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高いのには理由がある!魅惑の高級フルーツ

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

2018年8月 2日

ひと房110万円。これは、ルビーロマンという新品種ブドウの落札価格だ。ひと粒換算で約2万円もする。日本はとにかく高級フルーツが多く需要もあるのだが、これは世界的に見ても驚く感覚であるようだ。日本人からすると「フルーツはある程度高くて当然」という認識があるのだが、これはどうしてなのだろうか。

1. なぜ日本は特別なのか

フルーツは世界中で売られているが、異常に高級なフルーツがあるのは日本だけのようだ。これは、日本の歴史・風土・国民性などが深く関係している。

その昔、果物は菓子扱いだった

水菓子という言葉を聞いたことがあるだろうか?特に会席料理では、わざわざメニューに「水菓子」と記してあることが多い。古い言い方で果物のことである。果物は和食におけるデザートとして、お菓子の扱いを受けていたのだ。甘みが貴重品だった頃から、特に多肉多果汁のものほど貴重な「菓子」だった。

果物=贅沢品という文化

日本では献上品など、高級な果物を贈答する文化が江戸時代から存在する。贈答品として当然のようにフルーツを選ぶ日本人だが、海外ではそれがフルーツではなく、ステーキや酒類、文具などのことが多い。友人知人・上司・取引先などに、お見舞いやお祝いで値の張る立派なフルーツを贈るのは、日本独特の文化なのだ。

「必需品」か「贅沢品」かの差

日本は豊富な水源があるので水分には事欠かず、ビタミンも野菜で摂ってきた。これに対し、海外はフルーツから水分とビタミン・ミネラルを摂取する意識が高く、フルーツは生活必需品という考え方だ。必需品は値段が安くなる傾向にある。日本の「菓子相当」「贅沢品」という発想とはまったく違う考え方だ。ここに海外と日本のフルーツ価格差がうまれた原因がある。

2. 高いのには理由がある

日本人は農業開発が得意である。贅沢品としての品質を求められた結果、フルーツは品種改良が加速した。味と質はどんどん高くなり、それが値段にも比例している。

甘くすることに特化

糖度を上げることと見た目をよくすること。これが日本のフルーツ品種改良の目的だ。イチゴを例にとると、約20年前の主流は「糖度8度」だったのに対し、最近の新品種は「糖度11~12度」である。光センサーで糖度を検査し、すべてのフルーツを切らずに調べられる。

農家の手間と努力

高いフルーツには農家の手間と努力が詰まっている。今では「一本一果」という栽培法が主流で、ひとつの果樹にたったひとつの果実だけ残すのだそうだ。すべての栄養がその果実に集中する。一本一果は自然災害によるリスクや生産量の減少につながるのだが、品質と卸価格は非常に高くなる。

3. 高級フルーツの具体例

それでは、実際の高級フルーツとその価格を具体的にご紹介しよう。日本人でも驚きの高価格だ。

夕張メロン

高級フルーツの代名詞、北海道名産の夕張メロン。すべて温室栽培で、日焼け防止のカバーをかけられている。
標準でもひとつ2万5,000円で、過去に240万円の値がついたことがある。

黒皮スイカ

北海道の「でんすけすいか」という品種は、真っ黒でツヤのある皮が特徴だ。年100個ほどしか採れず、標準で1万円ちょっと。
2008年に62万円4,000円で競り落とされている。

世界一リンゴ

名前からして世界一、というリンゴ。その生産はほとんどが青森県だ。受粉はすべて人工管理され、ハチミツを使って洗浄される。
ひとつ約2,000円は下らない。

結論

高いだけでなく、間違いなく美味しさが保証された日本の高級フルーツ。海外の要人が初めて日本の高級フルーツを食べてから、自家用ジェットで買いに来るようになった...などという話もあるくらいだ。一般的にスーパーで買える手頃な価格のフルーツでも、十分美味しいものである。数万から数十万、中には100万円を超えるフルーツの味とは、一体どれほどなのだろうか。

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