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南アルプスでなく阿蘇や奥大山?サントリーの天然水の採水地

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 黒沼祐美(くろぬまゆみ)

2019年6月12日

南アルプスの天然水といえば、超定番のナチュラルミネラルウォーターだ。実は、この商品は現在東日本でしか取り扱われていないという。代わりに九州では「阿蘇の天然水」が販売されている。そして西日本では「奥大山の天然水」が販売されているという事実を東日本の人は驚きをもって迎えるかもしれない。今回はそれぞれの天然水の特徴などを紹介しよう。

1. 南アルプスの天然水

まず、南アルプスの天然水について説明する前に、市販の水の種類について説明しよう。

市販のペットボトルに入った水にはいくつかの種類がある。それはナチュラルウォーター、ミネラルウォーター、ナチュラルミネラルウォーター、ボトルドウォーターである。

◎ナチュラルウォーター

水源が決まっている地下水を使っていて、濾過、沈殿、加熱殺菌処理のみしたもの。

◎ミネラルウォーター

水源が決まっており、ミネラル分が含まれた地下水を使っていて、濾過、沈殿、加熱殺菌に加え、オゾン殺菌、紫外線殺菌、ミネラル分調整、ブレンド等されたもの。

◎ナチュラルミネラルウォーター

水源が決まっており、ミネラル分が含まれた地下水を使っていて、濾過、沈殿、加熱殺菌処理のみしたもの。

◎ボトルドウォーター

地下水を使っていない水、飲用に適した水。処理法の限定はない。
このなかで、南アルプスの天然水は、ナチュラルミネラルウォーターに分類される。地中のミネラルが染み出た地下水を、最低限の処理をした自然に近いものと言えよう。

このナチュラルミネラルウォーターができるまでには、海水が蒸発して空に上がって、雨となって森に降ってきて、地中に染みていき地下水となってボトリングできるまで、約20年かかるのだという。

1991年の発売以降、商品が順調に売り上げを伸ばしてきたため、安定供給のために採水地を他にも確保することになったのだそうだ。

南アルプスの天然水は、南アルプスの中でも北部の甲斐駒ヶ岳を望む北杜市白州町を採水地としている。

南アルプスの天然水の硬度は約30で、「すっきりとキレがよく、さわやかな清涼感のある味わい」が特徴である。

なお、パッケージに描かれているのは、甲斐駒ヶ岳で、そこに黄色い花のフクジュソウと青い鳥ルリビタキが描かれている。

2. 阿蘇の天然水

2003年に九州エリアで阿蘇の天然水の販売が始まった。

熊本県上益城郡嘉島町が採水地である。「水の郷百選」にも選ばれた町で、町内には湧き水が数十か所から湧き出ている。

阿蘇の天然水の硬度は約80となっている。南アルプスの硬度30と比べてよりミネラルを多く含む。「口当たりがよく、まろやかな味わい」とされている。

パッケージの山は阿蘇山(熊本県)で、黄色いユウスゲの花が描かれている。青い鳥オオルリは、南アルプスの天然水のものより色が濃いように見える。

3. 奥大山の天然水

2008年に西日本エリアで奥大山が発売開始となった。

採水地は、標高1,709mの奥大山がある鳥取県江府町。ブナの森が広がっている。

奥大山の天然水の硬度はおよそ20で、南アルプスの天然水の硬度30より低い。そのため「口当たりがやわらかく、ある種、甘いといってもいいくらいの水のおいしさを感じさせる」のだとか。

パッケージの山は大山(鳥取)で、黄色いダイセンスミレの花が描かれている。青い鳥オオルリは、阿蘇の天然水のものと同じように見える。

4. 第四の天然水?

南アルプス、阿蘇、奥大山の3つの採水地による「サントリー天然水」は、2016年、2017年に年間販売数量が1億ケースを超えた。そして2018年も売り上げの伸びが見込まれるなか、第四の採水地が発表された。

安定供給のため、60か所以上の候補から選ばれたのは、北アルプスの麓に位置する長野県大町市。この地域は、市内の水道が湧水なのだという。

第四の水は、「適度なミネラル分を含み、クセがなく、すっきりとした飲み心地」ということで、2020年末稼動予定となっている。

結論

南アルプスの天然水は、天然資源で限りあるもののため、安定供給のために他の地域に水源を求めた。東日本に住む人は、出張や旅行で西日本や九州を訪れる際、ご当地のサントリーの天然水を試してみるのもいいだろう。
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