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「カフェオレ」と「カフェラテ」の違い、ちゃんと理解して注文している?

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

2019年12月 2日

ほんの20年ほど前には、コーヒーに牛乳を入れたものと言えば「コーヒー牛乳」。せいぜい「カフェオレ」の名は知られていたかもしれない。一気にカフェチェーンが増え「カフェラテ」という名がメニューに並んだときには、「ラテ?テラ?」などと迷うおじさんが続出。若いアルバイト店員にくすりと笑われていたものである。それが今やすっかり定着した「カフェラテ」だが、さて、「カフェオレ」と「カフェラテ」の違いをご存じだろうか。

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1. 「カフォオレ」と「カフェラテ」。言葉の意味を確認してみよう

そもそも「カフェオレ」と「カフェラテ」とは、言葉が使われている国が異なる。

「カフェオレ」はフランス語。
café(カフェ)=コーヒー
au(オ)=に
lait(レ)=ミルク
という意味を表している。
フランスの朝はカフェオレで始まると言われるほど根付いている習慣となっている。カフェオレボウルと呼ばれる大きめな器でたっぷり楽しまれる。

一方、「カフェラテ」はイタリア語の造語にあたる。
caffe=コーヒー
latte=ミルク
の組み合わせであるため、イタリア風のカフェオレといったところ。アメリカ西海岸のシアトルで1990年ごろからブームとなったものが日本へも紹介され、一気に広まった。

ところがここで疑問に思うのが、「イタリアにはすでにコーヒーとミルクを合わせたものがあったのではないか?」ということ。
「カプチーノ」である。「カプチーノ」は「カフェカプチーノ」とも呼ばれ、イタリアンローストの粉を用いた濃厚なコーヒーに、温めたミルクとクリーム状に泡立てたミルクを加えたもの。砂糖を入れたり、ホイップクリームを浮かべたり、かんきつの皮をすりつぶしたものを加えたりとアレンジされる。シナモンスティックをスプーンがわりに添えるのも、特徴。これから比べると、「カフェラテ」はややシンプルなアレンジであるといえるだろう。

2. 「カフォオレ」と「カフェラテ」の違い

国が違うとはいえ、コーヒーとミルクを合わせたものである「カフェオレ」と「カフェラテ」。しかし両者は同じものではない。いくつかの相違点がある。

・相違点1:コーヒーの種類

「カフェオレ」ではドリップコーヒーを用いるのに対し、「カフェラテ」ではエスプレッソが用いられる。
つまりこの2つは「カフェ」部分も同じではないのだ。

・相違点2:コーヒーとミルクの割合

国や店によっても多少の前後はあるが、「カフェオレ」ではコーヒーとミルクをほぼ同量使用する。
対して「カフェラテ」ではコーヒー2に対して、ミルクは8と圧倒的にミルクが多い割合になっている。

・相違点3:ミルクの注ぎ方

「カフェオレ」ではミルクを勢いよく注ぎ、ほどよく泡立てるのが本格的な淹れ方とされている。慣れている人でないと難しいが、コーヒーとミルクを高い位置から同時に注ぐのがほどよい泡立ちを起こし、おいしく飲む秘訣。一方「カフェラテ」では、カップの中心から静かにミルクを注ぎ入れていく。

簡単に言うと、「カフェオレ」に比較して「カフェラテ」は濃いコーヒーをたっぷりのミルクと味わう飲み物だということ。ミルクの自然な甘みを楽しむことができるうえ、その味わいに負けない力強いコーヒーも感じることができる組み合わせとなっている。

3. 大事なのは「カフェ」。コーヒーにこだわりを

「オレ」「ラテ」が違うのかと思いきや、味の違いを引き出しているポイントは「カフェ」にあった。コーヒーは豆の種類や焙煎の仕方、豆の挽き方で味わいが変わってくる。

・豆の種類による違い

私たちが日頃目にしているコーヒー豆は、緑色をしている生豆を焙煎したもの。生豆で品質が良いとされるものは、色・形・厚みがきれいに揃っていて、豆の表面に光沢がある。また豆の等級はおおむね標高の高いところでとれたものの方が、「格が高い」とされる。

コーヒーには、三大原種がある。
アラビカ種:最も広く流通している。味と香りのバランスが良く、ブラジルやコロンビアといった主要産地でよく作られている。
ロブスタ種:インスタントコーヒーなどの工業品にも使われることのある種類。酸味が少なく、苦みが強いという特徴がある。
リベリカ種:生育期間が長く、生産量はごくわずか。苦みの強さが特徴。

・焙煎の仕方による違い

コーヒーの味は、焙煎で決まると言っても過言ではないかもしれない。焙煎度合いで分けると、浅煎り・中煎り・深煎りと大きく3つに分類できる。焙煎が浅いほど酸味が強く、焙煎が深くなると苦みが増す。たとえばアメリカンには浅煎りや中煎りのものが使われ、エスプレッソに適しているのは深煎りとなる。

・コーヒー豆の挽き方による違い

挽き方の細かい「極細挽き」「細挽き」から、中間の「中挽き」、さらに段階が上がると「粗挽き」となる。挽き方が細かいと濃度が濃くなるため苦みが出やすく、粗いと酸味が強くなる。ペーパードリップなら中挽きか粗挽き、エスプレッソには極細挽きなどと使い分ける。

結論

コーヒーは産地も多く、コーヒー豆の加工によっても味わいが変わるため、奥の深い世界だ。さらにアレンジも多彩で、コーヒーメニューはたくさんある。そのなかでも「カフェオレ」と「カフェラテ」はなじみ深いメニューではあるものの、知っているようで知らなかった両者の違い。これで次回からは好みにあったドリンクをオーダーできるようになるだろう。

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