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エクレアカロリー対決!カスタードクリーム派VSホイップクリーム派

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ)

2019年3月12日

一口サイズで手軽なおやつとして、よく食べられるエクレアのフィリングに使われるのは、主にカスタードクリームとホイップクリームの2種類だ。カロリーを気にする人にとっては、どちらを選ぶべきなのだろうか?また、カロリーの低い方を選ぶのがダイエット的に本当に正しいのか?考えてみよう。

1. カロリーの高いエクレアだから1回1個に

エクレアは比較的、年配の方にとってもなじみ深い洋菓子だ。昭和40年代に洋菓子店のショーウィンドウに並ぶお菓子と言えば、まずショートケーキとプリンアラモード、そしてモンブランとチョコレートケーキが来て、さらにシュークリームとエクレアというのが定番だった。だが、当時からすでにシュークリームとエクレアの区別は、誰の目にも明らかだった。丸型でカスタードクリームが中に入っているものがシュークリーム、細長い形で上にチョコレートのコーティングがほどこしてあるものがエクレアである。たまにエクレアの中身がチョコレートクリームやコーヒークリームのものに当たったりすると、「おお、おしゃれ!」と新鮮に感じた時代、それが昭和中期だった。値段もエクレアの方が少しだけ高く、カロリーもチョコレートコーティングの分だけ高くなることも、みんな知っていたはずだ。
「ケーキはお皿にのせて、上品にフォークで食べる」というのがマナーであるのは今も昔も変わらないが、エクレアはその食べやすさからか、手づかみでいくつも食べ進められてしまう問題点を抱えている。お皿にのせてフォークで食べるスタイルならコーヒーや紅茶とともにゆっくり食べることにもなり、2つ目、さらに3つ目に手が伸びることにはそうそうならないが、エクレアは手軽な反面、カロリーのことを気にする間もなしに際限なく食べられてしまう。食べる側に注意を促したいのはもちろんだが、作って提供する側も、カロリー抑制のために留意しておきたい点だ。

2. 高カロリーなエクレアは果たしてどちら?

エクレアが日本に入ってきた当初は、中に詰められるのはカスタードクリームが主流だった。それがいつしかホイップクリームもラインナップに加わり、現在では人気を二分している。お店によっては両方のクリームが用意されていて、お客が好きなものを選べるようになっている場合もあるが、片方しか作っていない店も多く存在する。エクレアをお土産にもらったので、期待して食べたら中身が自分の好みのクリームではなくて、がっかりしたことのある方もいるだろう。
家庭でエクレアを手作りするなら、好みのクリームで作れるわけだが、カロリー面を考えると果たしてどちらを選ぶべきなのだろうか?カスタードクリームとホイップクリームのカロリーを比較すると、ホイップクリームのカロリーは、カスタードクリームの倍以上もある。100g当たりで言うと、カスタードクリームの187kcalに対して、ホイップクリームは何と430kcalもある。食べた感覚で言うと、ホイップクリームがふんわりしているのに比べてカスタードクリームはややべったりと重い感じがするが、これは含まれている乳脂肪分の量が違うからである。100g当たりの脂質を比較した場合、カスタードクリームが7.5gであるのに対して、ホイップクリームは40.7gだ。カスタードクリームの重量感は、卵によって与えられているのである。
ホイップクリーム派の方をがっかりさせないためにつけ加えると、炭水化物だけを見ればホイップクリームはカスタードクリームの半分程度だ。糖質過多で太りやすい方、脂質過多で太りやすい方など、人によってダイエットの敵もさまざま。糖質を摂り過ぎないようにしようとする方にとっては、少なくともその点だけを取れば、ホイップクリームのエクレアを選ぶ方がよいかもしれない。

3. エクレアのカロリーを抑えるためには?

最後に、エクレアのサービングの例を写真で紹介しよう。写真の一口サイズのエクレアは、3個食べても通常のエクレアの1個分にも満たない量だ。これだけが皿にのっていたのでは寂しいが、このようにソースやフルーツでデコレーションすると華やかな感じになり、目を楽しませてくれる。口福よりも眼福の方が上というわけではないにしても、眼福を味わうことが摂取カロリーの抑制につながるのだとしたら、ここは積極的に追求したいものである。
写真のようなスプーンを日本で探すのは難しいかもしれないが、中華のれんげやエッグスタンドなど、家にあるものを活用してデコレーションしてみるのも楽しい。子どもの力を借りれば、大人には思いつかないような斬新なアイデアも飛び出すに違いない。適当なフルーツがなければ、庭の花や草も飾りつけに使える。ソースで皿に絵を描くには練習が必要だが、チョコペンを使えば気軽にチャレンジできて、子どもも楽しめるだろう。ただし、忘れてはいけない。チョコペンにもそれなりのカロリーはある。
大事なことは、「今日のおやつはエクレア」と決めたらエクレアだけをどーんと出すのではなく、繊細かつ優雅にサーブすることだ。料理のデコレーションとは、単なる趣味人の暇つぶしや自己満足ではない。「楽しんで味わってほしい」という、作る人の気持ちを込められるものである。繊細に盛り付けられた料理を見れば、人はおのずと襟をただし、心して味わおうと思うだろう。そこには、ドカ食いという悪癖の生まれる余地はない。自然とカロリーの抑制にもつながるのである。

結論

カスタードクリームのエクレアにするか、ホイップクリームのエクレアを選ぶかは、カロリーだけで比較するのではなく、自分の体質も考えて決めよう。エクレアは親しみ深く食べやすいお菓子なので、ついつい2個、3個と食べてしまいがちだが、美しくデコレーションをほどこすことによって、ドカ食いは抑えられるはずだ。

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