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イタリア・シチリアでは朝食にかき氷を食べる?グラニータとは?

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 南城智子(なんじょうさとこ)

2018年8月27日

世界には私たちの知らない食文化が数多く存在している。中には比較的知名度のある場所でも、思いもよらない食生活を送っている人たちがいるものだ。今回注目したいイタリア・シチリアのグラニータもその1つ。グラニータとは端的に言うとかき氷のようなものだが、シチリアではこのグラニータを朝食に食べる風習がある。かき氷を朝食に…一見すると不思議な食文化だが実際はどのようなものなのか、詳しく見てみよう。

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1. イタリア版かき氷"グラニータ"

グラニータはイタリア語で「粒状にする」という意味を持つグラニーレを語源に持つ氷菓だ。もともとイタリアに伝わるアイスクリームやジェラート、グラニータの起源は冷たい雪に味付けをして食べ事にあったといわれている。その後、時代が進むにつれ氷菓は技法を変えて進化し、ジェラートやアイスクリームのようななめらかな形状のものも登場した。その一方で、グラニータはシャリシャリした氷の食感が特徴のイタリア版かき氷とも言える一品。

涼しげな見た目と味わいは、暑さの過酷なシチリアの夏においてはなくてはならないもので、シチリア特産のレモンやオレンジといった柑橘や、コーヒー、ピスタチオのようなナッツ類まで、さまざまな味わいが楽しめる。

2. シチリアでは朝食にグラニータを食べる

そんなシチリアの食文化に欠かせないグラニータ。私たちの感覚からすれば「おやつ時やお風呂上りなどに食べるのかな?」と考えるところだが、シチリア人はこれを朝食に食べてしまうと言うのだから驚きだ。シチリアをはじめとしたイタリアでは朝食はコーヒーとパンが基本スタイル。しかし、夏場の非常に強い日差しが朝から降り注ぐシチリアではホットコーヒーを飲むのは少し辛いものがある。もちろんアイスコーヒーという選択肢もあるのだろうが、ここでもう1つ選択肢としてあがるのがグラニータだ。グラニータの中にはエスプレッソで味付けしたグラニータ・ディ・カッフェというものがある。冷たいが苦くて味わいはコーヒーそのもの、ということで熱いコーヒーの代わりにグラニータを朝から嗜むのがシチリアの流儀というわけだ。このほかにもイチゴやレモンのグラニータがパンと一緒に楽しまれる。

グラニータを朝食として採用するのはシチリアの風土的な特徴あってこそのものなのかもしれないが、確かに照りつける太陽の下で眠さの残る目をこすりながらパンとグラニータを食べるのはオツなものなのではないだろうか。

3. 簡単なグラニータの作り方

グラニータというオシャレな名前を聞くと作るのが難しいのではないかと想像してしまうが、実はそんなことはない。ここではシチリアで夏の朝食の定番となっているグラニータ・ディ・カッフェの簡単な作り方を紹介しよう。

まずはエスプレッソコーヒーを淹れる。このコーヒーに自分の好みの量の砂糖を入れて甘さを調節する。熱いうちは甘さを強く感じるので、ちょっと甘いかな...くらいがちょうどいい。熱伝導率のよい少し深めのステンレスのバットなどにコーヒー液を入れて冷凍庫へ。30分ごとに中を確認し、固まってきたらフォークでザクザクと混ぜ、これを3~4回繰り返す。次第に粗い粒のかき氷のようになっていくので、しっかりと固まったら完成だ。お好みでホイップクリームやフルーツを添えても美味しいだろう。

結論

グラニータはイタリアではポビューラな氷菓だ。特に夏場、日差しが強いシチリアなどでは熱いコーヒーやアイスコーヒーの代わりにコーヒー味のグラニータが朝食のお供として定番となっている。皆さんも真夏の暑さの厳しい朝に自家製のグラニータを作って朝食代わりに食べてみてはいかがだろうか?ちょっとしたバカンス気分を味わえるかもしれない。

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