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老若男女問わず愛される【りんご】の特徴や品種を解説

投稿者:
ライター 松崎茉莉奈(まつざきまりな)

監修者:
管理栄養士 南城智子(なんじょうさとこ)

2019年7月 9日

旧約聖書アダムとイヴの神話に登場する、禁断の果実のモチーフとしても描かれることのあるりんご。古くから世界中で親しまれる果物で、世界全体の生産量もトップクラスだ。今回は、そんなりんごの種類や特徴、代表的な品種などについて詳しく紹介しよう。

1. りんごってどんなもの?

りんごはバラ科リンゴ属の植物で、白色や薄紅色の花をつける。果実は一般的には赤色で丸く、甘みと酸味のバランスがよい果物である。生食はもちろん、ジャムやジュースなどにも加工される。

りんごの栄養

りんごにはさまざまな栄養素が豊富に含まれており、欧米では「1日1個のりんごは医者を遠ざける」ということわざもあるほど、古くから人々に重宝されてきた。実際にカリウム、食物繊維などが多いことが分かっている。食物繊維は皮にも含まれるため、皮つきのまま食べることをおすすめする。

CA貯蔵法

りんごの旬は主に秋だが、店頭では年中その姿を見かける。それは、長期保存しても品質や風味が落ちないCA貯蔵法を導入しているからである。CAとはControlled Atmosphereの頭文字で、直訳すると「調節された空気」である。つまりCA貯蔵法とは、収穫後のりんごの呼吸を抑制するために空気中の酸素や二酸化炭素、窒素を調節して鮮度を保つ方法のことである。これによって、季節を問わず美味しいりんごを食べることができるのである。

2. りんごの原種や特徴

りんごの原種

人類が口にした最古のフルーツと言われる、りんご。最初に栽培されたのは約8000年前の新石器時代、トルコといわれている。りんごの原産地はコーカサス地方、中国・天山山脈であるとされ、そこからヨーロッパ、アメリカへと伝わった。日本には平安時代、まず観賞用としてやってきた。現在食べられている西洋りんごが流通しだしたのは明治時代初期で、昭和30年代ごろから日本独自の品種が栽培されるようになった。

りんごの特徴

一般的には、赤い果皮と薄い黄色の果肉をもつ。甘酸っぱい味とシャキシャキとした歯ごたえが特徴。お尻の部分が一番甘いため、縦方向にくし形切りにするのがよい。りんごは加工しやすい果物でもあり、ジュースやジャムなどのほかに、お酒(シードル)、りんご酢なども作られる。

りんごの産地

りんごの産地として有名なのは、青森県と長野県。全国の収穫量1位、2位を誇る。りんご王国とも呼ばれる青森県では「つがる」「陸奥」「トキ」など、全国的にも有名な品種が開発されている。長野県のオリジナル品種としては「秋映(あきばえ)」「シナノゴールド」「シナノスイート」が知られており、長野県のりんご3兄弟といわれている。

3. りんごの代表的な品種は?

ふじ

りんごの代表的な品種。日本だけでなく、なんと世界でも最も生産量が多いのだ。世界中から愛されるふじは、見た目や味はもちろん、食感や保存性など、どの部分をとっても優れているバランスのよい品種である。ふじの中にも種類があり、太陽の光をたくさん浴びた「サンふじ」や、袋がけして栽培された保存性のよい「(有機栽培)ふじ」、普通のふじより早い時期に収穫される「早生ふじ」などがある。

つがる

青森県のオリジナル品種で、日本国内の生産量はふじに次ぐ第2位。サクサクとした食感が特徴で、みずみずしい。ふじと同じく、太陽の光を直接浴びた「サンつがる」がある。

王林

黄緑色のりんごといえば王林。果肉はやわらかめで、豊かな香りがある。表面にそばかすのような粗い果点が入ることから、「そばかす美人」などと呼ばれることもある。

ジョナゴールド

ジョナゴールドは、アメリカで開発された品種。実際の果皮の色は黄色だが、鮮やかな赤色に着色されている。甘味と酸味のバランスがよいのが特徴。表面はベタベタしやすいが、これは人工的なワックスではなく、りんごから分泌されるもの。身体に害はなく、むしろ完熟の証でもある。

シナノスイート

シナノスイートは長野県のオリジナル品種で、ふじとつがるを掛け合わせたもの。果実は大きく、こちらもジョナゴールド同様、赤色に着色される。酸味が少ないので、濃厚な甘さを感じることができる。

紅玉

深い赤色で小ぶりなのが特徴。果肉は固めでやや酸味が強いため、製菓用に適している。レシピによっては、紅玉を指定しているものもあるほどだ。

結論

世界中で愛される果物・りんごについて紹介した。すりおろして食べることもできるりんごは、乳児の離乳食や高齢者の嚥下食などにも使われ、幅広い人に食される。現在では年中店頭で見られるようになったりんご。その品種にも注目して選んでみてはいかがだろうか。
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