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実はクラフトティーの元祖だった?日本茶の魅力を再発見!

投稿者:
オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:
管理栄養士 黒沼祐美(くろぬまゆみ)

2019年2月 2日

近頃、話題を集めているクラフトビールやクラフトティー。大企業製造に対比するようにできた言葉で、大まかな意味合いは小規模かつ地域に根ざして作られる飲み物を指す。手作業といった意味合いも含まれているため、実は日本茶もクラフトティーに含まれると言える。何故ならば、日本茶には合組(ごうぐみ)と呼ばれる手作業が欠かせないから。今回は、日本茶の魅力を再確認しながら、合組について学んでいこう。

1. 日本茶の基礎知識

お茶の種類

よく言われる話であるが、緑茶も紅茶もウーロン茶も、同じツバキ科のチャという木の葉から作られるもの。その違いは発酵にあり。おおまかに、発酵していないものを緑茶、半発酵しているものをウーロン茶、発酵しているものを紅茶と区別がなされている。

緑茶と日本茶

日本で生産されるもののほとんどは緑茶なので、日本茶というと緑茶のことを指すのが普通。日本茶の中にも、煎茶・玉露・かぶせ茶・抹茶・甜茶・玉緑茶・釜伸び茶・茎茶・玄米茶・番茶などの種類がある。中でも最も生産量が多く、一般的によく飲まれているものが煎茶である。

日本茶の製造

チャの木の葉は、厳密には摘み取られた瞬間から発酵が始まる。一刻も早くその発酵を食い止めるため、日本茶は蒸すなどの加熱処理が行われる。その後、揉みと乾燥を行い、私たちの手に渡る茶葉になる。日本茶の種類の違いは、使われる葉の状態や蒸す時間、揉む回数などの違いによるものだ。

2. 日本茶が元祖クラフトティーたる所以

合組とは

合組とは、お茶のブレンドのことを指す。お茶は、単一の品種、単一の生産者から作られるものは、あまり出回っていない。これは、色・香り・味の三拍子揃ったお茶が、なかなか存在しないことが原因である。あるにはあるのだが、かなり高価になってしまうため、いくつかの茶葉をブレンドして、ちょうどよい具合に仕上げるのだ。

茶師の腕の見せ所

茶師とは、合組を行う人のことである。合組には正解や方程式がない。熟練の技と経験、目、鼻、舌、手触りなど、ありとあらゆる感覚を駆使して、茶葉の長所をうまく引き合わせる技術が求められる。これはまさにクラフト、つまり手作業である。

3. 日本茶の美味しい淹れ方

日本茶と温度

日本茶は、種類ごとに適したお湯の温度が異なる。煎茶はやや高温、玉露は低温でじっくりと淹れるのが正解。玄米茶やほうじ茶は高温でよい。茶葉の量は、1人2gが基本。2人分以上で淹れると、お湯が十分にいきわたり、美味しいお茶が淹れられる。お湯は必ず、一旦沸騰させたものを使用すること。使用する水の美味しさもお茶の旨みに影響するので、浄水器などを通したものを使いたい。

上手な淹れ方

自宅でよく飲む煎茶や玄米茶、ほうじ茶は、高温で淹れるのが基本だ。急須に茶葉を入れたら、人数分の湯飲みに沸騰したお湯を一旦注ぎ、それをゆっくりと急須に戻す。こうすることで茶器も温まり、水分量をきっちり測ることができる。1分ほど蓋をして茶葉が開くのを待ち、湯飲みに注いでいく。濃さが均等になるよう、少しずつ注ぎ回すのが正解だ。

最後の一滴まで

コーヒーと違い、お茶は最後の一滴まで注ぎきるのが正しい淹れ方。そうすることで、2煎目、3煎目も美味しく飲むことができるのだ。お茶は、とてもデリケートな食品。保存状態が味に現れるので、正しい保存方法を知っておくことも重要だ。開封したら、密封容器に移し替え、冷暗所で保存。冷蔵庫に入れるときは、ほかの食品からの匂いうつりを防ぐために密閉度をあげること。一般的には、保存の際に冷蔵庫に入れる必要はない。なるべく早く飲み切ることも忘れずに。

結論

日本茶は、古くから合組という茶葉のブレンドが行われてきた。この合組こそ手作業であり、クラフトティーに通ずるポイントだ。お茶を飲む際に合組の工程に思いをはせると、よりありがたみが感じられるかもしれない。身近な存在である日本茶の魅力を、改めて再発見できるのではないだろうか。

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