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本物の味と香りは格別! ナチュラルな材料で「バニラ」の作り方

投稿者:
オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:
管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ)

2019年3月 5日

「バニラ」という言葉を聞いて、何を連想するだろうか?アイスクリームやソフトクリームのフレーバー?甘い香り?バニラの正体とは、いったいどのようなものなのだろうか?その風味と香りの秘密、そして家庭でもできる、バニラ香料の作り方を紹介しよう。

1. そもそも「バニラ」とは何?素材の選び方は?

料理を作るときに使うバニラとは、アイスのフレーバーやクリームの素材などではなく、バニラ香料のことで、その原料は植物だ。バニラは、熱帯アメリカ原産のラン科のつる草の名称。その種がバニラビーンズシード。これが、バニラの香料となるものだ。

バニラビーンズは、見ためには枯れた植物のようだが、量の割には意外と高価。1本500~700円ほどする。南米やアジアの一部地域など生産地が限定されていること、何よりも栽培に手間がかかっていることがその理由だろう。バニラを摘み取り、選別・分類したあと、熱湯消毒し、2~3ヶ月をかけて少しずつ天日で乾燥させる工程を経て、ようやくバニラビーンズができあがるのだ。
決して安くはないバニラビーンズ、買うときも失敗はしたくないだろう。選ぶ際は、いくつかのポイントを参考に吟味してもらいたい。

質感

しっかりと乾燥しているものは、香りもグレードも高いものといえる。柔らかいものは水分を含んでいるものが多く、乾燥が十分でないため傷みやすい。香りもいまひとつというものが多い。

よく乾燥していて状態のよいものは、黒っぽい色をしている。色の目安は黒に近いチョコレート色のものを選ぶとよいとされている。

香りで判断する

ビニールなどに入っている場合は難しいが、確かめられるものは、ぜひその香りをかいでみてもらいたい。グレードの高いものほど、その香りも濃厚だ。

2. バニラの香料の種類を知ろう

バニラ香料には、その材料や作り方で種類がいくつかあるが、代表的なものを紹介する。

バニラエクストラクト

バニラをアルコールに漬けることで、香りを抽出したもの。本来は、植物であるバニラの種子を直接アルコールに漬けて香りを抽出する。

バニラオイル

バニラビーンズから取り出したバニラの香り成分をオイルに溶かして作られたもの。オイルといっても水溶性のものや、着色料が使われているものもある。

バニラエッセンス

バニラの香りをアルコールに抽出したもの。日本ではバニラエクストラクトやオイルと比べるとやや入手しやすいポピュラーなバニラ香料。人工香料から作られているものや添加物が加えられているものもある。

バニラ香料は、原料のバニラビーンズが高価なためか、人工香料等を原料にして作ることも、ある程度認められている。

3. 天然の材料で、簡単に作れるバニラエクストラクト

3種類のバニラ香料の中でも、人工香料を使用せず自然の素材を使って作る、バニラエクストラクトの作り方のコツを紹介しよう。人工香料を使って作るものもあるが、ナチュラルなものとの味と香りの違いは歴然である。自然の素材を使うといっても、準備に手間暇かかるということもなく、材料が揃えば簡単に作ることができる。

材料は、バニラビーンズ2本、アルコール200ml(ウォッカ、バーボン、ブランデーのいずれか)と、これだけ。バニラビーンズを入れるためのフタ付き瓶も用意しよう。

・バニラビーンズをナイフで横半分に切り、さらに縦半分に切れ目を入れる。
・煮沸消毒した瓶に、バニラビーンズを入れ、本体が浸るまでアルコールを注ぐ。
・フタをして、軽くふる。
・冷暗所に保存して、3週間~半年ほど置いておく。ときどき瓶をふり、香りがしっかりと移れば完成だ。

前述したアルコールの中では、ウォッカはクセがないので、初めて作る場合はおすすめだ。使用したバニラビーンズは、菓子の材料としても使えるので、捨てずに再利用しよう。

バニラ特有の甘い香りは、緊張を和らげてリラックス作用を促し、気持ちを前向きにしてくれるという素晴らしい特性を持っている。家で作れば、家族みんなで幸せ気分も高まることまちがいなし。ぜひお試しを。

結論

材料を入手すれば、意外と簡単に作ることができるバニラエクストラクト。香りも楽しめ、長く保存もできるので、バニラビーンズのみで使うよりも経済的だ。本物のバニラの香りを知ると、もう人工のものには戻れない。手作りの香料づくりを、ぜひ楽しんでみてもらいたい。

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