅茶と呼ばれる、3つの茶葉にフォーカスする。

ダージリン

「紅茶のシャンパン」とも呼ばれるダージリンは、甘く爽やかな香りと上品な渋みが特徴。生産地であるインドのダージリン地方は北ヒマラヤ山脈に位置し、標高1000m~2500mの高地である。収穫時期は年3回だが、時期によって味わいも香りも大きく異なる。

ウバ

スリランカ南東部にあるウバの高地は、日中と夜間との気温差がとても大きく、霧が発生しやすい。この気候が、ウバ特有の甘く刺激的なフレーバーを生み出す。ミルクティーにも合うことで知られている。

キーモン

あまり聞きなれない品種キーモンは、紅茶のルーツである中国生まれ。上海の西に位置する安徽省祁門県で生産される古典的な紅茶だ。高い香りとスモーキーなフレーバーが特徴。ちなみに生産時期は、6月~9月と短く、8月に摘まれるものが最高級品として珍重されてきた。

3. 人気の茶葉

アッサム

北東インドのブラマプトラ川の両岸に広がるアッサム平原で摘まれる紅茶。雨量が多いことでも知られる土地で、世界最大の紅茶産地とも言われている。甘みが強く、コクがある味わいと濃いめの色が特徴。味わいが濃いのでミルクティー向きである。

アールグレイ

アールグレイは、ベルガモットの香りをつけたフレーバーティーの一種。すなわち茶葉の銘柄ではないのだ。一般的に世界三大紅茶にも数えられるキーマンがベースに使われることが多い。ちなみにアールグレイとはグレイ伯爵の意で、1830年代のイギリス首相の名に由来すると言われている。ブランドごとにその味わいは異なるが、爽やかな香りが特徴だ。アイスティーにも向いている。

セイロン

やや異色のセイロンティー。というのもセイロンとは原産地であるスリランカの旧国名で、スリランカ産紅茶の総称なのだ。ゆえに上記のもののように単一ではなく、その種類は様々。厳密にいうと前述のウバもセイロンティーのひとつ。主に標高によって味わいが異なるとされており、有名なものはヌワラエリヤ、ディンブラ、キャンディなどである。

結論

基本的にストレートで飲むと茶葉そのものの芳香や味を楽しむことができるが、ウバやアッサム、アールグレイなどはミルクティーに向くと言われている。ミルクティーにする場合は、やや多めの茶葉で淹れた紅茶に常温のミルクを少々加えるのが正式な方法。ロイヤルミルクティーやチャイなど、ミルクで煮出す場合も半量ほどの湯でまず煮出すのが正解だ。お試しあれ。
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