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和歌山県が誇る新いちご【まりひめ】はプレミアムな美味しさ!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 南城智子(なんじょうさとこ)

2019年6月21日

2010年に、和歌山県がオリジナルいちごとして発表した「まりひめ」。和歌山県といえば、ミカンを思い浮かべがちだ。まりひめは新しい品種だというのに、すでに和歌山県を代表するいちごになっている。現在は和歌山県内でしか栽培されていないブランドいちご、まりひめの魅力を探っていきたい。

1. 和歌山県のブランドいちご「まりひめ」

和歌山県のいちご栽培

和歌山県のいちご栽培は、昭和30年頃からと比較的後発だ。メイン品種は、長崎生まれの「さちのか」である。いまだ栽培の70%を占めるさちのかは、品質に優れた人気品種で、市場評価も高い。しかし晩生種で、収穫時期が12月下旬からと遅いのだ。日本で一番いちごを消費する、12月に間に合わない。また、品質はよいのだが、収量が少なめでなかなか収益があがらないことが難点であった。そこで、早生種で収量の多い、さらに品質のよい新しいいちごを生み出す必要性がでてきたのである。

まりひめ誕生

まりひめの開発は、県が主導となって行われた。求められる性質を持った早生種である「章姫」と、栽培実績のあるさちのかを掛け合わせて、オリジナルの品種が生まれたのだ。「まりひめ」の名前は、和歌山県の郷土伝統工芸「紀州てまり」から。紀州てまりは、ご存知の方もいるだろうが、とても繊細で美しい。このてまりのように、親しまれ愛される存在になってほしいという願いが込められている。

2. まりひめの旬と味わい

旬の時期

まりひめの収穫時期は、親であるさちのかよりも2週間ほど早い12月上旬。4月頃まで市場に出回っているが、特に美味しく食べられる旬の時期は1~3月といわれている。

味わいは?

まりひめの特徴としては、章姫の血統が強く出ているようだ。縦長の円錐で大型、さらに粒ぞろい。外皮の色は明るい朱色、ガクの方まできれいに赤く染まっている。果肉も硬めで赤いので、カットしてケーキの飾りにしてもヘタらず、見栄えがする。味は甘みが強めだが、少しの酸味もある、深みのある甘さとなっている。完熟しているまりひめは、全く酸味を感じないほど甘みが強くなることも。滴るほどの甘い果汁がたっぷりだ。

3. まりひめの中でもプレミアムないちご「鞠姫様」

和歌山県内でしか流通していない、希少種のまりひめのなかでも、さらに希少なまりひめがある。「鞠姫様」との愛称を受けた、まりひめ生産量のなかで、わずか0.1%しかないという特別あつらえだ。

鞠姫様の栽培法は?

まりひめプレミアムという、大きさや食味で一定の基準を定め、三か月間の期間限定品としている。せっかく改良して収量性をあげたのに、鞠姫様は、ひとつひとつの品質を上げるために花の数を調整して少なくする。そして、時間をかけてゆっくり熟成させるのだ。いちごを育てるハウス内は、温度を28度前後に設定するが、鞠姫様は22度ほど。低温で育ついちごは、自らの力で甘くなる。これは寒じめ栽培にも似ている。

安全・安心にもこだわって栽培

また、減農薬にもこだわっている。いちごは子どもにも人気の高いフルーツなので、できるだけ安心できるものを届けたいという思いからだ。虫がついたり病気にならないよう、ひたすら手をかけて育てている。そのほか、地元の有機堆肥、きれいな水など、こだわりのつまった鞠姫様は、平成28年から生産出荷されている。まだまだ知名度は低いので、入手するなら今のうちかもしれない。

結論

和歌山県のほかでまりひめを食べることは難しいが、運が良ければ「フローズンまりひめ」や、県内限定で、まりひめスィーツを味わうことができる場所もある。機会があれば足を運んでみるのも楽しいだろう。ちなみに、「まりひめ」という柑橘類もある。こちらは愛媛県の特産物である。こちらも丸くてかわいいが、いちごのまりひめとは関係がないようだ。
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