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まずはおさえておきたい【栗】の種類と選び方

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

2018年11月21日

自宅に栗の木があると、枝からこぼれ落ちそうなイガを見て、秋の到来を実感する人も多いだろう。栗は秋の味覚の代表格。毎年一度は食べておかないと秋を迎えた気がせず、なんとなく落ち着かない。今年は妻や子供とさまざまな品種を食べ比べてみても面白いかもしれない。

1. 栗の種類と旬

栗はアメリカ、中国、ヨーロッパなど世界中に自生し、歴史がとても古い。日本では青森県の三内丸山遺跡から出土していることからもわかるように、5000年以上も前から大規模に栽培されていた。
栗の旬は秋。9~10月が最も出荷量が多い。日本の栗の祖先は自生していた芝ぐりで、江戸時代にはすでに品種改良されていた。古くからの産地である京都の丹波をはじめ、今では全国各地でさまざまな品種が栽培されている。
  • 筑波
    最も一般的な品種。粒の大きさは中くらい。甘味があり粉質。果皮はツヤツヤと光沢があり赤褐色。貯蔵性がよく品質が安定している。加工品にも利用されている。
  • 丹沢
    早生種なので、8月下旬から店頭に並ぶ。北海道と沖縄以外で全国的に栽培されている。やや大粒で、果皮は鈍く光る。裂果が多いのが特徴。粉質で、加熱するとホクホクする。甘味はやや弱い。
  • 銀寄(ぎんよせ)
    大阪の豊能郡が原産の歴史ある古い品種。大粒で甘味があり、風味豊かで粉質。丹波栗の多くはこの品種。
  • 利平(りへい)
    岐阜県で誕生した和栗。甘味が強く、茹でたり蒸したりすると旨い。粉質で肉質がもろいため、甘露煮などの加工品には向いていない。皮が厚いのが難点。

2. 栗の特産地

栗は全国的に獲れるが、最も収穫量が多いのは茨城県。全国の4分の1以上をシェアしている。次いで愛媛県、熊本県と続き、この3県で全国のほぼ半分を占める。

茨城県では明治30年ころから栽培が始まった。笠間市をはじめ、かすみがうら市、石岡市など、県内各地で広く栽培されている。扱う品種も多く、早生・中生・晩生と成熟する時期がずれるので、長い期間出荷することができるのも強みだ。また、生の栗のほか、栗のペーストや甘露煮をはじめ、渋皮煮、アイス、焼き菓子など、栗を使った製品も開発されていて、道の駅などには多くの栗商品が並ぶ。栗の生産日本一を誇る茨城県ならではの品揃えだ。

3. 栗の選び方

栗を選ぶ時、まずは全体の形を見極めたい。両側を挟まれたような偏平なものではなく、ふっくらと丸みがあるものがよい。頭のとげの部分がしっかりピンと立っていて、尻側の面積(体積)が大きいものを選ぼう。
皮は固くハリとツヤがあり、色は濃い茶色をしているものがオススメ。色むらがあったり、傷の周りが黒っぽく変色しているものや、虫食いの小さい穴があるものは避けよう。
また、実際に手に持った時に、重量感があるものがよい。収穫してから時間が経った古い栗は水分が抜けてやせているので、重みがなく味も風味も落ちている。ずっしりと重みが感じられるものを選んでほしい。

4. 栗の旬の美味しい食べ方

栗の時期になると食べたくなるのが栗ご飯。炊飯器で簡単に作ることができるが、もち米を使ったおこわも粘りがあってうまい。おこわは蒸し器で簡単に作ることができるので、生の栗が手に入ったら、おこわ作りに挑戦してみよう。

【栗おこわ】
  • もち米カップ3はさっと洗って、一晩水に浸けておく。
  • 栗700~800gは生のまま鬼皮、渋皮を剥く。
  • 蒸し器に水で濡らしてよく絞った布巾を敷き、水切りしたもち米を入れる。
  • もち米の上に皮を剥いた栗をのせ、底に敷いたふきんの余った部分を上にかぶせる。
  • 強火と中火の間の火加減で20分蒸す。
  • 蒸している間に、水カップ2に塩小さじ2を入れて塩水を作る。
  • 20分経ったら、お玉などで塩水カップ1をもち米全体にかける。敷いている布巾ごと持ち上げ、内側と外側の米を入れ替える。
  • さらに10分蒸し、残りの塩水をかけて、さらにひっくり返す。
  • 15分蒸らしたら完成。うちわで扇ぎながら切るように混ぜるとツヤが出る。

結論

秋になると、栗を使ったスイーツが店頭に並び、食卓には栗ご飯が登場する。実りの季節にしか楽しむことができない旬の味ゆえに、栗を見るとつい心が躍ってしまう人も多いと思う。秋晴れのさわやかな日は、家族で栗拾いに出かけて、季節を堪能するのも一興だ。

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