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意外と高カロリーで要注意?ナツメグのカロリーと糖質を解説

投稿者:
ライター 藤本龍(ふじもとりょう)

監修者:
管理栄養士 平原あさみ(ひらはらあさみ)

2019年6月11日

ほかの食材の臭みを消したり、甘い香りを菓子作りに役立てたりといった使い方をされるナツメグ。普段何気なく使い、口にしているスパイスだが、その栄養やカロリーについて意識したことはあるだろうか。ここでは、ナツメグのカロリーや栄養価、糖質の量などについて紹介したい。

1. ナツメグは高カロリーでも、一度に使う量は少なめ

ナツメグのカロリーは100gにつき559kcalとなっている。これは、ほかのスパイスと比べても高めのカロリーとなっていて、ほかのスパイスと100gごとのカロリー量を比べてみても
  • クローブ......417kcal
  • 黒コショウ......364kcal
  • 白コショウ......378kcal
  • しょうが......365kcal
  • セージ......384kcal
  • タイム......352kcal
  • とうがらし......419kcal
  • オールスパイス......374kcal
とダントツでナツメグは高カロリーなスパイスであることがわかる。というのもナツメグはニクズク科の木の一種で、スパイスとしてのナツメグは、この木になる実の種を割って取り出した中身となっている。木が育つだけの栄養が詰まった部分ということもあり、栄養もカロリーもぎっしり詰まっているというわけだ。

同じスパイスの中でもとくに高カロリーのナツメグではあるが、香辛料として使う分には多くても数g程度。小さじ1杯分使うとすれば約2gで11kcalしかないので、気にするほどのことはないだろう。ナツメグは糖質も高めだが、カロリー同様使う量が少なければ糖質の絶対量も少ない。どちらかというとスパイスを加えた元の料理のカロリーや糖質を気にしたほうが賢明だ。

2. ナツメグに詰まった栄養と効能とは

ナツメグはカロリーが高いだけでなく、さまざまな栄養が詰まったスパイスだ。上手に使えばスパイスとして美味しさを引き立ててくれるだけでなく、健康にも嬉しい効果をもたらしてくれるので、ぜひとも覚えておこう。

ナツメグには銅が多く含まれている。銅はヘモグロビンに必要な鉄を運ぶ働きをしており、貧血に悩みがちな人は積極的に摂取したいところだ。また、銅は骨の形成を助けるとも言われている。

ナツメグに含まれているピネンは、消化や発汗を促してくれる。じつはピネンは胃腸薬の成分として使われる有機化合物でもあるので、胃が弱っていると感じた時はナツメグを料理に加えてみるのもいいだろう。また、ナツメグに含まれるミリスチシンには腸内環境を整えたり、食欲を増進させたりといった働きがあると言われている。夏バテした時や食欲がない時などは、ナツメグを上手に活用してみよう。

さらに、ナツメグには口臭の予防効果も期待できる。口臭の予防効果はオイゲノールという成分によるもので、ナツメグ以外にもクローブやローリエ、シナモンといったスパイスにも含まれている。抗菌や殺菌の効果もある成分なので、口腔ケア商品にオイゲノールが使用されていることも多い。

3. ナツメグの摂り過ぎには要注意!

このように、さまざまな効果が期待できるナツメグではあるが、摂り過ぎには注意が必要だ。というのも、ナツメグに含まれるミリスチシンは過剰な摂取をすると中毒症状が出る可能性があるからだ。

ナツメグは、スパイスとして普通に使っている分には、肉1kgに対して0.2~0.5gが適量だ。その10~30倍の分量を一度に摂取しなければ中毒症状は起こらないものなので、レシピに忠実に調理していればまずオーバーするような量ではない。あまり神経質に考えなくてもよいが、小さな子どもや妊娠中の女性は少量でも人体に影響が出る可能性があるため、料理をふるまう際は、ナツメグの使用は避けておいてもいいだろう。

結論

ナツメグは適量を守っていれば香りのよさだけでなく健康にもよいスパイスだ。肉のにおいを消すのに重宝するので、ハンバーグを作る時にはぜひ加えてみるといいだろう。ちなみに、ナツメグは木の実の種を割った中身を粉末にしたスパイスだが、その種皮を乾燥させたものはメースというまた別のスパイスとして使われている。ちょっとした豆知識ではあるが、覚えておくと披露する機会があるかもしれない。
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