このサイトは、画面を 
縦にしてご覧ください。

柑橘類の女王【水晶文旦】の特徴や選び方をチェック!

投稿者:
ライター 松崎茉莉奈(まつざきまりな)

監修者:
管理栄養士 藤江美輪子(ふじえみわこ)

2019年6月 5日

文旦の中でも高級品種として知られる「水晶文旦」。その美しい見た目と上品な甘さから、柑橘類の女王と呼ばれる。兄弟品種である土佐文旦に比べて酸味が少なく、糖度が高いので、流通量は少ないながらもファンは多い。今回は、そんな水晶文旦の特徴や選び方について紹介しよう。

1. 【水晶文旦】の特徴や由来

水晶文旦の主な産地は高知県で、ハウス栽培の高級文旦と言われている。水晶のように透き通った果肉をもつことから、水晶文旦という名がつけられた。見とれるほど美しい外見からわかるように、とてもデリケートな品種で、ハウス栽培でのみ栽培される。
肌触りのよい、なめらかな果皮とみずみずしい果肉が特徴だ。糖度11~13%と、文旦類の中で最も甘く、子どもにも食べやすい。

収穫したばかりの水晶文旦は黄緑色で酸味が強そうに見えるが、中身はしっかりと熟している。シーズンの終わりごろには黄色いものが出回っているが、黄緑色のものとほとんど味は変わらない。

2. 【水晶文旦】の旬や選び方

水晶文旦の旬は10~12月ごろで、次のことに注意して選ぶとよい。
  • 皮にツヤがあり、しっとりしているもの
    皮にツヤがあるものは、新鮮な証拠。表面が乾燥しているものは中の水分も抜けていることが多い。
  • ヘタが落ちたり、枯れたりしていないもの
    鮮度が落ちると、ヘタが取れたり、枯れたりする。
  • 持ったときに重みのあるもの
    果汁が多いものほど、手に持ったときに重みがある。
基本的には、食べごろのものが店頭に並ぶ。酸味が強い場合は、直射日光を避け、風通しのよいところに数日間置くと、酸味が抜けて甘みが増したように感じられるだろう。

3. 【水晶文旦】の食べ方

水晶文旦の中心に一周切り込みを入れ、切り込みから親指をグッと差し込んで、果肉と皮を剥がしていく。
アレンジする場合は、美しい見た目を損なわないゼリーなどにするとよい。
皮は、長崎を中心とした九州地方で有名な菓子、「ざぼん漬け」にするのがおすすめ。ざぼんとは文旦の別名で、文旦の皮の砂糖漬けのことである。

<水晶文旦のゼリー>

  • 粉ゼラチンをふやかして湯で溶いておく。水晶文旦の皮をむいて果肉を取り出し、種や袋、筋などを取り除いておく。
  • ほぐした果肉に水と砂糖を加え混ぜる。
  • 粉ゼラチンをそっと加え、ゆっくり混ぜる。
  • 器に流し入れ、冷蔵庫で2~3時間冷やし固める。

<水晶文旦のざぼん漬け>

  • ピーラーなどで水晶文旦の皮の黄色い部分を削ぎ、皮をむく。
  • むいた皮を好みの大きさ・形に切り、ひたひたの湯でゆでこぼす。
  • 粗熱がとれたら水気をしっかりと絞り、砂糖と水とともに鍋に入れ、汁気がなくなるまで煮る。
  • 粗熱が取れたら、グラニュー糖をまぶす。
そのままでも美味しいが、好みでヨーグルトなどに入れてもよい。

4. 【水晶文旦】と土佐文旦

水晶文旦の主な産地は高知県であるが、高知県の代表的な文旦には、この水晶文旦のほかに「土佐文旦」、「温室土佐文旦」がある。
水晶文旦とは兄弟的品種なので似ている部分も多いが、土佐文旦、温室土佐文旦にはそれぞれ以下のような特徴がある。

・土佐文旦

土佐文旦は露地栽培で、2~3月が最盛期。古くからある品種で、全国的にも広く知られる。
水晶文旦に比べて酸味はやや強いが、甘みとのバランスがよいことから根強い人気を誇る。

・温室土佐文旦

温室土佐文旦は、その名の通りハウス栽培。12~1月にかけてが旬で、水晶文旦と同じく見た目がよいので、年末年始の贈り物としても選ばれる。

結論

文旦の高級品種・水晶文旦について紹介した。贈答品としても人気が高くなりつつある水晶文旦は、高級品とあってなかなか見る機会の少ない柑橘類であるが、その美しい見た目と上品な甘さは、一度は味わっておきたいもの。ひとたび口にすれば、柑橘界の女王の虜になること間違いなしだ。
この記事もCheck!
\この記事をシェアする/    
\この記事をシェアする/    
  • Facebook
  • Twitter
  • Hatebu
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

おすすめ記事おすすめ記事

ページトップへ ページトップへ