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自宅できのこを栽培!初心者におすすめの栽培方法はコレ

投稿者:
オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:
管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ)

2019年1月12日

食物繊維豊富で腸内環境改善によく食べられるきのこ。きのこ栽培といえば原木で、厳密な温度や湿度の管理が必要なイメージがあるが、自宅でも手軽に栽培できる方法があることはご存じだろうか。自宅でできるきのこの菌床栽培について紹介したい。

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1. 初心者にはしいたけの菌床栽培がおすすめ

きのこを栽培する方法には大きく分けてふたつある。ひとつがきのこの菌を丸太に植え付ける原木栽培で、もうひとつがおがくずや穀物の粉を混ぜてブロック状に固めたものにきのこの菌を植え付ける菌床栽培だ。

原木栽培はその名の通り原木を菌の苗床にしてきのこを栽培する方法だ。原木栽培は日光を遮断しつつ雨が当たる場所に原木を置いておかなければいけないうえ、収穫は栽培を始めてから1年半という気の長いものとなる。その一方で、菌床栽培は栽培開始してから5日程度で芽を出し、数ヶ月後には収穫ができるうえ、菌床のサイズも室内に置いておける程度で大がかりな設備が不要という手軽さが魅力だ。

一度収穫ができる状態まで持っていけば2年、3年と収穫を続けられる原木栽培に対し、菌床栽培は数ヶ月で終わってしまうという差はあるものの、それでもこの早さで収穫できる手軽さはおためし感覚で手を出すにはうってつけだろう。

事実、かつて主流だった原木栽培は菌床栽培の確立によって衰退の一途を辿っており、農家の間でも菌床栽培が主流となってきているほどなのだ。

菌床栽培の中でもとくにしいたけは栽培の難易度が低く、初心者が手を出してみるには最適なものとなっている。今回は、しいたけの菌床栽培を例に自宅でできるきのこ栽培の方法についてみていこう。

2. 菌床栽培によるきのこの育て方

きのこの菌床栽培に必要なものは多くない。栽培キットとして売られている菌床のブロックと、それを置いておける容器、湿度を保つために被せるポリ袋に、菌床に水を与えるための霧吹きがあればよい。霧吹きはシャワーなどで代用可能なので、栽培キットさえ買ってくれば家にあるもので事足りるだろう。キットによっては栽培用の容器まで付いてくるものもある。

栽培キットを入手してまずするべきことは、菌床に水を与えることだ。霧吹きを使ってもよいのだが、最初は流水でさっと洗い流すように濡らしてもよい。その後はポリ袋をかぶせて直射日光が当たらないように置いておき、菌床が乾燥しないように1日1回~2回、全体が軽く濡れるくらいを目安に水をやるだけでよい。適温は10℃~20℃で、極端に寒い、あるいは暑い場所だとうまくいかない可能性があるので注意しよう。

きのこは環境の変化や物理的な刺激によって発芽が促進される。温度変化の大きい環境に置いたり、置き場所を変えてみたりと刺激を与えるのがコツだ。

5日もすれば芽が出てくるが、このとき小さな芽を間引きすると残した芽が大きく育つ。さらにもう1週間も経てば立派なしいたけになっていることだろう。

収穫後、1日ほど菌床を水に浸してトレーに戻してやると、再度栽培を楽しめる。先述の通り、環境変化の刺激で発芽する性質があるため、2回目以降の栽培を試みるときはとくに、寒暖の差がある環境に置いてやると発芽の確率も上がる。

3. 慣れてきたらほかのきのこや原木栽培にも

しいたけできのこ栽培の勝手を掴んだら、ほかのきのこ栽培にも手を出してみよう。ひらたけやエリンギ、えのき、きくらげといったきのこも菌床栽培キットが市販されている。直射日光や高温多湿を避けるという基本の部分は変わらないが、それぞれのきのこが生えてくる環境に合わせて栽培方法が変わる。ひとつひとつ見比べながら育ててみるのも面白いだろう。

菌床栽培のお手軽さに物足りなさを感じたら、原木栽培に手を出してみよう。市販の栽培キットの中にはすでに原木にきのこの菌を浸透させた状態で売られているものもある。そういった原木(きのこ栽培用に短く切りそろえられた木はほだ木と呼ばれる)を用意すれば、規模が大がかりになるだけでやることは菌床栽培とそこまで変わらない。

逆に、もしほだ木を自分で用意し、菌を植えるところから始めるのであれば、かなり大がかりかつ気の長い趣味となる。ほだ木の品種を選び、ドリルで穴を開け種駒と呼ばれる菌を培養した木片を打ち込み、菌がほだ木全体に伸長していくよう環境を整えていく。

手間も時間もスペースも取られることになるが、原木栽培と菌床栽培では味も香りも別物となる。一度成功すれば2年、3年と続けて収穫ができるのも原木栽培の魅力といえるだろう。

結論

菌床栽培は手軽にさまざまな種類のきのこの栽培に挑戦することができる。日に日に大きくなる様子を見て楽しみ、獲れたての味に舌鼓を打つ。きのこ好きにはもちろん、きのこ嫌いな子どものきのこ克服や、自由研究にも。ぜひ一度きのこ栽培を試してみてはいかがだろうか。

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