このサイトは、画面を 
縦にしてご覧ください。

塩みりんを作ろう!手作りみりんの作り方の疑問を解消

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 出口美輪子(でぐちみわこ)

2018年11月17日

家庭でよく使う調味料の1つ、みりん。残りが少なくなれば新しいものを購入する人がほとんどだが、手作りできることをご存知だろうか?今回は、家庭でみりんを手作りする方法を詳しく解説する。手作りのメリットや失敗しないポイントも紹介するので、ぜひ参考に。

1. なぜ、みりんを手作りするの?

安全性を高める!

人間の体は食べたものによって作られる。食事は健康な体を維持して毎日を元気に過ごすための栄養素の摂取に必要であり、美味しいものを食べる満足感や家族との団欒の時間は心を癒す。このように、「食べる」ということは我々の体や心にとって非常に大切なのだ。しかし、どんなものでも体によいかと言うと、そうではない。「美食の国」と呼ばれる日本だが、実は「食品添加物大国」としても知られており、近年「食の安全性」が懸念されている。農薬や化学肥料の問題もある。家族の健康を守るために安全なものを使いたいと考えるのは当然のこと。野菜から調味料に至るまで、さまざまなものを作る人が増えているのは自然なことなのだ。

手作りはメリットがいっぱい!

野菜や果物を家庭菜園で育てる人は多い。また、パンやお菓子をよく作る家庭や味噌やキムチを手作りする家庭もある。いろいろなものを手作りすることは、より安全で、より美味しいものを食べられるというメリットのほか、節約にもなる。また、親子の楽しい時間の確保にもなりうる。では、 みりんを手作りする価値があるのだろうか?結論から言うと、みりんを手作りする価値は十分にある。みりんは「本みりん」と「みりん風調味料」の2種類に分けられるが、どちらを使う家庭にもメリットはある。次の項目で詳しく解説する。

2. みりんを手作りするメリット!

みりん風調味料を使う家庭のメリット

みりん風調味料とは、水飴やブドウ糖、米と米麹を糖化したものなどに調味料や酸味料、香料などを加えた甘味調味料で、アルコール分は1%未満。本みりんとくらべて製造工程が少なく熟成する必要もないため製造コストも安い。また、本みりんとは異なり、みりん風調味料は酒税の対象外。本みりんよりも低価格という魅力もある。しかし、添加物が入っているので、安心できる原料を選んでみりんを手作りすれば、より安全性をアップさせられるだろう。また、みりん本来のまろやかな甘さを料理にプラスできる。

本みりんを使う家庭のメリット

本みりんは、もち米と米麹に焼酎などのアルコールを混ぜて熟成させる。この2~3ヶ月ほどの熟成期間中にもち米のデンプンが糖化され、ほんのりとした甘みが出るのだ。アルコール分は14%ほどで酒税の対象。手間に加えて酒税もかかるため、値段が高い。中でも米焼酎を使うものはより良質。値段をおさえるために醸造アルコールを使ったものや、糖類加えたものもある。本みりんは日本料理の味を引き立てる上品な甘みが持ち味。手作りしても同じくらいコストはかかるが、原料のわかる安心感と自分で作る満足感を得られるだろう。また、みりんを絞ったときに出る「みりん粕」も、料理やお菓子作りに活用できる。

3. 塩みりんを作ってみよう!

なぜ、塩みりん?

みりんを家庭で作る場合、1つ問題がある。みりんのアルコール分は14%ほどで、れっきとした「酒類」に分類される。そして、酒類を製造する場合には税務署長より製造の許可を受けなければならないと酒税法で決まっている。家庭で飲むためにアルコール分20%以上の酒を使って作る場合なら許可は不要という例外もあるが、この場合にも米などの穀類は使うことができない。そこでおすすめする手作りみりんが「塩みりん」だ。塩を加えることで「飲むことのできない酒」とすれば許可は不要となるのだ。

塩みりんの材料

・もち米(2合)
・酒(大さじ2杯)
・焼酎(600mL)
・米麹(300g)
・水
・塩(重量の2%)

塩みりんの作り方

1. もち米を研いで1合と2合のラインの中間までの水と酒を入れ、そのまま6時間以上置く
2. 炊飯器の普通モードで炊く
3. 炊き上がったら、粗熱を取って瓶に移す
4. 焼酎を加える
5. 米麹をほぐし入れ、よく混ぜる
6. 塩を加える
7. 瓶を密閉し、3ヶ月以上寝かせる
8. 布を使って濾す

※焼酎はアルコール分35%のものを使う。塩みりんを作る瓶は梅酒用の瓶がベスト、瓶とふたを予め消毒しておくこと。熟成中は放置可能だが、時折瓶を動かしてあげよう。

結論

手作りみりんについて解説した。料理にまろやかな甘みをプラスするみりん。自宅で作る場合は酒税法の関係で必ず塩を加えること。また、使うときには塩分を調整しよう。日本料理にとって大切なみりんを、この機会に見直してみてはいかがだろうか?

この記事もCheck!

\この記事をシェアする/    
\この記事をシェアする/    
  • Facebook
  • Twitter
  • Hatebu
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

おすすめ記事

ページトップへ ページトップへ