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ニラの保存方法を徹底解説!冷蔵保存・冷凍保存・常温保存のやり方!

ニラの保存方法を徹底解説!冷蔵保存・冷凍保存・常温保存のやり方!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 中山沙折(なかやまさおり)

鉛筆アイコン 2021年4月28日

香りが強烈で、レバニラ炒めやギョウザなどに欠かせない「ニラ」。通年で手に入るため、非常に使い勝手がいい食材の一つである。そんなニラではあるが、すぐに使わないときにはどのように保存しておけばよいのだろうか。今回はそんな疑問に答えるためにニラの保存方法について解説する。冷蔵保存・冷凍保存・常温保存のほかに、日持ちする保存食なども確認しよう。

  

1. ニラの保存方法のまとめ

ニラの一般的な保存方法には冷蔵保存、冷凍保存、常温保存などの種類がある。また、市販品の中にはフリーズドライされたニラなどもある。これらの保存方法は以下にまとめているように、それぞれ特徴や保存期間などが異なっている。
  • 冷蔵保存:そのままでもカットしても保存可能。10日ほど保存できる
  • 冷凍保存:カットしたものを保存可能。1か月程度の長期保存ができる
  • 常温保存:そのまま冷暗所で保存可能。保存期間は短く3日ほどである
  • フリーズドライ:そのまま室内で保存可能。保存期間は6か月以上ある
このようにニラの状態で見ると、丸のまま保存したいなら冷蔵保存や常温保存がおすすめ。また、カットできるなら、冷蔵保存か冷凍保存がおすすめとなっている。なお、上記で紹介した保存方法のほかに、ニラを日持ちする保存食などに加工して保存するという方法もある。

2. ニラを冷蔵保存する方法

冷蔵保存は、最も一般的なニラの保存方法である。丸のまま保存すれば3~4日程度、カットしたものを水に浸して保存すれば10日程度は美味しさをキープできる。以下にそれぞれのやり方をまとめているので、ニラの状態に合わせて適切な方法で冷蔵保存を行おう。

丸のままでの冷蔵方法

  • ニラを束ねているラベルを剥がす
  • キッチンペーパーでニラ全体を包む
  • (2)のニラを食品用ラップで包む
  • (3)のニラを野菜室に入れて保存する
    ※可能なら立てて保存するとよい

カットしたニラの冷蔵方法

  • ニラを3~4cm程度の長さにカットする
  • ニラをフタ付きの保存容器に入れる
  • 保存容器にひたひたになるまで水を入れる
  • 容器にフタをしたら、野菜室で保存する
    ※2~3日に1回程度水を変えると長持ちする

3. ニラを冷凍保存する方法と解凍方法

冷蔵庫で保存することが多いニラだが、実は冷凍保存することも可能だ。冷凍保存をする場合は3週間~1か月程度の長期保存が可能になる。以下にニラを冷凍保存する手順と、冷凍したニラの解凍方法を紹介しているので、ニラが余ってしまったときなどにはぜひ冷凍保存を試してみよう。

カットしたニラの冷凍方法

  • ニラを3~4cm程度の長さにカットする
    ※餃子などに使う場合はみじん切りでも可
  • カットしたニラを冷凍用保存袋に入れる
  • できるだけ平たい状態にして冷凍庫に入れる

冷凍ニラの上手な解凍方法

冷凍したニラは、自然解凍する必要はない。軽く揉みほぐしたら、冷凍ニラをそのまま鍋やフライパンに入れて調理しよう。また、ニラを短くカットする場合も、凍ったまま包丁で切るとよい。解凍されるとニラから水分が出てしまい、うま味や栄養素などの流出にもつながるので注意しよう。

4. ニラの常温保存は可能?

ニラは3日程度の短期間であれば、常温保存が可能となっている。なお、冷蔵保存や冷凍保存と異なり、ニラは常温保存だと劣化が早くなってしまう。できる限り早く食べるようにしよう。

丸のまま常温保存する方法

  • ニラの根元に湿らせたキッチンペーパーを巻く
  • ニラ全体を新聞紙で包み、ポリ袋に入れる
  • 直射日光を避け、涼しい冷暗所などで保管する

5. ニラを使ったおすすめ保存食

生のニラは3~4日程度が保存期間の目安だが、ニラを調味料に漬け込んで保存食に加工すれば、冷蔵庫で1週間程度の保存が可能になる。以下で紹介している「ニラのポン酢漬け」や「ニラの油味噌」などは味も美味しいので、時間があるときに作ってみるのもよいだろう。

その1.ニラのポン酢漬け

ニラのポン酢漬けは、肉料理や魚料理のソースや料理の味付けなどに使える便利な保存食だ。作り方は、細かくカットしたニラとたっぷりのポン酢醤油を合わせるだけ。これで香り豊かな「ニラのポン酢漬け」が完成する。作ったニラのポン酢漬けは、清潔なビンや容器に入れて冷蔵保存しておこう。

その2.ニラの油味噌

ニラの油味噌は、ニラ・食用油・味噌を使った美味しい保存食である。作り方はまずニラを細かくカットし、油を引いたフライパンで炒めておく。そこに味噌、砂糖、水を加えて煮詰めれば完成だ。料理のタレなどにも使えるし、そのまま食べても美味しいおすすめの保存食となっている。

6. ニラが劣化したときのサインとは?

ニラを正しい方法で保存していても、時間が経ってしまうと劣化したり傷んだりしてしまうことがある。また、そのような傷んだニラを食べると食中毒の原因になる恐れもある。もし以下のような劣化のサインが見られたら、無理に食べることはせず捨てるようにしよう。
  • 葉が溶け出している
  • ヌルヌルとしたヌメリ感がある
  • 異臭・悪臭を放っている
  • 触っただけで千切れてしまう
上記のような変化が見られたら、そのニラは捨てるようにしよう。なお、保存中にニラの葉先が曲がっていたり、キッチンペーパーや新聞紙などできつく巻いたりすると劣化の原因になってしまうことがある。ニラなどの葉物野菜を保存するときは、できる限り優しく保存するように心がけよう。

結論

新鮮なニラは、正しく保存すれば冷蔵庫で10日ほど、冷凍庫で1か月ほどは持つ。また、丸のまま保存することも可能だが、使いやすい大きさにカットしておけばサッと使えて便利だ。ニラの状態などに合わせて、冷蔵保存・冷凍保存・常温保存・保存食などを上手に使い分けるようにしよう。
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  • 公開日:

    2019年1月14日

  • 更新日:

    2021年4月28日

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