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【ビュッフェ】と【バイキング】その表現に違いはあるのか?

投稿者:
オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:
管理栄養士 藤江美輪子(ふじえみわこ)

2019年3月24日

パーティーに参加の際、料理が並ぶテーブルに足を運び、自身で食べたいものを好きなだけ皿に盛っていく。このシステムを何と呼ぶか?それはビュッフェだろうか?それともバイキング?これらの言葉を同じようにとらえているかもしれないが、じつは使われ方に違いがある。場面に合わせて使い分ける必要があるので、しっかり覚えておこう。

1. ビュッフェとは何か?

ビュッフェとは、立食スタイルの食事の意味である。セルフサービスでテーブルの料理を取りに行くわけだが、必ずしも食べ放題とは限らない。
この料理がのったテーブルが、ビュッフェテーブルである。料理は左からコース料理の順番、つまり、前菜、スープ、メイン、デザートの順番に並んでいることが多い。そのため、左側から時計回りに並んで、料理を取っていくことがマナーとなる。また、人の分も一緒にまとめて取るのではなく、自分の分だけ取るのが本来の方式である。さらに食べた分は残さず食べるのがマナーだ。ひと皿に2~3品程度をのせるくらいが適量で、冷たい料理と温かい料理を別々に盛るほうがベターという。自身で料理を取り分けるだけでなく、シェフが作り立ての料理を取り分けるサービスもある。
これがパーティーであれば、着席スタイルに比べて、いろいろな人と話しやすい会になるだろう。立食といっても、壁際に椅子があって、座って食事をいただくエリアが用意されていることが多い。

2. バイキングとは何か?

バイキングは、立食とは限らず、一定の料金で食べ放題形式の食事を表す。バイキングは和製語であり、日本以外では意味が通じないので注意が必要だ。
最初にバイキングという言葉を使い始めたのは、帝国ホテルである。1957年の帝国ホテル支配人は、冷製の前菜を好きなだけ取る、北欧の食事スタイルである「スモーガスボード」を、同ホテルに取り込みたいと考えた。新しいスタイルのレストラン開業にあたり、従業員から店名を募集したところ、映画にインスパイアを受けたことから提出された「バイキング」という名前が採用となった。北欧のバイキングたちの豪勢でワイルドな雰囲気が、食べ放題に合うということが、採用となった理由だそうだ。当時は、バイキングの料金が宿泊代金と同じような金額だったにもかかわらず、大盛況となったという。
さて、話を元に戻そう。バイキングは、帝国ホテルのレストランの名前だったものが、食べ放題の意味で使われるようになり、日本中でその名前で意味が通じるようになったということである。ちなみに、帝国ホテルは、レストランがオープンした8月1日を「バイキングの日」として制定した。
既にバイキングというレストランが誕生して50年が経過している。現在は、リニューアルし、「インペリアルバイキング サール」という名前になったが、変わらずに食べ放題のスタイルの食事を楽しむことができる。

3. シチュエーションで使い分ける

ちょっと複雑だったかもしれないので、結論に行く前に内容を整理しよう。
ビュッフェスタイルは、「立食」を意味する。好きなものを好きなだけ皿に盛ることができるが、おかわりができるとは限らない。バイキングは、「食べ放題形式」の食事である。逆にこちらは立食とは限らない。そして、バイキングという言葉を海外で使っても通じないから注意が必要である。

結論

ビュッフェとバイキングを混同していた人は多いかもしれない。バイキングが昔からの言葉で、ビュッフェが最近日本にやってきたおしゃれな言葉といった印象があるかもしれない。一番覚えておくべきことは、バイキングは和製語であるので海外や、外国人相手には通じない言葉であるということだ。ただ、日本のよき時代に生まれたオリジナルの言葉として使っていきたいものだ。

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