このサイトは、画面を 
縦にしてご覧ください。

違いを説明できる?有機農法、オーガニック、無農薬の違いを知る

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ)

2019年1月14日

健康がよく語られる昨今。その中で必ずと言っていいほど出てくる、キーワード、それが有機農法、オーガニック、無農薬だ。皆さんは、その違いをご存知であろうか?今回は、わかりやすくそれぞれの特徴を解説していく。

\この記事をシェアする/     
  • Facebook
  • Twitter
  • Hatebu
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

1. 有機栽培とオーガニック

本当の意味合い

有機栽培とオーガニックは、実は同じ意味。辞書でオーガニックを調べると有機のという意味が初めに出てくる。これは広い意味で農薬や化学肥料に頼らず、自然の恵みを活かした加工、栽培方法を指す。現在では、食品にとどまらず、ライフスタイルなどに使われることもある。

国の基準

農作物に関して、有機栽培やオーガニックを名乗るには、国の基準を満たす必要がある。その基準はとても細かく設定されており、国によって異なる。日本ではJAS法で定められており、大まかにこの3つが焦点となっている。
①化学的に合成された肥料及び農薬の使用を避ける。
②遺伝子組換え技術は利用しない。
③植えつけ前の2年以上、有機肥料での土作りを行なった田畑で栽培されたもの。
この基準を満たしているか検査をし、クリアしたものだけが、有機栽培(オーガニック)の表示を行えるのだ。

農作物以外

上記のJASの基準は、農作物と農作物加工食品のみに対応するもの。海産物や繊維や化粧品などには、検査、認証が強制されていない。すなわち、表示責任者独自の判断でオーガニックを名乗れるということ。ここも覚えておきたいポイントだ。

2. 無農薬栽培とオーガニック(有機栽培)

自己申告制の無農薬

オーガニックは農薬自体を制限するものではない。あくまでも化学的に合成されたものを制限するということで、天然原料による農薬や堆肥は使用が認められている。それに対し、無農薬は、文字通り農薬を一切使わないという意味。広い意味で言えば、無農薬もオーガニックに含まれるのだが、前述の通り、基準を元に検査し、クリアしないとオーガニックとは名乗ることができない。つまり無農薬栽培は自己申告制なのだ。

特別栽培と無農薬栽培

さらに難解なのが、無農薬栽培という表示自体が現在は原則、禁止されているというところ。その代わりとも言えるものが、特別栽培という枠組みだ。これはこだわっているけれど、一般農作物ともオーガニック農作物とも言えない農作物を総称する枠組みなのだが、世間にあまり浸透していないこともあり「?」が浮かぶ人も多いことだろう。

自然農法と無農薬栽培

さらにもうひとつ、自然農法という考え方がある。これは農薬や肥料を使わない、すなわち無肥料、無農薬栽培ということ。農薬はまだしも肥料もなくて、食物は育つのか?という声が聞こえてきそうだが、この栽培方法で野菜を育てている農家も多く存在する。自然に寄り添う農法と言えそうだ。

3. 上手な選び方

3つの表記

ここまでの記述をまとめていこう。日本で農作物につけられる表示は、原則としてこの3つのみである。
①一般農作物
②有機農作物
③特別栽培農作物
①はスーパーなどで一般的に売られている野菜、②はJASの基準をクリアしたオーガニック野菜、③は減農薬栽培、無農薬栽培など、こだわっているけれど、JAS検査をクリアしていない野菜という住み分けだ。

何を食べたいか

現在は、スーパー以外にも宅配やオーダーなど、様々な野菜の買い方がある。さらに、野菜の栽培方法も前述の通り様々だ。「安全なものを食べたい」という漠然とした思いは理解できるが、ある一定の知識がないとなかなか理想通りのものを選ぶのは難しい。「誰がどんなふうに育てた野菜が食べたいか?」と考えてみると良いかもしれない。

結論

曖昧さの多い農作物の表示。農家によってもばらつきがあるので、こだわって選ぶ場合は「○○栽培だから安心」ではなく、「どんな人がどうやって作っているか」をきちんと調べるのが先決のようだ。

この記事もCheck!

おすすめ記事おすすめ記事

    ページトップへ ページトップへ