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マンションでもできる!【なす】の自家栽培

投稿者:
オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:
管理栄養士 出口美輪子(でぐちみわこ)

2018年9月24日

和食、中華、イタリアンとさまざまな料理に活用できる、なす。上手に育てれば、夏から秋まで長い期間にわたり収穫が望める野菜だ。プランターに2株も植えれば、家族で味わえるくらい収穫できるので、マンション暮らしの人もベランダ菜園を始めてみよう。

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1. 植え付けの時期と用意するもの

本業の農家では種まきから始めるが、家庭菜園やベランダ菜園では苗を購入して育てるのが一般的だ。ゴールデンウィーク頃から園芸店やホームセンターの店頭に苗が並ぶので、元気の良い苗を選ぼう。葉の色が濃く大きすぎず、節と節の間が詰まっていて、最初の花がしっかり付いている苗を選ぶといい。

【苗】

苗を見比べていると、品種のほかに「接木(つぎき)」と書かれているものがある。初心者にはこの接木苗をおすすめする。それは、接木でない苗に比べ病気に強い性質があるからだ。値段は普通の苗より少し高いが、せっかくなら失敗せずに育てたいのであれば、接木苗を買い求めよう。

【プランターと土】

長さ70㎝、深めのプランターを用意し、そこに2株を植え付ける。プランターに入れる土は、野菜用に肥料が配合されたものを使えば手間いらず。もし、自分で土から作るなら、黒土4に対し腐葉土6を混ぜて、油かすを4握り程度加えてよく混ぜる。

プランターに土を入れる時は、底に網を敷き、赤玉石を敷いてから土を入れよう。下に赤玉石を敷いておくことで、プランターの中の水はけがよくなるからだ。なすは、栄養と水分をたくさん必要とする植物だが、畑と違い限られた箱の中では水分が下に溜まりがちで、根腐れの原因にもなるので、水はけをよくしておくことが大切なのだ。

【支柱】

1株に付き1本の支柱を用意する。長さは150cmくらいのものがよいだろう。なすの茎は成長するにしたがって太くなり、葉も大きくたくさん茂ってくるので、太めのしっかりした支柱を用意しておく。

【麻ひも】

茎を支柱に結ぶひもは、優しい当たりの麻ひもが好ましい。園芸店やホームセンターで購入を。

2. 植え付けと支柱立て、水やり

なすの苗をポットから取り出し、プランターに穴を掘って植え付ける。その際、苗の一番下に付いている双葉を埋めてしまわないように注意しよう。

植えたらたっぷりと水をやり、支柱を立てて茎を支柱に結びつける。支柱と茎の間は、あまりギュッと締め付けないように注意しよう。苗が風で揺れるくらいの遊びが必要だ。なすが成長するにしたがって、徐々に上の方の茎も支柱に結び、葉や実の重さで茎や枝が折れないようにしてあげよう。

水やりは茎や葉にかかっても大丈夫なので、苗の上からジョウロでたっぷりと水をやろう。

3. 整枝と追肥

なすは、成長に伴って主枝からどんどんわき芽が出てくる。わき芽をそのまま伸ばし放題にすると、栄養が分散されて実の成りが悪くなってしまうので、「整枝」という作業が必要だ。栽培法を紹介する本やサイトでは、主枝一本に集約させる「1本立て」や、主枝の他にわき芽2本を残して育てる「3本立て」など、さまざまな方法が紹介されているので、好みの方法を選んで仕立てよう。

あまり広くない場所でも育てやすいのは、1本立てだろう。主枝を
1本支柱に結び、そのほかの枝は5~6節くらいで枝先をカット。高さは支柱の上まででカットすればいい。

また、なすは肥料をたっぷりと必要とする。1カ月に1回くらいの割合で、化成肥料もしくは液肥をやればいい。プランターでの栽培なら、水やりを兼ねて液肥を与えるのが簡単かもしれない。

4. 収穫

初めての実がついたら、あまり大きくならないうちに収穫しよう。一番果が大きくなるまで成ったままにしていると、株に負担がかかり、その後の実の付き具合が悪くなるからだ。一番果の収穫は、開花後30日が目安だ。

その後、次々と花が咲いて実がなるので、大きくなりすぎないうちに次々と収穫していこう。実が膨らみ始めると、その後の成長は意外と早いので、2~3日タイミングを外してしまうと、大きくて固い実になってしまうので要注意だ。

ちなみに、夏真っ盛りの時期になると、いったん実の成りが少なくなるが、秋になるとまた元気に実を付け出すので心配は無用だ。
葉が茂りすぎると、日当たりが悪くなり、新しい芽が出にくくなるので、適宜枝の剪定を行うといい。

結論

盛夏になすの元気がなくなってきたら、思い切って葉を2~3枚残して剪茎を3分の1くらいの高さに剪定し、肥料と土を足してみよう。ふたたび元気を盛り返して、花や実をつけるようになる。なすは、手のかけ甲斐がある、じつにかわいい奴なのだ。

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