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意外と多い?牛乳アレルギーで食べられなくなる食品とその対処法

投稿者:
オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:
管理栄養士 藤江美輪子(ふじえみわこ)

2019年5月 8日

乳児期にとくに心配な牛乳アレルギー。大抵は3歳頃までに治るといわれているが、乳製品を使用した食品は多いため、もし治らないままだと意外と多くの食品が制限されてしまうことになる。ここでは、牛乳アレルギーがあると食べられない食品と、その代替法についても紹介したい。

1. 牛乳アレルギーで食べられなくなるもの

牛乳が含まれている食品は意外と多く、生クリームやチーズ、ヨーグルトやバターといった明らかな乳製品以外にも、アイスクリームやパン類、カレーなどのルウやハム、ウインナー、チョコレートなどの洋菓子類にまで使われている。

牛乳アレルギーのアレルゲンは牛乳に含まれるたんぱく質で、このたんぱく質に対する抗体ができてしまい、身体が過剰に反応することでアレルギー反応が起こる。このような牛乳アレルギーは生まれて間もない、つまり消化器官が未成熟である乳児に牛乳を与えることで生じやすいので注意が必要だということは覚えておきたい。ただし、仮に乳児期に牛乳アレルギーが発症してしまったとしても、大抵の場合は3歳の頃には収まることが多いので、そこまで過剰に心配する必要はない。

大人になってからも牛乳を飲むとお腹を下してしまう人がいるが、これは厳密にいうとアレルギーではなく乳糖不耐症という、牛乳に含まれる乳糖を消化する酵素が生まれつき不足していることで起こる症状となっている。日本人はこの乳糖不耐症になりやすい民族といわれており、克服するには子どもの頃から習慣的に牛乳を飲んでおく必要があるという。牛乳は栄養豊富な飲み物なので、強い身体を作るためにも子どもにはしっかりと牛乳を常飲させたいものだ。

2. 牛乳を使う料理を牛乳なしでどう作ればいい?

3歳頃になれば大抵は収まっていくとはいえ、子どもが牛乳アレルギーを発症してしまった場合、食べるものには注意が必要となる。牛乳を使う料理の中には、ほかの食材で代用すれば作れることができるものもあるので、確認しておこう。

たとえば、ホワイトソースなどのとろみが必要となる料理は、米粉や片栗粉などのでんぷん質によってとろみの再現が可能だ。ほかにもタピオカ粉やコーンスターチでも代替できる。同様に、ジャガイモやカボチャをどろどろになるまで煮ればポタージュやシチューのとろみを再現できる。どろどろになるまで煮る代わりにすり下ろして使っても同様の結果を得ることができるので覚えておこう。

お菓子作りでは、豆乳やココナッツミルクが役に立つ。豆乳で作られたホイップを使えば生クリームも再現できる。

これらのほかにも、アレルギーに対応するために特定の原材料を使わずに作られた食材は数多く存在する。こういった食材を上手く組み合わせていけば、料理の幅は広がっていくので、ぜひとも活用していきたいところだ。

3. 牛乳が飲めないことで不足しがちな栄養素

牛乳は、子どもの給食でも毎日出されるほどに豊富な栄養を効率的に摂取できる飲み物だ。したがって、アレルギーによって牛乳が飲めないのであれば、栄養面からも牛乳の代わりとなる食べ物を考えていく必要がある。

とくに気を付けたいのが牛乳に豊富に含まれているカルシウムだ。乳製品なしでカルシウムを十分に補給するには、大豆や海藻、小魚、葉物野菜といった食品を意識して多く摂るようにする必要がある。母乳の代わりに使えるアレルギー用のミルクはカルシウムも多く含まれているので、カルシウム補給の目的で使ってみるのもよいだろう。

結論

牛乳はさまざまな料理の原材料としても多く使われているため、牛乳を避けつつ料理を作るためにはちょっとした工夫が必要となる。また、牛乳は子どもの栄養補給の要でもあるため、栄養面での代替も意識していくことが必要だ。何事もなく乳幼児期を終えるのが理想ではあるが、アレルギーを発症してしまったとしてもいくらでも対策は存在する。上手く工夫して、アレルギーが収まるまでを凌いでいこう。
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