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恥かき認定!フランス料理でガツガツ食べるのはご法度

恥かき認定!フランス料理でガツガツ食べるのはご法度

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 南城智子(なんじょうさとこ)

2019年10月21日

「がつがつ食べる」という表現は、どの国でもあまりいい印象は受けない。豪快に食べる様子が好意的にとられることもあるが、テーブルマナーとしては避けたいものだ。日本と文化の違う西欧のテーブルマナーは厳しく、特にフランス料理ではがつがつ食べることが大変な失礼になってしまう。

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1. 日本とフランスで異なる感覚

日本人は豪快に蕎麦をすすったり丼物を食べるが、他人に対する慎みを気にするお国柄だ。フランスでは遠慮はしないものの、食べる仕草に気を遣うのが特徴である。

遠慮は無用!

例えばお宅に招待されてご馳走になる場合や、上司に奢ってもらう場合。日本なら遠慮してなかなか箸をつけられない場面でも、フランスでは遠慮せず飲んだり食べたりする。ご馳走になる機会があれば残さずガッツリ食べる姿勢で、日本人のように遠慮をすることはないようだ。「がつがつ」という表現は日本と感覚が異なり、よく飲みよく食べること自体はフランスでは失礼に当たらないので安心しよう。

残さず食べるのはいいこと

皿がきれいな様子を「皿を舐めたようだ」ということがあるが、フランス料理では皿の上をきれいに食べつくすことは喜ばれる。ソースや付け合わせも美味しく頂こう。パンでぬぐって食べるときれいに食べられるし、一般的な店ではその行為はマナー違反に当たらない。もし格式高いフルコースでマナーが気になる時は、手ではなくフォークにパンを刺して皿を拭い、口に運べばスマートだ。

2. がつがつ見える食べ方

フランス料理では食べる所作が美しいことが大切とされる。がつがつ、というのは料理に対する執着ではなく、テーブルマナーにおける品位のことを指している。

姿勢に気をつけよう

日本人は文化的に飯椀や汁椀を持ち上げることが多く、箸でかき込む場合もあるので注意が必要だ。フランス料理では、上体を真っすぐ起こしておこう。口を皿に近づける姿勢はがつがつしているように見えてしまう。料理は1口ずつ切り分け、カトラリーの方を口へ持っていく。女性ならデコルテが常に相手に見えている状態が望ましい。カトラリーがガチャガチャうるさくならないように気をつけよう。

コースに合わせた速度で

フルコースは順次料理が出てくるため、食べる速度が1人だけ早くならないように気をつけたい。多人数で会話しながらいただいている時、1人だけ皿が完全に空になっているのは無粋である。また、パンが最初からテーブルにあるからといって、いきなり手を付けるとがつがつした印象になる。パンにはスープなどのタイミングで手を付けるようにして、片手に持ったままにせず、1口ずつちぎって口まで運ぶようにしよう。

3. フランス料理をいただくコツ

フランス料理を優雅に食べるコツは、焦らずゆっくりとした所作にすることである。料理を目でも楽しみ、早食いにならないよう気をつけよう。

周囲の雰囲気に合わせた速度で

フルコースでは常に給仕がテーブルの様子をうかがっている。極端に差がない限り、テーブルの全員が食べ終わったタイミングで次の料理をサーブしてくれるはずだ。もしホストやメインの客人がいるのなら、その人の速度に合わせて食べよう。1口を少量にしてゆっくり食べることで、会話を楽しむことができる。食事にばかり集中しているとどうしてもがつがつ見えるので注意しよう。

ゆっくり食べると音も軽減

カトラリーが音をたてるのは、ある程度仕方がないことだ。食べる速度が速いと音も大きくせわしない印象になるが、ゆっくり食べれば音は最小限になる。ボリュームに注意すれば、もちろん普通に会話しても大丈夫だ。出された料理を一気に切り分けて食べる人もいるが、食べる分だけその都度切り分けて口へ運ぶようにするのが、がつがつ見えないポイントになる。たくさん口に入れたまま喋ったりしないよう、1口ずつ味わおう。

結論

フランスでは豚を品がないと嫌う傾向にあり、がつがつ食べることを「豚のように」と表現することがある。豚は食べ物に口を持っていく低い姿勢をとるため、その様子を指している。フランス料理を食べる時は、上体を起こしてカトラリーを上手に使おう。

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