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意外に相性バツグン?トマトの味噌汁の美味しい作り方

投稿者:
ライター 藤本龍(ふじもとりょう)

監修者:
管理栄養士 児玉智絢(こだまちひろ)

2019年7月14日

日本の食卓には欠かせない味噌汁。冷蔵庫を覗いて目に留まった具材を入れるくらいの気楽さで作れてしまう味噌汁だが、味噌汁にトマトを入れたことはあるだろうか。あまり耳なじみのない組み合わせではあるが、トマトの味噌汁は酸味が効いていて意外と美味しいことで知られている。ここでは、そんなトマトの味噌汁について紹介したい。

1. 意外性ナンバーワン!味噌汁にトマトは意外と合うんです

家庭の数だけ異なる味がある味噌汁。出汁の取り方から味噌の種類、具材選びまでその家それぞれの違いがあるが、中でも味噌汁にトマトを入れるとなるとひときわ異彩を放つ存在のように思える。

しかし、その味は意外にも美味しく、トマトの味噌汁は、トマトの酸味がほどよいアクセントとなってさっぱりとした味わいが楽しめる一品として好きな人は好きな組み合わせだ。

そもそも味噌は日本古来から伝わる万能調味料。合わない食材はないといっても過言ではないほどにさまざまな取り合わせが可能な味噌と、世界中でさまざまな調理方法で親しまれているトマトの相性が悪いはずもない。確かに酸味の効いた味噌汁の味は斬新で初めは驚いてしまうかもしれないが、慣れてくるとその酸味もまた美味しさに感じられるようになるはずだ。

2. ちゃんとした根拠あり!味噌汁にトマトが合う理由

トマトの味噌汁が美味しいのには、きちんとした根拠が存在する。味噌汁に欠かせないカツオや煮干しといった出汁は、イノシン酸という旨み成分が元となっている。このイノシン酸は昆布出汁に含まれるグルタミン酸と合わせることで旨みが何倍にも跳ねあがることが知られており、合わせ出汁の美味しさはこの旨みの相乗効果によるものとなっている。

しかし、グルタミン酸を含んでいるのは昆布だけではない。勘のよい方はお気付きかもしれないが、何を隠そう野菜の中でもとくにグルタミン酸を豊富に含んでいるのがトマトなのだ。

つまり、カツオや煮干しの出汁がベースの味噌汁にトマトを加えると、昆布との合わせ出汁で作った味噌汁のような豊かな旨みが味わえるようになる最高の組み合わせなのだ。出汁を味わうために味噌汁を飲むという人にはぜひ試してもらいたい。

とはいえ、味噌とトマトの酸味がなじみのない取り合わせなのは確か。どうしても酸味が気になるという場合はフルーツトマトなどの酸味の少ない品種から試してみるとよいだろう。

3. 地域性もあった?トマトの味噌汁が食べられている場所

味噌汁に入れる具材には地域性もあり、ご当地ならではの味噌汁の具というものも数多く存在している。じつは、トマトの味噌汁もそのひとつで、一部の地域ではメジャーな取り合わせとなっているようだ。

たとえば熊本のようにトマトの生産量が多い地域では、トマトの味噌汁は比較的一般的に食べられている。美味しいトマトが手軽に多く手に入りやすい名産地だからこそ、味噌汁をはじめとした、一見意外ながらじつは美味しいトマト料理も多く広まっているのだろう。

4. トマトの味噌汁を作るならこれも一緒に入れてみて!

せっかくトマトの味噌汁に挑戦するなら、その美味しさを存分に味わってもらいたい。そこで、トマトの味噌汁がより美味しくなるような具材をいくつか紹介していこう。

先述の通り、トマトの味噌汁の美味しさはイノシン酸とグルタミン酸の相乗効果によるものである。そのため、出汁はトマトと同じグルタミン酸ベースである昆布ではなく、イノシン酸ベースのカツオや煮干しから取るとよいだろう。

トマトの味噌汁を美味しくするアイデアとしては、セロリやズッキーニ、ベーコンといった洋風の食材と一緒に煮込んで味噌汁を洋風にしてしまうことだ。風味づけにオリーブオイルを使うのも悪くない。イメージとしては、トマトだけが洋風の味わいで浮いてしまうなら洋風の食材を増やしてバランスを取るといった形だろうか。

複数の具材の中にトマトを混ぜるというアイデアであれば、豚汁の具にトマトを加えるというのもよい。ゴロゴロとたくさんの具材が入った豚汁の味わいを、トマトの酸味が上手にまとめてくれることだろう。

結論

トマトの味噌汁は意外性が高いものの、じつは相性バツグンの組み合わせだ。この記事を読んで少しでも興味がわいたのであれば、ぜひ一度試してみてもらいたい。ちなみに、トマトは火が通りやすいのであまりじっくりと煮込んでしまうと水っぽくなってしまう。トマトを加えるのは最後にし、形が崩れない程度で味噌を加えてさっと仕上げるのがポイントだ。
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