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夏が来る前に知っておきたい!スイカの名産地と種類

投稿者:ライター 松崎茉莉奈(まつざきまりな)

監修者:管理栄養士 南城智子(なんじょうさとこ)

2019年6月23日

夏になると食べたくなるのがスイカ。シャリシャリとした食感とみずみずしい果肉が、うだるような暑さを吹き飛ばしてくれる。最近では、黄色い果肉のクリームスイカや種無しスイカなど、種類も豊富だ。そこで今回は、スイカの代表的な産地や種類について紹介しよう。

1. スイカはどんなもの?

スイカはウリ科スイカ属の植物で、ツルを伸ばして成長し、黄色い花をつける。西の国・ウイグルから伝わったウリという意味から、漢字で「西瓜」と書くようになったといわれている。日本では「水瓜」と書くこともあるが、あまり一般的ではない。また、水分を多く含むことから、英語では「Watermelon(ウォーターメロン)」といわれる。

スイカの栄養

スイカにはカリウムやシトルリン、β-カロテンなどが多く含まれている。よく知られているように、カリウムには余分な塩分を排出する作用があるといわれる。シトルリンには血管を拡張し血流を促進する作用が期待でき、β-カロテンには皮膚や粘膜の健康を維持する働きがあるといわれている。

スイカは果物?野菜?

一般的に果物として知られるスイカ。しかし農林水産省の位置づけでは、スイカは野菜なのだ。農林水産省では、約2年以上栽培する草本植物及び木本植物のうち、果実を食用とするものを果物としている。したがって、苗を植えてから約1年でできるスイカは野菜とみなされる。このように一般的には果物とされているが、実は野菜に分類されるものには、ほかにメロンやイチゴがある。反対に、あまり果物としては認識されていないが、栗や梅は分類上、果物とされる。

2. スイカの原種や特徴

原種について

スイカの起源はアフリカといわれているが、具体的にどの地域が発祥となるのかは、専門家の間でも意見が分かれるところである。
しかし、3000年以上前のエジプト・ツタンカーメン王の墓や、さらにはそれ以上前に存在していた集落からスイカの種が見つかっていることなどから、スイカには5000年以上の歴史があるとされている。

日本におけるスイカの歴史

日本におけるスイカの歴史についても見解はさまざまだが、江戸時代には黒皮のスイカが栽培されていたといわれている。明治時代には海外から多くの品種が伝わり、現在に至るまでさまざまな品種改良がされている。

スイカの特徴

大玉で、深い緑色に黒色の縞模様がある外皮と、赤い果肉をもつものが最もポピュラー。最近では小玉のものや黄色い果肉のものもあり、種類もさまざまだ。縞模様がくっきりしており、ハリとツヤがあるものが美味しいとされる。味はシャリシャリとした食感と、みずみずしい果肉が特徴。水分は多いが糖度が高く、甘みが強い品種も多く開発されており、古くから日本人に愛されている。

スイカの名産地

スイカは産地によって、その特徴もさまざま。産地を見て購入するという人もいるほどだ。
スイカの名産地を代表品種とともに、2017年の生産量順に紹介しよう。

第1位 熊本県 - 熊本すいか(中でも「植木スイカ」が有名)
第2位 千葉県 - 富里すいか、八街(やちまた)すいか
第3位 山形県 - 尾花沢すいか
第4位 鳥取県 - 大栄西瓜、がぶりこ
第5位 長野県 - 松本ハイランドすいか

3. スイカの代表的な品種は?

スイカといえば大玉で、深い緑色に黒色の縞模様がある皮と赤色の果肉、無数の黒い種があるのが一般的である。しかし近年は、大玉のほかに小玉スイカやクリームスイカ、種無しスイカなど、さまざまな種類のスイカが栽培されている。

大玉スイカ

一般的なスイカ。通常5~7kg程度だが、中には10kgを超えるものも。全国的につくられている「祭ばやし」シリーズや、熊本や鳥取で早出し品種として出荷される「春のだんらん」シリーズなど、種類も多い。大玉スイカの中でも日本一の大きさを誇るのは「入善ジャンボ西瓜」。ラグビーボール型で、大きいものは30kg近くになるという。

小玉スイカ

重さ1~2kg程度の小玉スイカは、少人数でも食べられるので人気が高い。皮が薄く、糖度が高いのもファンが多い理由の1つだ。最もよく栽培されるのは「ひとりじめ」。甘みの強い「姫甘泉」も人気である。

クリームスイカ

黄色い果肉をもつスイカを、クリームスイカまたは黄色スイカという。薄味のものが多かったが、近年は赤肉スイカと変わらないほど、糖度が高いものが栽培されている。目を引く見た目から、赤肉と併せてカットフルーツにして販売されることも多い。「イエローBonBon」「オレンジハート」などの品種がある。

種無しスイカ

初めに種無しスイカが開発されたのは、昭和20年代。食べやすいのでカットフルーツにも最適だ。赤肉の大玉スイカ「たべほうだい赤王」や、シイナ(白い未熟な種子)が小さく食べやすい「ほお晴れ」などがある。このほかにも、「ゴールド小町」などの黄色い皮を持つものや、「サマーグランドオレンジ」などのオレンジ色の果肉をもつスイカもある。

結論

今回は夏の風物詩・スイカについて紹介した。一口にスイカといっても、その種類はさまざま。自分の好みに合ったスイカを探してみるのも面白い。また、スイカは中心部ほど甘いので、切り分けるときは全部に中心部が含まれるようにすると、みんなが美味しく食べられる。今年の夏は、いつもと違ったスイカの味わい方をしてみてはいかがだろうか。
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