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2つの柑橘類、みかんとオレンジのいいとこ取り!【清見】の特徴

投稿者:ライター 松崎茉莉奈(まつざきまりな)

監修者:管理栄養士 南城智子(なんじょうさとこ)

2019年6月 8日

みかんとオレンジを掛け合わせたタンゴール品種の第1号、「清見」。人気の柑橘類であるデコポンや、せとかなどのもとになった品種でもある。みかんの優しい甘さとオレンジの豊かな風味を両方あわせもった清見は、まさに理想の味といえるだろう。今回は、そんな清見の特徴や選び方について紹介しよう。

1. 【清見】の特徴や由来

清見は日本ではじめて誕生したタンゴールで、柑橘類の一種である。タンゴールとはみかんとオレンジを掛け合わせた品種のことで、名前はみかんの英名・タンジェリンとオレンジから来ている。

果皮は黄色みをおびたオレンジ色で比較的むきやすく、じょうのう(袋)も薄いので食べやすい。オレンジのような芳醇な香りとみずみずしい果肉が特徴で、老若男女問わず誰からも愛される味だ。

清見は、早生温州みかんの代表的な品種である宮川早生と、たっぷりの果汁と豊かな風味が特徴のトロビタオレンジを掛け合わせて生まれた。デコポン、ポンカンと並び、「平成の三大柑橘」とも呼ばれている。清見という名前は、誕生地である静岡県の清見潟と、清見寺からとられた。

2. 【清見】の旬や選び方

清見の旬は3~5月の春の時期。古くからある品種なので、店頭でも見かける機会が多いだろう。「清見オレンジ」という名で売られていることも多い。

美味しい清見の選び方

清見は、以下の点に注意して選ぶとよい。

•皮が均等に色づいていて、ハリがあるもの

色づきがよいものは日によく当たっている証拠なので、なるべく均等に全体が色づいているものを選ぶとよい。皮がしわしわになっているものは鮮度が落ちている。

•皮がきめ細かいもの

皮の表面にあるぶつぶつは油泡と言い、これが多くきめ細かいものは糖度が高いと言われている。

•浮き皮がなく、持った時に重みがあるもの

皮と果肉の間に隙間があり、皮が浮いているように感じるものは水分が抜けている可能性があるので避けた方がよい。また、重みのあるものの方が果汁が多く含まれている。

3. 【清見】の食べ方

清見は手でむいて食べられることもあるが、果汁が多いのでナイフを使って切った方がよい。じょうのう(袋)はやわらかいので、みかんと同じように食べられる。もちろんそのまま食べても美味しいが、ひと手間加えたアレンジメニューにも挑戦してみよう。次に簡単なレシピを紹介する。

清見と人参のラッシー

1.清見は皮をむく。人参は皮をむき、すりおろす。
2.ミキサーに清見、人参、牛乳、プレーンヨーグルト、砂糖を入れ、混ぜる
3.コップにそそいで完成

清見は人参との相性もバツグン。ラッシーにすることで、より飲みやすくなる。飲み物にすると手軽に栄養が取れるのでおすすめだ。

清見とトマトのマリネ

1.清見は皮をむき、一口大に切る。マリネ液用に1~2粒潰して果汁をとっておく。トマトは一口大に切る。
2.1の果汁、酢、EVオリーブオイル、塩、黒こしょうを混ぜ合わせマリネ液を作る。
3.清見とトマトをマリネ液と和えてしばらく置き、味をなじませる。

ハリのあるみずみずしい果肉は、マリネやサラダにも合う。また、清見に多く含まれるビタミンCは、オリーブオイルに含まれるビタミンEとも相性バツグンである。

4. 【清見】から生まれた品種

清見は多くの品種のもとになった、母親的存在である。清見から生まれた柑橘類は以下のとおりだ。

不知火(デコポン)清見×中野3号ポンカン

「デコポン」とは商標登録された名称で、正式には「不知火」という。頭の出た形が特徴的で、果汁が多く、人気の品種である。

せとか (清見×アンコール)×マーコット

芳醇な香りと、とろけるような果肉が特徴。近年、人気が高まっている品種である。

天草 (清見×興津早生)×ページオレンジ

皮が薄く、とろけるような果肉の柑橘類である。果汁が多く、みずみずしい。

津之輝 (清見×興津)×アンコール

2009年に品種登録されたばかりで、濃厚な甘さと皮のむきやすさが人気。近年、生産量が伸びている。

このほかにも多くの人気品種を生み出しており、清見は柑橘界で重宝されている。

結論

以上、日本ではじめて誕生したタンゴール・清見について紹介した。みかんとオレンジ両方のよいところをとった理想の味は、子どもからお年寄りまで万人に受け入れられるだろう。スーパーでもよく見かける品種なので、そのまま食べるだけでなく、さまざまな食べ方で楽しんでみてほしい。
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