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ケーキとクッキーは同じ材料なのに違う味・食感なのはなぜ!?

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 藤江美輪子(ふじえみわこ)

2019年5月 1日

お菓子作りの本を見てみると、小麦粉・卵・バター・砂糖などは、多くのレシピに使われている。例えば、シンプルなパウンドケーキとクッキーを比べてみても、材料はまるで同じという場合がある。なぜ、同じ材料なのに違う味や食感になるのだろうか?今回は、ケーキとクッキーに焦点をあててその理由を読み解いていきたい。

1. 同じ材料なのに違う味になる理由

ケーキとクッキーの場合

シンプルなパウンドケーキは、フランス語でキャトルカールと呼ばれている。これは1/4を表すことば。小麦粉・バター・砂糖・卵の4つの材料が同量ずつ入っていることから、このように呼ばれるようになった。対してクッキーは、小麦粉・バター・砂糖・卵の比率が異なる。レシピはさまざま存在するが、一般的な比率は2:1:1:0.5くらい。そう、同じ材料であっても、作るお菓子によって分量の比率が異なるのである。

作り方の違い

ケーキとクッキーの最大の違いは食感にある。この食感の違いを生み出す秘密は、作り方にある。ケーキはふわっとした食感が持ち味。これは、生地に空気を含ませることで叶う食感である。総じてケーキは、バターと砂糖をよく泡だて、さらに卵を加えて、空気を含ませるように混ぜる。ここまでの工程には泡立て器が使われることからも、泡立てる必要性があることがわかる。レシピを見ると、最後に加える小麦粉は、切るようにさっくり混ぜるように書かれているが、これはせっかくできた空気の泡を潰さないようにするためである。対してクッキーは、バターと砂糖に関してはしっかり混ぜ合わせるが、卵、小麦粉に関しては神経質になる必要なく、全体が混ざればOKである。

大きさの違い

シンプルなパウンドケーキとクッキーを見比べてみると、大きさが異なる。無論、厚みも違うので、熱の伝わり方に違いが出る。厚みの少ないクッキーの方が熱の伝わりはよいため、サクッとした食感に仕上がるというわけだ。

2. 実は同じ材料ではない似たお菓子

実は、我々が同じ材料で違う味になると思っているお菓子のなかには、そもそも材料も作り方も違うというものが多く存在する。なかには、間違って覚えていると恥ずかしい思いをすることも。実例をいくつかご紹介しよう。

クレープとガレット

甘いものがクレープ、しょっぱいものがガレットと思い込んでいる人も多いようだが、この認識は間違い。クレープには小麦粉を、ガレットにはそば粉を使うことが多い。そう、材料に違いがあったのだ。さらにクレープは両面焼きにするが、ガレットには具材をのせることが多く、片面焼きでそのまま折りたたむような作り方である。

フィナンシェとマドレーヌ

フランスの焼き菓子として知られる、フィナンシェとマドレーヌ。フィナンシェは金魂のようなスクエアフォルム、対してマドレーヌは貝殻の形と見た目は異なるが、味わいは似ているところがある。しかし実際は、材料に大いに異なる部分もあるのだ。双方、基本の材料はキャトルカールと同じ。フィナンシェは、小麦粉の半量をアーモンドプードルにチェンジし、焦がしバターをたっぷり加えるのが特徴。ほんのり感じる塩気と、サクッとした食感が持ち味である。対してマドレーヌは、レモン果汁を入れて、さっぱりと仕上げるところに特徴がある。

3. 同じ材料で違う味になる料理

料理においては、同じ材料で違う味になるものは、比較的少ない。カレーと豚汁、カレーとシチュー、煮豆腐と麻婆豆腐などはそれぞれ似た材料が使われているが、それぞれ調味料が異なるので、同じ材料とは言えない。ただ、調味料以外の食材が同じ料理を覚えておくと、節約レシピや献立作りに役立つので、少し紹介しておこう。

ハッシュドビーフと牛丼

両者ともに、主体は牛肉の薄切り肉と玉ねぎ。あとは調味料を変化させれば、2つの料理を作ることができる。1回の買い出しで2日分の料理が作れるとなれば、時短に繋がる。

ハンバーグとメンチカツ

こちらも、主体は合挽肉と玉ねぎなので、同じ材料と言える。作り方もほとんど同じなので、1度で2食分を作ることも可能だ。

結論

同じ材料を使っても違う味になるケーキとクッキーは、材料の比率、そして作り方に違いの秘密があった。同じ材料を使う料理やお菓子作りを覚えておくと、材料が余った場合にもとても便利。違う味になる理由を意識しながら作ってみると、お菓子作りや料理の新たな側面が見えて面白いかも!?
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