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大玉の高級品種のりんご【陸奥】の特徴と選び方!

投稿者:
ライター 亀崎智子(かめざきさとこ)

監修者:
管理栄養士 藤江美輪子(ふじえみわこ)

2019年6月 7日

大玉で高級品種でもあるりんごの品種、「陸奥」。無袋栽培と有袋栽培で、その見た目が大きく異なるという特徴もある。特に、有袋栽培でできる桃紅色の陸奥は、昔から高級品として取り扱われており、現在でも贈答品としても扱われることが多い。そんな陸奥の特徴や選び方、おすすめの食べ方を見ていこう。

1. 海外でも人気?陸奥の特徴とは

昭和5年、青森県のりんご試験場で、母親にゴールデンデリシャス、父親に印度を交配して作られたのが、陸奥である。そして、昭和23年に品種登録された。陸奥は英語で「Crispin(クリスピン)」とも呼ばれている。陸奥は海外、特にイギリスでとても人気が高い品種でもあり、イギリスの品評会においては、「King of apples」と称されている。

生産地

陸奥はその名前の通り、生産量のほとんどが青森県で、少量が岩手県や福島県でも栽培されている。

見た目の特徴

400~500gの重さで、長円の大玉の品種である。中には1kgを超す大きさのものもある。
陸奥は、栽培方法の違いによって見た目が異なるおもしろい品種でもある。一般的に陸奥と呼ばれるものは有袋栽培で育てられ、収穫前に袋を外して、一定期間日光に当てることにより果皮を桃紅色に色づけさせる。
ほかにも、収穫時まで袋をかけたまま成熟させ、黄緑色のまま出荷させる「シルバー陸奥」や、無袋栽培で最初から最後までしっかりと日光を浴びて、部分的に日焼けもして黄緑から黄色に色づく「サン陸奥」がある。
なお、桃紅色の陸奥が、栽培の手間もかかっていることもあり、高級品として扱われている。

絵文字りんご

陸奥は、絵文字りんごと呼ばれるりんごを使った芸術作品に使用されることも多い。果皮に文字や絵柄のシールを貼ったり、着色させたりして、特に冬には様々な絵柄が登場する。見た目が華やかであるので、贈答品や祝いの品として使用されることも多い。

2. さっぱりとした味わいが魅力の陸奥

旬の時期

陸奥の収穫時期は10月中旬頃から下旬と短期間だが、CA保存と呼ばれる、りんごの呼吸を最低限まで抑えた方法で長期保存が可能であることから、年間にわたり流通している。
そのため、年間を通して手に入れることができるが、1番美味しい旬の時期は10月中旬から11月頃である。

味の特徴

穏やかな芳香が特徴で、甘酸っぱい適度な酸味を持った、さっぱりとした味わいだ。見た目では桃紅色である陸奥が好まれるが、味の面で比較すると、黄緑色であるサン陸奥の方が美味しいといわれている。果汁が多く含まれているので、とてもジューシー。

食感

果肉は硬く、やや粗い特徴がある。黄白色でサクッとした歯ざわりを楽しむことができる。

3. 陸奥の選び方やおすすめの食べ方

おすすめの選び方

陸奥の果皮の色は、もともと桃紅色なので、果皮の色の濃さはあまり気にする必要がない。全体がほどよく桃紅色に色づき、お尻の方も確認して、緑色ではなく黄色っぽくなっていれば完熟しているサインだ。加えて、持った時に重量感のあるものであれば果汁がたっぷり含まれていて、味のバランスもよいだろう。大玉な品種ではあるが、あまりに大きいものは味がぼやけてしまう傾向があるので、ほどよい大きさのものを選ぶことをおすすめする。

保存方法

業者によるCA保存であれば、長期保存が可能ではあるが、家庭で保存する場合には、冷蔵保存で3~4ケ月を目安に保存するのがよいだろう。
暖かい場所での保存は鮮度の低下が著しいので、新聞紙などで1個ずつ包んでから、ビニール袋などに入れて、直射日光の当たらない涼しい冷暗所や野菜室で保存する。年間通して手に入りやすいので、本来は食べる時に購入するという方法がよいだろう。

おすすめの食べ方

舌触りが気にならないのであれば、栄養面から見ても、生で食べるのがおすすめだ。また、果肉が硬めで香りもよいので、加工にも適している。少し柔らかくなってしまったものは、ジュースやスムージーなどにしてもよいだろう。ただ、果肉が少し粗くもあるので、焼きりんごやアップルパイのフィリングなど、加熱調理にはあまりおすすめできない。

結論

栽培方法の違いによって、別の品種かと思えるほどに見た目が変化する、陸奥。見つけたら、2つのタイプを食べ比べてみるのもおもいしろいだろう。桃紅色の陸奥はもちろん美味しいが、絵文字りんごなど、目で見て楽しむことができる方法もある。高級品種なので、特別なイベントなどの際に、試してみるのもよいかもしれない。
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