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今話題を集めている!フードバンクについて考える

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 黒沼祐美(くろぬまゆみ)

2018年10月 1日

フードバンクという言葉をご存知であろうか?これは、食料銀行を意味する言葉で、余剰している食料を食べることに困っている人に届ける社会福祉活動だ。そんなフードバンクの成り立ちと社会における意味合いを考えていこう。

1. フードバンクとは

フードバンクは、食料銀行を意味する社会福祉活動。具体的には、まだ食べられるのにさまざまな理由で破棄される食品を集め、食べることに困っている人や施設に届ける活動のことを指す。

生まれ故郷はアメリカ

フードバンクは、1967年にアメリカでスタートした活動。現在、アメリカでは200以上のフードバンク団体が活動していると言われている。フランスでも1984年にスタートし、現在では100近くのフードバンク団体が活動していると言われている。カナダ、イギリス、オーストラリアなど、多くの国で活動は行われている。

日本のフードバンク

日本では、2000年以降にフードバンクの設立が始まった。ただ、上記の各国に比べるとまだまだ浸透していないのが現実。実はフードバンクは、多くの社会問題の解決の糸口になると言われている。浸透の急務が叫ばれているところだ。

2. フードバンクのメリット

誕生の背景

フードバンク誕生の背景には、大きく2つの問題がある。1つは食品ロス。日本でも年間約632万トンの食料が破棄されていると言われており、そのなかにはまだ食べられるもの多く含まれている。もう1つは貧困。日本の相対的貧困率は、調査以来、最悪の数字を叩き出している。特にひとり親世帯の貧困率は、50%を超えていると言われている。この2つの問題を同時に解決することができると注目されているのがフードバンクだ。

寄付者と受益者

フードバンクは、寄付者と受益者を繋ぐ役割をしている。余っている食べ物と必要な人に渡す、いわば仲介人だ。寄付者には、一般人はもちろん、食品製造会社、食品輸入業者、小売店や卸店などが名を連ねる。対して受益者に当たるのは、児童養護施設や女性シェルター、福祉施設やコミュニティーセンターなど。

多岐にわたるメリット

寄付者にとっては、廃棄コスト削減が可能になる。さらにフードマイレージの観点から、環境負荷を削減することもできる。また、社会的責任を果たす社会貢献活動の一環とみなされ、企業のイメージアップにも繋がる。受益者にとっては、何より安価で食料が手に入るというメリットがある。普段では食べられないようなものが手に入るなど、食に対する体験が増えるメリットも。さらに行政側にもメリットがある。社会問題になっているフードロスの削減、地域の活性化などが挙げられる。

3. フードバンクを活用する

寄付するなら

平成28年度の委託事業で、国内のフードバンク団体は70団体ほど。それぞれ、受付してもらえる食品などの規定が異なるので、寄付をする場合は各団体のホームページなどを調べ、連絡するといいだろう。

受益するなら

こちらも同様、各団体に問い合わせが必要。前述のような施設以外にも個人へ提供してくれる団体もあるので、調べてみよう。また炊き出しのように、毎週決まって調理済みの食事が提供されるところもある。

ボランティアとして

フードバンクではボランティアを募集しているところもある。そのほか、フードバンクを運営するための寄付金を募集しているケースも。活動にさまざまなアプローチで参加できるのもいいところ。

結論

継続的な活動が求められるフードバンク。自分自身で何かできなくても、まずそういった活動があると意識するだけでも大きな1歩。それぞれが現実と向き合い、考えてみるということが必要とされている。

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