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ニュージーランドとのハーフりんご【さんさ】って一体どんなりんご?

投稿者:ライター 亀崎智子(かめざきさとこ)

監修者:管理栄養士 南城智子(なんじょうさとこ)

2019年6月23日

誕生したのはニュージーランドで、成長したのは日本の岩手県という、ちょっと珍しいりんごである「さんさ」。収穫時期もほかのりんごに比べると早いが、どのように楽しむのがよいのだろうか。選び方や食べ方、保存方法などについて詳しく紹介したい。

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1. ハーフりんご、さんさってどんなりんご?

さんさはもともと、盛岡の試験場で準備された「ガラ」と「あかね」という品種をニュージーランドで交雑して作られた。最終的にもとの盛岡の試験場に種子が戻ってきて栽培され、1988年に品種登録されたりんごである。

数多くの地域で栽培されている品種

さんさはニュージーランド生まれ盛岡育ちのりんごということもあり、現在、その生産量の約50%は岩手県であり、全国でもっとも多い。しかし岩手県だけに限らず、青森県や秋田県、北海道などでも栽培されているので、比較的いろいろな地域で手に入れるチャンスがあるりんごでもある。

赤くて小玉なフォルムが特徴

さんさの特徴は、その見た目にもある。重さは200~250gほどと、りんごの中では小さめに分類され、円錘系が特徴。果皮は黄色地に鮮やかな赤色が染まっているので、真っ赤なりんごというイメージが強い。ただ、ほかの真っ赤なりんごに多いイメージがある油あがりによるワックス成分や果粉は、少ない印象である。

2. 赤くて小玉のりんご・さんさの味とは

さっぱり食べられる小玉りんご

さんさの糖度は13%前後、酸度が0.4%前後ということもあり、甘すぎず甘酸っぱさを楽しむことができるりんごといえる。蜜はほとんど含まれていなく、白い果肉は少しかためであるので、食べるとシャキシャキしており、とても歯切れよく食べることができる。蜜はないが果汁は豊富であるので、食べた時にはさっぱりとしているものの、ジューシーさも感じることができる。

りんごの中でも旬の早いさんさ

さんさは、収穫時期での分類によると早生種になり、その収穫時期の開始は8月下旬頃になる。そして、10月上旬頃まで収穫が続く。中でも1番美味しく食べることができるといわれている時期は、9月上旬から下旬頃。特にこの時期のさんさは、甘さと酸味のバランスがバツグンであり、みずみずしい食感も楽しむことができる。

3. さんさの選び方とおすすめの食べ方

真っ赤なものが食べごろサイン

さんさは比較的、色づきがよい品種であるので、どれも赤いことが多いが、その中でも全体が濃い赤色であるものを選ぶのがよい。お尻の方は赤くならない場合もあるので、黄色っぽくなっていることを確認できれば問題なく、食べて美味しいサインである。大きさはもともと小玉なりんごであるので、選ぶ時には大きさに関してはそこまで気にする必要はない。果汁が豊富に含まれるので、小玉ではあるが持った時に重量感のあるもの、果皮にハリがあるものを選ぶのもポイントである。

涼しいところでの保管が必須

さんさは早生種ということもあり、出回る時期がまだ暑いというのも特徴。そのため、基本的には常温では約2週間、冷蔵庫保存では約2ケ月といわれている。特に、常温保管では目安の期間よりも早く熟成しすぎたり、傷んでしまったりする危険性も高いので、できれば冷蔵庫保存がおすすめではある。常温・冷蔵にかかわらず、りんごは1個ずつ新聞紙などで包み、ビニール袋に入れてから保存することが、より日持ちを良くするためのコツである。

1番は生で食べるのがおすすめ

早く出回るりんごである、さんさ。みずみずしくシャキシャキした食感を楽しむためには、そのまま丸かじりをしたり、サラダやスムージーにしたりと、加熱せずに生で食べるのがよいだろう。しかし、保管温度によっては傷みやすいというデメリットもあるので、新鮮さがなくなった場合や大量にある場合には、加熱してジャムやコンポートに加工する、またはりんごバターなどに調理して、ヨーグルトやパン、ケーキなどに添えて食べるのも美味しいだろう。

結論

早い時期に収穫され、旬の時期も長くはないさんさは、出会えたらラッキー。小玉な品種なので、そのままかぶりつくことも可能だ。甘さと酸味のバランスがバツグンであり美味しいので、見かけたらぜひ手に取って食べるのがおすすめである。
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